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月: 2011年3月

原子力発電

1)今後原子力発電所を増やすのは難しい
多くの人がそう思っているように、当面の間、原子力発電所を新たに作る事は難しいだろう。
ただしこれまでがそうであったように、それ以外に決定的な代替手段がない場合は、
いずれまた新たな原子力発電所を作る時がくるだろう。
それは20年後かもしれないし、もっと先の未来かもしれない。
例えば、自動車にしても、飛行機にしても、列車にしても事故は起きるがそれ自体はなくならない。
土砂災害があっても人は山に住むし、津波があっても人は海辺に住む。
火災があっても人は火を使うし、水害があっても人は水を使い続ける。
原子力発電も同じだと思う、100%の安全はないし事故も起きる。
それに代わる決定的なシステムができればそれに移行するだろうが、それにはまだ時間はかかりそうだ。
ひとまず、新たな原子力発電所が作れない事で、我々が覚悟しておかなければならないのは、
電気料金の負担増だと思う。
2)既存の原子力発電は安全対策&もっと安全な原子力発電システムに
飛行機事故が起こったとき人々はどうするだろうか?
ひとつは、乗らないという選択肢がある。
そしてもうひとつは問題点をあらい改善するという選択肢だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の原子力発電所
日本には稼働中の原子炉が55基あるという事なのだが、これらを停止するという考えは、
現実的ではない。言うまでもなく電力は現在の社会の原動力だからである。
電力の供給不足は、経済のみならず、生活に大きく影響し、ともすれば命に関わる影響さえある。
信号機が消える事で、事故が増えたり、電気のかわりに火を使う事で火災に繋がる事もある。
事故がおきるまでは、それが安全だったのかというとそうではなくて、危険性は既に昔から
存在していて事故によってそれが可視化されたに過ぎない。
裏を返せば安全性は以前と変わっていない。
だから、原子力発電はより安全対策を行う事と、より安全性の高いシステムに移行して
使い続けるというのが妥当だと思う。
3)自然エネルギーの活用+化石燃料類
自然エネルギーと聞いてすぐに思い浮かぶのが、太陽光、水力、風力、地熱である。
ただし太陽光発電は夜間や、雨の日など天候次第、風力は風まかせで頼りない。
他にも太陽光発電は設置環境や、コスト、耐用年数、風力も設置場所の問題に加え、騒音問題や、強風での破損などが指摘されている。
ダムを用いた水力発電は、ダムの問題(ダムはムダだと騒がれた)がある。
地熱はもっと利用されて良いと思うが、温泉地などと近いと温泉との兼ね合い(掘ると既存の温泉に影響がでるかもしれないのでやだ)があるのでこれも一筋縄ではいかないようだ。
地下熱利用は地味ではあるが、冷暖房の消費エネルギーの削減効果を期待できそうだ。
他にも潮力とか波力とかいろいろあるわけですが、結局それらをいろいろ活用しつつ、火力を使うというのが当面現実的な発電方法なんだと思う。
4)発電の未来
今回東京電力の電力共有不足で思ったのは、非常時であっても電気、ガス、水道、通信というインフラをどう確保するかという事である。
電気はとても大切だ。そんな電気を一企業に依存してしまっていいものなのだろうか?
たしかにこんな事は滅多にないだろうが、現実に起こった事であり今後もしばらく続くだろう。
そう考えると、自家発電や、狭い地域での発電システムを持ち、発電システムを二重化したほうがよいのではないだろうか。
今は電力が不足してもガソリン自動車で移動もできるが、今後電気自動車が普及したら、電力不足はもっと大きな問題となるかもしれない。
発電方法や利用できるエネルギーは先にあげた方法以外にも、水素だったり、温度差とか、振動とか色々あるけれど、発電方法自体だけではなく、(一企業だけに依存しない)電力供給という事も課題だと思った。
最後に蛇足ではあるが、未来の原子力発電として 核融合炉の実現にも期待している。
まあ相当先の話なのだろうけど。

デザイン

部屋に置く何かを買う時に意外とデザインで悩んでしまうことがある。
特にイメージしていたデザインのものが無い時である。
画一的なデザインの製品ばかりで、一般の消費者には選択の余地がない。
本当にこんなのでよいのか?世界よ。と思う事がある。
自らがデザインして、それを形にしたほうがいいんじゃないかとさえ思う。
デザイン、色、性能、機能、重さ、形、材質、重量、匂い。
こだわるときりがないのだが。
いずれ、だれでも自由に自分でデザインした商品が買えるようになるといいなあと思う。

