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月: 2015年11月

IS テロ 戦争 アメリカ フランス 中国

ISは、シリアなどの地域を武力により制圧し、国としての樹立を目指しているらしい。
(ISの目的が本当に国家の樹立なのかはよく分からない。)
一見、テロ集団が、イラク・シリアを含む各地で暴れていて、それを、アメリカが鎮圧しようという構図になっているが、火に油を注いで、戦争の種に水や栄養を与えているのは、アメリカだという見方もある。
よく言われる、アメリカの戦争ビジネス。
アメリカは軍事大国で、そこに大きな予算がついている。
武器は持っているだけで、使わなければ、その価値を国民に示す機会がなく、ともすれば、予算を削られてしまう。世界のどこかで、戦争や紛争があれば、そこに武器を輸出して、利益を得る。
ざっくり言うとそんな仕組みだ。
だがしかし、武器を作るのは、アメリカだけではない。
まずはロシアだが、これからは、中国の武器輸出も拡大していくだろう。
武器輸出国にしてみると、自分の土地から離れた場所で、できるだけたくさん武器を、
しかも自分の国には被害がないよう、消費してくれるのが良い。
そういう観点でいうと、フランスでのテロは、世界各地での、軍事需要の掘り起こしとなるきっかけとなりうる。もちろんその中には日本も含まれる。
国を守るというのは、国家にとって重要な要素だが、軍事ビジネスに参加して、軍事ニーズを活性化させるというのは、別問題である。
軍事産業を緩やかに縮小させるためには、国内を含め、世界中に存在する、火種を監視し、
武力以外の方法での解決策を提供すること。
そして、先進国が安易な武力ビジネスに手を染めないよう、世界の経済が安定して成長する方法を、
模索するしかないのだろう。できるならば、戦争をしない方が、富が回ってくるような世界にできれば、
もっと平和に近づくだろう。
だが現実はなかなか複雑だ、世界中に火種はあって、誰もがテロリストになったり、テロに加担する可能性を持っている。社会としては、テトリスト化の予防。早期発見。テロの防止。被害の最小限化。などが必要だ。そのためには、国民一人一人を監視し、不審者をピックアップする事が必要になる。
もし、公共設備のあらゆる場所に、防犯カメラと、マイクを付けて、国民一人一人の行動を評価、採点化し、集中管理すれば、飛躍的に公共の秩序は向上するだろう。
ただそれは、それで管理権を持った機関に、大きな力を与えることになり、公正な運用が行えるかは、甚だ疑問である。
現に、そのような準備は今着実に進められているように見える。
少なくともテクノロジーの方は、いつでも実現できる状態に進んでいくだろう。
人、通信、エネルギー、貨幣、食料、物流。
あらゆるものが、何気ない日常の中でつながっている。
社会や世界に関心を持つ。それこそが、今の市民一人一人に必要なの事なのではないだろうか。

ハリネズミの家

Hoji2house_4
たまに、過去のハリネズミの家のエントリーに来てくれる人がいるようなので、
現在のほじほじの家について書いてみようと思う。
1)空気清浄機
ダンボールで作った空気清浄機。
ホイールがケースからはみ出てる関係で、蓋として載せているのだが、ついでなので、空気清浄機
フィルター的なものをつけている。全面の青い部分がそれ。空気清浄効果はよく分からない。
2)2階部分
できればもっと透明度が高いケースの方が、良いのだが、予算的な都合もあり今の所これにしている。
蓋は、ハンダゴテなどを使いながら穴を開けている。
(できれば、ホットカッターなどを使って穴を開けた方が楽だと思う。)
伸和(SHINWA) タッグボックス 07(N)
3)ホイール
比較的音が静かなホイール。網目になっており、本来は糞などの掃除がしやすいようになっているのだが、
それだと足がひっかったりしそうだし、痛そうなので、使い捨てシーツを上から貼っている。
SANKO メタルサイレント 32
4)1階への通路
写真だと分かりにくいが、ここに穴を開けてあるので、1階と2階が行き来できるようになっている。
普段は1階で寝て、夜になると2階で走っている。
5)跳び箱
寝るときの家であるとともに、2階への通路になっている。
写真には写っていないが、反対側に跳び箱の上に上がりやすいよう、手製の階段を設けてある。
SANKO とびばこハウス
6)1階部分
伸和(SHINWA) タッグボックス 06(N)
SANKO とびばこハウス
7)ヒーター
昆虫用のヒーター。
箱の下に敷いてあり、少しだけ暖かい。
もっと寒くなったら、「マルカン 保温電球40W」を使用するが、そこまで寒くないけれど、20度以下になりそうな時につけている。暑い時は別の場所で寝ている。
8)地下
地下は、物置用(ハリネズミが行き来できるようにはしていない)
暖かくするので餌などは入れず、扇風機や、その他のハリネズミ用の小物などを収納している。
天馬 Fits フィッツケース クローゼット (幅39×奥行53×高さ18cm) カプチーノ S-53
過去記事
ハリネズミの飼い方

