Press "Enter" to skip to content

日: 2008年1月27日

株を辞めてしばらくだが、ひさびさに株を買う。
予想としては、今年後半まで株が低下し続けると思っているので、今が買いなのかはかなり微妙だ。
ただ、まあ安いので、ちょっとした衝動買いである。
少し話は変わって最近の株安で意外だったのは円高である。
有事の円高とまで言われているようだ。
たしかに、ドル安と、ユーロがなぜか連動する。
でなぜか円が高くなるようなのだ。
まあ一時的なものなのかもしれないが、これはちょっと面白い傾向だと思う。
現在米国の力の衰とともに、脱ドルが進んでいる。
個人的にはやはりユーロにシフトしていくべきだと思うが、ロシア、インド、中国の動きもあるし、ドルがそのままユーロにシフトするという事もでもなさそうである。
日本は日本でアジアには日本円を広めるべきだし、それとともにアジア共通通貨を作る必要もあると思う。
WBSで伊藤洋一がバーチャルなお金が基軸通貨になるのではというような事を言っていた。
私は、この話はまったくもって意味不明だが、他にも同じような話は聞いたことがあり、もしかするとそういう構想が密かに進行しているのかもしれない。
でどの部分が意味不明かというと、「バーチャルなお金」という言葉である。
電子的な通貨という事だろうか?
仮にそうだとして、そもそも通貨というのは、国家などにより価値を保証された貨幣の事であって、誰かがその価値を保証しなければ成立しない。
例え、世界銀行な所が発行するにしても、それはバーチャルなお金じゃなくて、その他の通貨と同様にその価値を保証したものでなくてはならない。
少なくともそれを保証するものが、紙なのか、電子的なものかどうかは重要ではない。
あるいはそれ以外の意味でのバーチャルなお金とは一体なんだろうか?
逆にバーチャルじゃないお金ってなんだ?という話である。
思うに今、世界中でドルの売り逃げが必要になってきている。
しかし、みんながドルを売り始めると、最後までドルを持っていた人は大損をする。
下手すれば国家的な大損失を招くことになる。
つまりドルは他人に悟られない様に、こっそり売らなければならない。
偉い人が公の場で我が国はドルにシフトさせますなんぞ、言った日にはドルは暴落し、損するのは自分である。
他国に悟られない様にこっそり、着実に行う必要がある。
全面的にドル売りを仕掛けて、その上で「基軸をドルにすると発表する」という方法はあるかもしれないが、そんなことしたらさすがに殺されそうだ。(笑)