東北地方太平洋沖地震

私の場合、これまでに経験した地震の中で最も大きなものであり、唯一避難を要した地震だったのでメモとして書いておく。
2011/3/11 14時46分頃 東北地方太平洋沖地震 発生 (気象庁発表M8.8)
都内の震度は震度5.4強との事
地震発生時は会社(薄いビルの11F)にいて、徐々にゆれが大きくなり、少し広い部屋に移動して
揺れがおさまるのを待った。
棚や植木鉢が倒れたりして、立っていられないぐらいの揺れだった。
おそらくビルの構造上の問題もあり、揺れが増幅されたのかもしれない、地上に出てみると一階の店舗等は通常通り営業を続けていた。
【棚や鉢が倒れていた。】
自分の背後には地震の事を考え、極力ものが飛んできたり倒れて来ないようにしている。
ただ、隣の席の人の後ろには棚があったし、もう少し配慮をしておけばよかったという後悔はある。
しかも揺れた時は、他人の事を考えている余裕などほとんどないというというのが実際だった。
【エレベーターが止まった&オートロックで閉め出された。】
以前から構造上の問題を感じてはいたが、外からは、エレベーターでしか入れないようになっていて、エレベータが止まったの避難した際、戻れれなくなった。
地震がおさまったらすぐ復旧するかと思ってしまったのが、判断があまかったと思う。
というか、そういう構造には問題があると思う。
【電話がつながらなくなった。】
携帯電話での通話ができなくなった、携帯メールはしばし使えたが後ほど遅延することになる。
携帯の通信回線を使った通話(Viber)はかろうじて使えた。
自分は別に大した電話もなかったので、使わなかったが公衆電話は相手によっては繋がったようだ。
しかも公衆電話の前には列ができた。
個人的には、Twitterでの情報がかなり役に立った。
今回の経験をもとに考えたインフラ的な強度で言うと、
固定回線のインターネット > ケータイの通信回線 > 固定電話 > ケータイメール > 携帯電話での通話
という順番になるのかと思うが、通話というのは通信リソースをかなり占有するので、災害時、通話は
極力控えるべきだと思う。
携帯メールも遅延しやすいから、情報収集はTwitter、少し必要な連絡は電子メールで、遅延が困る場合は、ViberやSkypeでという位置づけで行うのがよいのではないかと思った。
【交通】
電車が止まった、タクシーもまったくひろえない状態だった。
自分の場合は家まで徒歩でも帰れるので大した問題はなかったが、バス停に長蛇の列ができた。
あとからの情報ではJRも地下鉄も止まったが、夜から朝にかけ運転を行ったという。
JRはもうちょっとなんとか運行できなかったものか?と思った。
【コンビニ】
地震発生から数時間だが、パン類、弁当類はかなり無くなっていた。
飲料系は意外と在庫があった。
【帰宅】
家はマンションだが、とくにこれといって落ちて壊れているものもなく大した揺れではなかったようだ。
以前地震で棚の本が落ちていた事もあるので、そこから考えてもこの部屋での震度はそれより小さかったのだと思う。
エレベーターが止まっているので、階段を上るのがつらい。
【備蓄】
水と食料をある程度備蓄しているつもりだが、いざとなってみると大した備蓄ではない。
【報道】
映像としてみて思ったのは、地震のあとは津波が怖いという事である。
海岸に近い場所じゃなかった事もあったかもしれないが、地震がおきて津波という言葉が頭に入ってきたのは、Twitterの情報が入ってきてからであり、正直それまで津波という言葉は頭に思い浮かばなかった。
海外の映像として、津波の被害はたしかに見た事はあるけれど、国内で津波の被害というといまいちピンと来ないのだった。
NHKやフジがUSTREAMようにした事は良い事だと思う。
【Twitterなどのネットメディア】
ネットメディアはインターネットが利用できる環境にあればかなり有益なツールだと思う。
しかし、有益な情報は広げたい、誤った情報は拡散したくないという気持ちがあるが、正直難しい。
更に、徐々に長期戦になる今後、政府やその他の対応に不満がでてきた際、ネットメディアが
どう作用するのか不安もある。
詳しくは後日改めて考えたい。
【原子力発電所】
自分の中でほとんど答えはでているが、後日改めて考えたいと思う。
【募金】
思うにこういう災害に関しては、クリック募金とかは、折り鶴並みの意味しかないと思う。
信頼できる団体にまとまった金額を募金するのが一番だと思っている。
過去の募金で集まった金額を見て、この金額でなにができるんだろうと考えると少し少ない
印象もうけた。
もう少し募金の単価をあげたいものである。
もうひとつ、募金はそれが何に使われるか?どのようなメッセージを伴うか?という事も私は重視している。
だから既に募金はしているが、用途や目的が明らかになってきた所でもう一度募金しようと思っている。
【被害把握】
これも後日考えたいと思うが、どこで誰がどんな状況にあるか把握できないというのは
どうにかならないものかと思う。
 
【総括】
いざ地震に遭遇すると無力だなと思う。
落ち着いたら今回の教訓をふまえて今後に役立てたいと思う。 

スマートになる世界

スマートフォン→インターネットケータイ
スマートテレビ→インターネットテレビ
スマートグリッド→スマートな電力使用
そんなわけで色々スマートにしてみよう。
スマートカー→ ぶつからない自動車、全自動運転
スマートメガネ→電脳メガネ
スマート自転車→アシスト付き自転車、ネット自転車、高速自転車
スマートトイレ→ウォッシュレット&健康管理システム
スマート照明→自動調光照明
スマート農業→野菜工場
スマート物流→高速、全自動物流
スマート掃除機→全自動掃除機
スマート衣料品店→オンデマンド衣類
スマート目覚まし時計→chumby
スマート歯ブラシ→全自動歯ブラシ
スマートベビーカー→走行アシスト、安全設計
スマートトランク→走行アシスト
スマート本→電子書籍