先行してコロナワクチンを、一気に投入できたアメリカやイギリスや中国の状況より、軍事力というのは戦争以外にも国防力とちかいニュアンスを持っている事が明らかになったと言えるだろう。
もちろん、高い兵器を買うことだけが、軍事力ではないし、それを望んでいるわけではないが、これからのリベラルを考える上で、一つの軌道修正を行う根拠となりうる出来事だと思う。
日本のコロナワクチンが遅れた理由は、いくつかあるだろうが、
・国内感染者数が少なかかったから。(国内での治験)
・日本独自の安全性を確認するため。
というのは、そうなんだろうと思う。安全かどうか独自に確認できてなくてもよい、もしくはもっと深刻な状況であれば、例えば「ロシア」「中国」などのワクチンも含めて、検討することで、もっと早く確保できたかもしれない。
その観点で言えば、日本のワクチン確保がいくらか遅れたのは、仕方がない事であり、あるいみそれは民意(日本におけるコロナの深刻度)にそった選択とも言える。
では日本のコロナ対策、どの部分がダメだっただろうか。
・海外からの入国制限と、管理体制
・テレワーク対応などDX対応
・医療体制
いずれも、もっとうまくできてればもっとコロナに付随する問題は小さくできたわけで、政府、企業、自治体、個人それぞれ課題がある。
総じて言えるのは、日頃の対応(アップデート)が十分でなければ、いざ問題が発生しても、例え1年あっても2年あっても、なかなか進まないという事だと思う。
なぜアップデートは進まないか。
パソコンの世界で考えるとわかりやすい。
アップデートしていない人はなぜアップデートしてないのか。
めんどくさい。
強制的にアップデートすればよいのだが、そこにはアップデートしない自由というものが、課題として横たわっている。
もし、意識高い系を基準にするなら、「ひとりひとりの意識を向上させれば、強制されなくてもアップデートできる」という観点もあるだろうが、まあみんながみんなそうじゃないからね〜、と思うのであった。