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カテゴリー: 未来

近い未来の予測

アメリカは、公的資金の投入に踏み切れず、巨額な損失を受けるだろう。
日本は、今後もイタイ規制やら、政治のごたごたで世界に醜態をさらし続けるだろう。
次の選挙で、民主党が勝っても、自民が圧勝したところでなにも変わらんだろうと思う。
結局残るのはそうなるまでの経済損失だけだろう。
というのが、予想である。
予想はさておき、
・アメリカ合衆国政府による公的資金の投入は早期に行うべき。
・日本は株式市場等の透明性、公平性を高めさらに自由化を進めるべき。
・日本は改革路線に戻すべき、またそれを、海外にアピールすべき。
・国民は政権交代すれば景気が良くなるとか、首相が変われば良くなるとか、いつまでも夢みてんな、目さませ。

メディアラボ 「メディアの未来」を創造する超・頭脳集団の挑戦

久々に衝撃的な本に出会ったので、メモ。
タイトル:メディアラボ 「メディアの未来」を創造する超・頭脳集団の挑戦
著者:スチュアート・ブランド/著 室 謙二/共訳 麻生 九美/共訳
出版年月 1988.4
出版社 福武書店
雑誌の書籍レビューで見たのだが、当然もう販売されておらず図書館で借りた。
しかも図書館の書庫に入っていたというある意味昔の本である。
内容は、マサチューセッツ工科大学メディアラボラトリーの研究について書かれたもの。
20年前に書かれていた技術が、現在の先端であり、未来であるという事に驚かされる。
未来の製品やサービスを考えたりするが、それは現在の最新のテクノロジーの寄せ集めじゃなくて、
案外、何十年も前の、研究だったり未来のイメージ中にあるのかもしれない。

1ドル100円

日本の未来はまだ霧の中だが、一方アメリカの景気も強気の買いに支えられてきたものであり、基軸通貨としてシフトが進みつつあるユーロ。人口の増加により、急成長を遂げるアジア、インド。
一ドル100円は妥当だと思う。ドル安なのに、石油高により日本にはまるで恩恵がないようだが、円、ドル同時安じゃないだけ、ましなんじゃないかと思う。
それはさておき昨日に続き、民主党ってどうなんだって話。
結局、民主党の行動というのは、はやく政権を取りたい→日本が危機的な状況になれば解散総選挙になるだろう。
って事なんだな。
ここで問題だと思うのは2つ。
解散に追い込めるなら、日本を危機的な状況に陥れる事もいとわない姿勢。
解散総選挙すれば民主党が政権を取れるという思い込み。
確かに、世論調査によると、次の選挙で民主党が取る可能性はあるだろう。
でもその先に何があるだろう?と私は有権者に問いたい。
選挙によって日本がよくなるなんて事がそもそも幻想である。
民主党が勝っても、自民党と民主党でそれぞれで分裂が発生し、国民はなんのメリットもなく、ただのドタバタを眺めて見ている事しかできないだろう。
ちょうど今がそうである様に。

ビジョン、問題、すべきこと

日本の現状・未来に対し、「ビジョン」「問題」「すべきこと」を思いつくままに1枚の図にしてみた。
それを元におぼえがき。
■ビジョン
・アジア成長に乗る
・外貨を稼ぐ
・自由競争(資本主義)
・社会が必要最低限の生活を担保する
・働かなくても豊かな生活
■問題
・人の問題
 -福祉
 -高齢化
 -少子化
 -生活者自身の問題
・メディアの問題
・環境問題
■すべきこと
優秀な人を増やす事、つぶさない事
ユビキタス
エコ(省エネ)
ロボット
医療システムの改善
生活者の向上(公共・経済に関心をもつ、学習)
■備考
最近、サブプライム問題によって、海外投資家が日本の市場から引き上げてしまったので、
内需拡大が必要だという声があがってるがそれはちょっと違うと思う。
たしかに日本人が、貯金ばかりで資産を運用をしないというのはよくないと思う。
だが、いらないものを買っても、消費はお金は生むが、お金があれば幸せかというとそうではない。
お金のために社会があるのか?
幸福が目的であれば、お金だけに頼らず幸せになる方法を考えるべきだと思う。
しかも少子高齢化が前提なら、市場が縮小していくのは必然である。
縮小する市場で、幸せになるためには、お金に依存しない幸せを増やす事が必要だと思う。
その一方で、アジアに目を向ければ市場が拡大しているのだから、それに乗っかればいいのだし、世界のマーケットに物を売って外貨を稼ぐのも重要だと思う。
お金がなくても幸せになるためには、働かなくても豊かな生活ができるというのが必要だと思う。
そのためには、生活者の価値観を変える事。
エコ、省エネなど、消費活動を減らす事。
などが必要だと思う。
生活者の価値観を決めているのは、生活者自身であるが、じゃあその価値観はどっからくるのかというと、メディアの影響力が強いと思う。
そこから考えるのは、生活者が変わる為にメディアを変えなくちゃいけないと思う。
■まとめ
「生活者自信が変るべき」
私の思うキーワード→「メディア」「公共・経済に関心を持つ」「教育」「消費にたよらない幸福」
「外貨をかせぐべき」
私の思うキーワード→「グローバル化」「ユビキタス」「エコ」「ロボット」
Do2008