コモディティ化

日用品などの多くは、それらが家庭における支出のベースとなるため価格競争に陥りやすい。
豆腐、卵、もやし、トイレットペーパーのように、その低価格化は、大量生産と、高度に発達した物流システムのなせる技だと思う。
テレビなど、本来様々な部品と工程を経て作られたものが、コモディティ化により低価格が進み、
大手企業でさえも打撃を受けるといった問題も存在するが、消費者に取ってのコモディティ化は、必ずしも悪い事ではない。
大規模農場のように、低価格で、品質もそここそ良い食料を確保する事は、世界にまだ饑餓が存在する地球上において重要な事だと思う。
じゃあみんなが、コモディティー化の流れに乗るべきか?
量産化により、低価格が実現されるのは良いが、高品質なものはないがしろにされてしまう。
新しいもの、高品質なもの、ニッチなもの。文化的で創造的な社会には、コモディティー化の外を目指した商品も必要だ。
Amazon
あらゆるものが、一つのカートで購入出来る。
AmazonにはAmazon自体とは別に、多くの販売者が入っていることもあり、Amazonの品揃えは、他のECサイトと比べ、群を抜いている。
そして、様々な商品が、ネット上で1番とは行かずとも、それに近い価格で販売されている場合が多い。
もちろん、ECの場合送料という問題があるので、単価の小さいものを、バラで買うのには向かないが、家電などは近所で売られているものより安いものも多い。
コンビニ
コンビニは小さな店舗スペースで、必要なものをいつでもパッと買いに行けるのが魅力である。
小さい店舗におけるものに限られるので、商品点数は、大きな店舗に比べると限られるが、多くの人が必要とする商品は、ある程度限られており、日用品で切らしてしまった商品などを買うのには、なかなか重宝する。
フランチャイズ 飲食店
飲食店がフランチャイズ化させるメリットは、ブランドの確立により、均質なものを複数の地域に横展開させ、さらには材料の大量仕入れや、営業ノウハウの共有化や、宣伝により収益の向上を見込めることだと思う。
消費者の多くが、早い、安い、うまい+時々新しい を求めるのに対し、フランチャイズの多くは、
競合他社との競争により、価格競争に陥ったり、一時的には新メニューで売り上げを伸ばすことができても、他社にパクられたり、時々発生する、ブランドイメージと、消費者ニーズの乖離により衰退することになる。
規模を拡大せずに、淡々とヒットをうちつづけるか、波に乗って一気に広げて、ブームが過ぎることには、さっさと店じまいすることが必要となるが、拡大の中で、ブームの終了を的確に予測しうまいことは撤退することは、非常に難しい。
話を戻すと、コモディティー化は、安さ、手軽さという世界中に存在するニーズの上で必要とされる一方で、それが一旦広まってしまうと、薄利多売を要求される市場が形成されてしまう。
文化的で創造的な社会を実現するためには、独創的な新たな商品も重要だ。