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月: 2008年3月

ガソリン税

税金を下げる事は基本的には賛成だが、今回問題なのは、さげるのではなく、下がってしまうことだろう。
例えて言うなら、「階段からおりる」と、「階段から落ちる」の違いだと思う。
税金が下がっても、在庫に反映されるまでには、時差が生じる。
4月1日急に需要が高まれば供給が追いつかなくなる可能性もある。
ガソリンがなくなったら、運送業に影響がでるしそれを利用する生活者にも影響を及ぼす可能性もある。
しかも、供給はそのままで、需要が高くなれば、値段は上昇するというのが市場の原理である。
投機目的で一時的にガソリンを大量に買い占めることができ、品薄状態を作り出し、再来月また値上げとなり売れれば、一儲けできるかもしれない。(法律的にそんなやくざな事が許されるのかどうかは知らんが。)
ともかく急激な需要の増加は、混乱を招くし、格差を助長する。
ガソリンスタンドは4/1から値下げをすべきでないし、需要が高いのなら逆に値上げすべきであって、税率の影響で安くなるなら、税金が少なくなった4/1以降の在庫分からにすべきだし、また増税があるなら、その増税分のガソリン代から反映すべきである。
値下げ前に値下げして損するということは、値上げ前にも値下げを維持して損をせざるを得ないってことだろ。馬鹿げている。
もちろん競合他社の動きもあるので、ある程度の未来予測に応じた価格設定は必要だが、混乱に乗ってしまうと、さらなる混乱を助長する。

マスメディア改革

民意を操作しているマスメディア。
結局ここんところをどうにかしなきゃなあと最近よく思う。
-テレビ局の電波利用料アップ
-放送と通信の融合と、テレビ放送の再配信
-新規参入、放送メディア再編
まずはこの辺りから

メディアラボ 「メディアの未来」を創造する超・頭脳集団の挑戦

久々に衝撃的な本に出会ったので、メモ。
タイトル:メディアラボ 「メディアの未来」を創造する超・頭脳集団の挑戦
著者:スチュアート・ブランド/著 室 謙二/共訳 麻生 九美/共訳
出版年月 1988.4
出版社 福武書店
雑誌の書籍レビューで見たのだが、当然もう販売されておらず図書館で借りた。
しかも図書館の書庫に入っていたというある意味昔の本である。
内容は、マサチューセッツ工科大学メディアラボラトリーの研究について書かれたもの。
20年前に書かれていた技術が、現在の先端であり、未来であるという事に驚かされる。
未来の製品やサービスを考えたりするが、それは現在の最新のテクノロジーの寄せ集めじゃなくて、
案外、何十年も前の、研究だったり未来のイメージ中にあるのかもしれない。

日銀総裁不在

インド洋給油の空白に続き、今度は日銀総裁不在。
別にこれで一夜で経済ががひっくり返るような事はないのだが、問題なのは、世界に日本の低能っぷりをさらしているという事である。
次は、道路特定財源か。

1ドル100円

日本の未来はまだ霧の中だが、一方アメリカの景気も強気の買いに支えられてきたものであり、基軸通貨としてシフトが進みつつあるユーロ。人口の増加により、急成長を遂げるアジア、インド。
一ドル100円は妥当だと思う。ドル安なのに、石油高により日本にはまるで恩恵がないようだが、円、ドル同時安じゃないだけ、ましなんじゃないかと思う。
それはさておき昨日に続き、民主党ってどうなんだって話。
結局、民主党の行動というのは、はやく政権を取りたい→日本が危機的な状況になれば解散総選挙になるだろう。
って事なんだな。
ここで問題だと思うのは2つ。
解散に追い込めるなら、日本を危機的な状況に陥れる事もいとわない姿勢。
解散総選挙すれば民主党が政権を取れるという思い込み。
確かに、世論調査によると、次の選挙で民主党が取る可能性はあるだろう。
でもその先に何があるだろう?と私は有権者に問いたい。
選挙によって日本がよくなるなんて事がそもそも幻想である。
民主党が勝っても、自民党と民主党でそれぞれで分裂が発生し、国民はなんのメリットもなく、ただのドタバタを眺めて見ている事しかできないだろう。
ちょうど今がそうである様に。

