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最近思うのは景気が良くならない事ではなく、まだ底に達してない事である。
未来を悲観しなければならないのは、これが下り坂だからであって、なぜ下り坂なのかというと底に到達していないからである。
山にはどこか頂上があり、谷にはどこかに底がある。
人間の心理というのは不思議なもので、相対的な判断が前にくるので、すごい貧困でも以前よりよくなっていればそれで希望が持てるのである。
そう考えると、どの程度景気が悪くなるかより、いかに早く底に到達するかが重要なのかもしれない。
逆に底まで行ったらあとは上がるしかないんだから、気が楽だろう。
無理に小手先の努力でその場しのぎを続けて疲弊するよりは、あきらめる部分はあきらめていったん底に足をつけてそこから着実に上昇していくことが必要なんじゃないかと最近思う。

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