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月: 2012年10月

ReBORN

トヨタのCMだがここのところ、社会的メッセージを含んだCMシリーズが続いていると思う。
例えば「ReBORN」シリーズは、トヨタの復活と震災復興からの日本の再起をかけた、「がんばろう日本」的なCMという見方もできるだろうが、同時に日本の社会構造に対し「ReBORN」せよという意味にもとれると思う。
他にも、「免許を取ろう」シリーズは、自動車買って欲しいけど、とりあえずその前に免許とってよという、表向きのメッセージとは別に、
「大人 になったが免許は持ってない のび太」を今の日本の若者と重ね合わせ、批判している部分もあるのかもしれない。
今、トヨタのような日本発のグローバル企業には、「1.日本を捨てて生き残る」「2.日本を変えて復活する」「3.日本と運命をともにする・日本の中で生きられるだけ生きる」という選択が時々脳裏をよるのではないだろうか?
「1.日本を捨てて生き残る」は考えにくい事だが、グローバル企業としては必要な覚悟だと思う。
「2.日本を変えて復活する」一企業が日本を変えるなどは、困難だろうが、駄目元でも試してみるのはありだと思う。
「3.日本と運命をともにする・日本の中で生きられるだけ生きる」は、多かれ少なかれ日本企業や日本初の企業の宿命だと思う。
「これから俺、どんどん世界に出て行っちゃうし、日本なんて知らないぜ」という楽天的?なのりの企業も複数あれども、現状うまくいっている例はあまり聞かない。
話を、ReBORNに戻して。
なぜ今生まれ変わる事が必要なのだろうか?
これまでの延長じゃ駄目なのだろうか?
ケース1:40歳定年制
最近どこから出て来たのかは知らないが「40歳定年制」という話がある。
40年も経過すると企業も、世界も変わっている(40年前の社会はどうだったか、40年後の世界はどんなだろう?)、「今のレールに40年後がないとしたら?脱線してから困るより、はじめらから40年後新しい線路で走る事を考えたほうがいいのではないか?」という一つの考え方としてありだと思う。
実際の所それは単純ではないが、かといって今の世界を見て40年後に今の延長にレールがあるとは思えない。
ケース2:この星の生き物について
この星では、ネズミのように、短期間で増殖する生き物と、樹木のようにいったん芽を出した所に根を張って長年生き延びるという異なる生存戦略が存在する。
それは、いいかえると、変化に耐える生き方と、変化に応じて生きるという事なのかもしれない。
ケース3:デフォルト(債務不履行)・破綻
JALは破綻し、株券を紙切れにすることで、復活を遂げた。
国のデフォルトも回避すべき事ではあるが、その一方でいったんリセットをすることで、
健全化を図るという考え方も、時として必要なのかもしれないと思う。
駄目な企業やサービスを、税金ずぶずぶで延命するのと、破綻させ資本主義的に、
リセットさせるのとどちらが健全だろうか?
まとめると、ReBORNすべきなのか否かに答えはない。
ケースバイケースの場合もあれば、同じケースでも手法の違いであってどちらの方法でも
同じ結果がもたらされる場合すらある。
私自身の検討事項として、今あるのは、第二の人生(セカンドライフ)や、第三の人生をどうとらえるかという課題がある。
自分の中では、すでに第二の人生であるつもりなので、次は第三の人生、
何を継続して何を捨てるべきか、目下の課題である。

Macbookに飲みものををこぼした場合の対処法

コーヒーをこぼして起動しなくなった友人のMacbookを分解してみたので、教訓メモ。
(浸水したら復活できる保証はないので、自己責任でお願いします。)
まず最も大事な事は、飲み物をこぼさない事である。
で、こぼしてしまった場合すること。
1.速やかに電源ケーブルを外す
2.速やかに、本体を浸水エリアから隔離する事
3.強制終了
4.外部からできるだけ水分を拭き取る
5.できるだけはやく裏蓋を外し浸水状況を確認
6.まったく浸水してないようであれば、OK
浸水が見られる場合は完全に乾燥するまでには電源を入れない事
7.浸水が見られる場合は、バッテリーを外す。
 きれいな布で表面の水分を除去。ドライヤーか扇風機など冷風にて乾燥。(熱風注意)
8.とにかくデータが重要な場合は、HDDを取り外し外付けのHDDとして別のパソコンを使用し
 データのバックアップを取ろう。
9.あとは本体(浸水箇所)をとことん乾かす。直射日光や、高温で乾かすのはNG。
保証期間内の故障であれば、自分で分解して保証対象外となってしまうより、修理に出して
部品を交換してもらえばよいだろうが、パソコンの水没は、一般的には保証対象外なので、
ともかく自力で救出するのが一番だと思う。
これらをスムーズに行う為には用意しておきたいもの
・きれいな布、ティッシュ、綿棒。
・精密ドライバー
 ネジ穴にぴったり合わないものはNG、合わないものを無理にまわしネジ穴が駄目になると
 最悪なので、ちゃんとサイズが合ったドライバーが必要だ。
・エアダスター
 逆さにすると液体が出る場合があるので注意、あくまで圧縮空気でホコリを飛ばす為に使う。
・ドライヤー
 冷風の方が良いと思う。温風は高温に注意。
・エタノール
 油分、糖分を含むもの、塩分が付着した場合に使用(ただし浸水注意、重傷の場合使う)
・蒸留水
 糖分を含むもの、塩分を含むもの、コーヒー、ワインなどをこぼした場合、拭き取るだけでは
 除去できない場合に使う。(安易な使用は危険、重傷と判断した場合にのみ使用)
・2.5inch 外付け HDDケース(たぶんコネクタはSATA)
 HDDの浸水がない場合は救出して、データを読み込むのに使用できる。
大事な事は、こぼしたら即座に水分を取り、浸水の可能性がある場合は裏蓋をはずし、
浸水がない事を確認できるまで、電源を入れない事である。
浸水した場合は、バッテリーを外し、とにかく乾かし、入念に乾かすしかない。
ポイント
・裏蓋はできるだけ、はやく外して浸水状況を確認しよう。
 浸水してしまった場合、すぐに乾かさないと錆びてしまう。
 乾かす処置を後回しにしてしまうと、救出できる確率は下がってしまう。
 浸水があった場合はどこのパーツに浸水があったか覚えておこう。
・浸水している可能性がある状態で電源を入れるのはNG
・HDDのデータがとにかく重要で本体は大して重要ではない人は、
 とにかく裏蓋をあけHDDを取り出してやればひとまず安心だ。
 キーボードにせよ、本体裏に飲み物をこぼしたにせよ、ちょっと飲み物をこぼしたぐらいでは、
 HDDまで浸水することは少ないだろう。
 もっともそんな重要なデーターならちゃんとバックアップを取っておけばよいという話だが…。
最後に
十分な資金があり、尚かつデータのバックアップがあれば、浸水しようが、水没しようが、新しい本体を
買い直せばOKです。
追記:
スマフォの水没では、乾燥剤などを使った復活術や商品があります。
ノートパソコンは、サイズが大きいのでどこまでいけるかは分かりませんでが、乾燥剤系の復活法も
駄目元で試してみるのもよいかもしれません。
更に、よくこぼす人向けのアイテムを2つ紹介
wow cup
MIGHTYMAG