衝突前の日本

現在不安定な世界市場を走るバスの運転席にて、一つのハンドルを2人が握っている。
自民党と、民主党である。
自民がこっちというと民主が反対にハンドルを切る。
現在目前に迫った電柱を前にそれでも、相手と逆のハンドルを切ろうとする民主党。
激突まで秒読みだろう。
日銀総裁など別に誰だっていい。
最も憂慮すべきなのは、判断が遅れる事である。
ほんとイタイ国だな。

花粉募金

以前から、花粉募金てあったらいいのになあと思っていたら、現在東京都で募金をしているらしい。
早速募金してみる。
花粉募金
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/norin/kafun/bokin/bokin.html
自分は、花粉症ではないのだけど、もともとはアレルギー体質だし、花粉症になっても不思議はないと思う。
花粉症の問題は、杉の植え過ぎの問題だけじゃないのだろうけど、杉を減らす事も一つの花粉症予防だと思う。
そういえば、
<花粉症>治るなら「33万円払っていい」 製薬会社調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000009-maiall-soci
てなアンケートもでてたけど、花粉症になる前に、予防策をしてれば花粉症になる人も減っていたかもしれないし、今から対策するのでも、花粉被害を減らせるんじゃないかと思うのだ。

ビジョン、問題、すべきこと

日本の現状・未来に対し、「ビジョン」「問題」「すべきこと」を思いつくままに1枚の図にしてみた。
それを元におぼえがき。
■ビジョン
・アジア成長に乗る
・外貨を稼ぐ
・自由競争(資本主義)
・社会が必要最低限の生活を担保する
・働かなくても豊かな生活
■問題
・人の問題
 -福祉
 -高齢化
 -少子化
 -生活者自身の問題
・メディアの問題
・環境問題
■すべきこと
優秀な人を増やす事、つぶさない事
ユビキタス
エコ(省エネ)
ロボット
医療システムの改善
生活者の向上(公共・経済に関心をもつ、学習)
■備考
最近、サブプライム問題によって、海外投資家が日本の市場から引き上げてしまったので、
内需拡大が必要だという声があがってるがそれはちょっと違うと思う。
たしかに日本人が、貯金ばかりで資産を運用をしないというのはよくないと思う。
だが、いらないものを買っても、消費はお金は生むが、お金があれば幸せかというとそうではない。
お金のために社会があるのか?
幸福が目的であれば、お金だけに頼らず幸せになる方法を考えるべきだと思う。
しかも少子高齢化が前提なら、市場が縮小していくのは必然である。
縮小する市場で、幸せになるためには、お金に依存しない幸せを増やす事が必要だと思う。
その一方で、アジアに目を向ければ市場が拡大しているのだから、それに乗っかればいいのだし、世界のマーケットに物を売って外貨を稼ぐのも重要だと思う。
お金がなくても幸せになるためには、働かなくても豊かな生活ができるというのが必要だと思う。
そのためには、生活者の価値観を変える事。
エコ、省エネなど、消費活動を減らす事。
などが必要だと思う。
生活者の価値観を決めているのは、生活者自身であるが、じゃあその価値観はどっからくるのかというと、メディアの影響力が強いと思う。
そこから考えるのは、生活者が変わる為にメディアを変えなくちゃいけないと思う。
■まとめ
「生活者自信が変るべき」
私の思うキーワード→「メディア」「公共・経済に関心を持つ」「教育」「消費にたよらない幸福」
「外貨をかせぐべき」
私の思うキーワード→「グローバル化」「ユビキタス」「エコ」「ロボット」
Do2008