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月別: 2016年7月

テロとの戦い

近年テロが増加しているように見える。
主な原因は、イラク戦争により「イスラム国 (IS)」が生まれた事とされている。
そもそもテロというのはどんな目的のために行われるのだろうか。
報復、活動資金の獲得、宣伝。
地球温暖化により、砂漠化、豪雨、水不足などの災害が増え、貧困が紛争を招き、
テロ増加させる要因とも言われるが、
中東を中心として広がりつつある、最近のテロの多くは、ISの影響が大きいのではないだろうか。
そういう意味で考えると、中東のテロは、石油の支配と、それに付随する権力争いが、
宗教的な対立や、格差問題や、政治的な対立が、紛争をもたらし、その中での自爆テロなどが
繰り広げられているように見える。
一方での、アメリカの銃乱射、ロンドンの同時爆破事件(2005)、パリの同時多発テロ、ブリュッセル連続テロ事件(2016)など、欧米諸国でのテロを見ると、アルカーイダや、ISILなどの活動によるものもあるが、
中東の宗教や、紛争とは別の発生経路でのテロというのが含まれているように思う。
端的に言うと、自分探しの過程で、自己表現としてテロを行うパターンが存在しているように見える。
そういう意味では、中東とそれに介入する政治的な文脈で発生するテロと、欧米で自分探し的な
若者が自発的にテロを行ったり、既存のテロ組織に感化されてテロを行うのは、わけて考える
必要があるのかもしれない。
■テロはどこで生まれるのか
中東の政治情勢から派生して活動しているテロリストの拠点はたしかに中東でイスラム圏が中心になっている。
しかし、テロというのは、本来何処か特定の場所に存在していて、それがどこからか飛来してくるのではなく、
がん細胞のように、なんでもないような個人や、組織が、感化もしくは組織化して破壊的行為を行う。
だから、日本がテロの危険を減らしたいのであえば、単純に外的から身を守る的な発想だけではなく、
内部から発生したテロ因子を早期に発見して、早期対応する事も重要だと思う。
■テロを防ぐ
比較的治安のよいエリアで、テロを防ぐには、国家権力でもって、外から入ってくる危険分子を監視し
排除することに加え、インターネットなど越境メディアを通じて、国内で発生する危険分子を監視する必要がある。
■アメリカ
・アメリカ国内で銃規制を行うべき。(銃乱射事件などを防ぐため。)
・中東の政治安定の為には、軍事的にではなく、経済的な支援に重きをおくべき。
■中東
・中東の紛争を鎮火させるためには、中東の権力構造 の安定化が必要。
■ロシア
・中東情勢に軍事的に関与しているアメリカとロアシアが今後どう動くかで、
中東を拠点とするテロ組織の活動に変化をもたらすだろう。
中国は、自国に被害が飛び火するまで静観だと思うが、いつまでも対岸の火事とはいかないだろう。
■テロ対策とプライバシー保護
テロリストにとってみるとテロの準備が察知されてしまうと、阻止されかねない。
そういう意味では、プライバシーがないほうが、テロのリスクは低下する。
国家機関が個人の情報を管理するのが良いかというとそういうわけではない。
ある一定の基準で対象となった場合に、強化された監視が働くようなシステムが必要だと思う。
プライバシーの問題を省けば、技術的には危険人物をマークすることが可能な状態だと思う。
しかし問題は、事件を起こす前に警察は動けないという事である。
未来の事件をどう取締まるか。
テロを未然に防ぐためには、前科がなくても、一定条件のもと、監視や隔離を発動できるようにしなければならない。