最近思うのは景気が良くならない事ではなく、まだ底に達してない事である。
未来を悲観しなければならないのは、これが下り坂だからであって、なぜ下り坂なのかというと底に到達していないからである。
山にはどこか頂上があり、谷にはどこかに底がある。
人間の心理というのは不思議なもので、相対的な判断が前にくるので、すごい貧困でも以前よりよくなっていればそれで希望が持てるのである。
そう考えると、どの程度景気が悪くなるかより、いかに早く底に到達するかが重要なのかもしれない。
逆に底まで行ったらあとは上がるしかないんだから、気が楽だろう。
無理に小手先の努力でその場しのぎを続けて疲弊するよりは、あきらめる部分はあきらめていったん底に足をつけてそこから着実に上昇していくことが必要なんじゃないかと最近思う。

次の波

なるほど。
自分も含め、株で痛い目にあった人たちが、新興市場、FXに流れた。
サブプライム問題で打撃をうけた人はさらに新たな市場を求めて、商品、先物とかに移りつつあるのだろう。これで食品などが一気に上がる。ただ一段落して急落、急落はするが元の値段には戻らない。
急落して損をした人は、また再び先進国の株式に戻ってきそうである。
ただ、一連の流れはお金を分散させることに繋がる。いずれ、日本の株も上がる日が来るだろう。
ただし規模は下がると考えられるので昔程上がらないか、もしくは比較的リスクが低いと考えられる優良株に集するのだろう。
個人的にサブプライムで教訓だと思ったのは、リスクを分散しすぎると、リスクの規模が把握できなくなり、その結果実体の損失以上の損失を出す場合があるという事。
リスクを小さくして見えなくなるのは、リスクがなくなるというわけではなく、単にリスクを見失っているだけにすぎない。
リスクを分散させる場合は、損失が把握できる範囲で分散しなければいけないという事。

未来予想2008

「まずは2008年予想」
年末に今年の予想を書いたが、もうちょっと具体的に予想したことを残しておく事にする。
年明け、早速株安だが、今年後半までは下がる傾向だと思う。
もちろん、オリンピックや、オリンピック後の中国ショックの影響で、一時的に日本に
目が向けら株価に反映されることもあると思うが今年後半まで株安は続くと思う。
原油高は何回かの上下を繰り返し少なくとも年内は上昇傾向へ進むと思う。
それにつられ、金やプラチナの価値も上がると見込んでるが、そのあたりは私欲も絡むので分からない。
トウモロコシ需要が加熱しているので、そういう視点からすると、なんらかの穀物が急に脚光を浴びて、
高騰するものが現れそうな気がする。とくに根拠は無いけど芋とかどうかな。
洞爺湖サミットもあるし環境熱は昨年以上にあがりそうである。
あとは、アメリカの選挙もあるし、日本も民主党が勝っても負けても政党としては大きな動きになる。
ただその変化が具体的な実社会にどの程度の影響を与えるかはわからない・・・。
ともかく不景気&インフレの年になるだろうが、個人的にはそんな社会情勢にふりまわされる事無く生活できるようにしたいと思っている。
「これから10年」
次にこれから10年をあるべき姿を元に予想する。
・物流、交通
物流のキーワードは無人化、高速化だと思う。
究極的には、物流パイプによって無人化・高速化を実現してほしい所だがさすがにあと10年では無理だろう。
ただせめて、都市部の道路を自動走行できる自動車やロボットを作り、物流を自動化して欲しいものである。列車、自動車、など交通に関しても、無人化を進めるべきである。
・食品
お隣の中国では、日本以上の農地がありマーケットが存在し、そうするとそこに食品は吸い込まれて行ってしまい、日本へ届かないという現象がおきる。
地産地消が見直されるべきである。そして国内で低コスト、安全、高速、な生産が行える体制を整えるべき。
・家庭用ロボット
従来の産業用ロボットとは異なり、生活の中で活躍するロボットの需要が高まる。
一家に一台のパソコンが一人一台になったように、一家に一台のロボットが訪れると思う。
当面ロボットの役割は、防犯、家電を管理すること、複数のパソコンや複数の携帯電話(家族など)の情報を管理する事だと思う。
とりあえずは、「家庭用ロボット=歩くホームサーバー」といったものになるのではないだろうか。
・メディア
さすがにそろそろ放送と通信の融合があってもいいと思う。
過去の放送をネット経由でいつでも購入できるようにするとか、テレビ内で気になったアイテムをテレビでそのまま注文できるとか、本は紙のものではなく、専用端末にダウンロードして利用できるようにするとか、一方的に情報を垂れ流すニュースとかどうにかしてほしい。
・政治
IT化の遅れている政治の世界だが、いいかげん選挙結果を民意と呼ばずに、それぞれの案件に対し国民全体にアンケートを行い、その結果を考慮の上、民主主義を実現して欲しいものである。
すくなくとも10年後には、それぞれの立候補者がどのような公約を掲げているのかネットで比較でき、投票も電子化されているべきである。

