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月: 2019年1月

2019年予測

すでに始まってしまったが、2019年についての予測。

キャッシュレス
やや目標的観測にはなるが、昨年末に続き、キャッシュレス化は一気に増えると思う。
現金主義も根強いのでどこまで進むかは不明だが、ここ数年でのキャッシュレス化の速度はあまりにゆっくりなので、今後1、2年は勝負だと思う。

ちなみに、暗号資産こと仮想通貨は、もう一段階縮小するだろう。
マイニングも失敗し、現状のハッキング耐性を見る限り、実用レベルには一歩及ばず、という事になりそうだ。
理論上のセキュリティが確保できていても、運用レベルでそれを確保するのが難しければ、実用レベルとは言えない。
匿名性はひとまず犠牲にして、利便性と、悪用防止対策を強化したものが現れたら、再度利用を検討しても
よいかなと思っている。

経済・政治
政治的に考えると、国内外の要素からして、今年はかなり、リスクの高い一年となりそうだ。
猪突猛進した場合は、確変でうまくいく場合と、大損をするパターンに分かれそうだ。
チャンスがきたら、すぐさま乗れる用意しておくと良いと思う。
ただし、2段階構えぐらいの慎重なスタンスでチャンスには挑みたい。

人工知能
すでにブームはピークを超えているが、今後人工知能は、より身近なものとなり、多くの人が仕事やプライベートで、利用する事になる。
少し先になるだろうが、いくつもの人工知能ブランドが登場し、人々はそれぞれを好みで組み合わせて利用することになる。
Siri、Alexa、Cortanaなどのように、実際には複数の技術やサービスを介して提供されるが、名前がつけられ、人々はそれらを、機能や性格にあわせて使い分けることになる。

個人的には、自分に代わって24時間何かを探索したり、集めた情報を自分用にアレンジしたり、自分が集めた情報を、ビッグデータの一部として提供する事で、社会の効率化を高めるような、使い方に特に関心がある。

災害
昨年は、大雨だったり、火山による津波(インドネシア)など、少し珍しい分類の災害を知る機会が多かった。
気象変動の増加度合いが、ついに一般の人々にも実感できるレベルに近づきつつある。
今年は例年に比べて災害が目立つ年ではないと思っているが、そんな時だからこそ備えは重要である。

TPP、iwc脱退、イギリスのEU離脱
アメリカ抜きのTPP発効と、IWC脱退。
これが5年後10年後どのような意味をもつかはわからない。
ただこれらに共通して言えるのは、共同体の再構築の始まりだという事である。
もはや最強ではなくなったアメリカを横目に、中国は成長のスピードを落としつつも、さらなる力の拡大を目論んでいる。
そんな中、日本としては、アジアの安定性を保つべく、アジア諸国とのバランスの取れた連携がますます重要となる。
ひきつづき、EU、アメリカとの連携も重要だと思う。

ポピュリズム
情報がSNSで拡散する現在、ポピュリズムは力を持っているが、ポピュリズムの中にそれを管理する機能はなく、時々暴走する。
ビッグデータや、AIなどを使ってそれらを管理するというのが当面の課題となっていくだろう。