2008年予想

今年の予想は、結構漠然としていていまいちだったので、今年はもうちょっと踏み込んだ予想をしたいと思う。
【政治】
次の選挙で自民が勝っても民主が勝ってもその影響は大きい。
【インフレ】
エコノミストの中でも言われているが、2008年はインフレが広がり物価が上昇すると思う。
その一方で景気も悪化すると思う。
国民が民主党を選んだ結果、ねじれ国会で法案が通らないとか、国民が国に甘えた結果つくられた、法律の悪化だったり、サブプライム問題だったり、環境問題など複数の要因がから考えてほぼ間違いないだろう。
【業界再編】
英会話学校とか、食品関連とか、家電量販店とか、消費者金融とか、保険系とか、ゲームメーカーとか今大変な業界は特に合併とか引き続き注目。
【携帯電話】
iPhoneが日本に上陸するとかしないとかあるが、Suica、ワンセグで落ち着いたかのように見える携帯電話の進化だが、また来年も新しい動きがありそうだ。
AUにはあんまり期待せず、むしろDoCoMoに期待。
【web関連】
SecondLifeの日本語対応で流行るかと思ったのだけど、もう何年かかかりそうな気がしている。
音声関連の技術は昨年ぐらいから、色々な場面で登場してきたのだけど、これはもっと応用の範囲がひろがるかなあと思う。
動画関連では、NHKのアーカイブ配信にちょっと注目。NHKに限らず、映画や、テレビ番組がいつでもどこでも見れる様になればいいと思う。
【ロボット】
いずれASIMOのようなロボットが各家庭で利用される様になるだろうが、それには10年ぐらいはかかるだろう。それでも少しずつ新しいロボットの登場に期待。
【ライフログ】
これまた少し前から言っているものだが、日々の記録を自動的に行う環境ができつつある。
行動履歴を追いかけたり、まとめて管理できるようになればいいと思う。
【ユビキタス】
これも来年で一気にどうなるというものでもないが、リアルとネットの連動というのがこれから何年かの重要なキーワードになって行くはずである。
【オリンピック】
あんま興味ないので、パス。
【人手不足】
医療とか、警察とか、教育とか人手不足の問題は深刻だと思う。
特に医療の人手不足は、もっとプライオリティを上げて対策をしないと。

あるべき姿

「グローバル化&インフレ」
とりあえず、しばらく日本の経済悪化は避けられそうも無い。
そんな日本の情勢に関わらず、そこは個人で乗り切らなければならない。
例えばインフレが今後進む予定である。
インフレというのは貨幣の価値が下がる事である。
逆に言うとモノの価値が上がるってことで、ある程度買いだめしておくとか、安いうちに長持ちする物を買っておいたほうが得だって事である。
「インディペンデンス」
現状、アメリカ無しにも日本が成り立たない、中国無しにも成り立たないしそれは事実だと思う。
しかし実際どこまで頼らなければいけないのかは、かなり不透明である。
一度、強気に出て、なにを頼らなくてはいけないのか、どこは自立できるのか試みるべきである。
「勝てる国へ」
これまでこの国が発展してきたのは、日本が安い労働力でモーレツに働き続けたからである。
今や安い労働力は中国に流れしかも、徐々に中国の労働力も値上がりし、中国からさらに別の国に生産を委託しているという。
結局は生産力がなければ、その国は衰える。
より安い労働力とより多くの消費力を求めて海外へ拠点を移すことは重要だと思うが、その一方で、
国内生産の効率化を図り、どこの国より低コストでよい製品を作る技術を向上させるべきである。
究極的には労働力を必要とせず低コストで生産するシステムが必要だと思う。

知の再分配

情報格差という言葉があるように、人それぞれ得られる情報は差がある。
例えば
・インターネットを使っている人とそうでない人、
・英語を読める人、読めない人、
・本を読む人読まない人
などなどである。
本人の努力次第という部分も少なくない訳だが、社会がそれを自己責任とするのは、よろしくない。
すべての知が人を幸せにする訳ではないが、社会が成長を続けるにあたって各々に必要な基本的に必要な知を、再配分する必要があると考える。