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日本のITはなぜ遅れてしまったのか

日本がITで、遅れてしまった理由は一言で言えば殻に閉じこもってしまったからに他ならないだろう。
いいものを作れば売れた時代もあったが、その過去の栄光に囚われてしまったのだろう。
成功体験は捨て、次の時代に向けてやらなければならないことをやらなければいけない。
確かに、15年前、インターネットというものがどれほど重要な意味を持つものになるか理解できていた人は少ないだろう。私もそうだった。
しかし、10年前には、現在のような音楽や、映像がネットで提供されるような時代が来ることが想定できていた人はそれなりに多くいたはずだ。
しかし、今でもCDに関しては今でも数多くのレーベルがネットは嫌々よーといっている。
テレビも、書籍も、選挙や、公的サービスにしてもそうだ。
著作権、セキュリティー、プライバシー。
結局日本人は、先頭に立つことを拒んだ。
他の人がやるのを見ていて、先を行く人が現れても、あれは違反だ!あんなのだめだと言い、認めようとしなかった。
そんな日本を変えるのに一番実現性が高いのは、日本人が変わり、マスコミが変わり、そこで天才が登場して変わるという事。
日本人がいまのままで、保守的であるかぎり、いくら天才が現れても変わらないし、マスコミは日本人が変わらない限り変わらないだろう。

ベーシックインカム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベーシックインカム(basic income)とは最低限所得保障の一種で、政府が全ての国民に対して毎月最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金(5万円-8万円程度)を無条件で支給するという構想

所得制限がないのは、単にシステムを簡素化するためである。
私としてはもちろん賛成。
ただし、これは最低限所得保障の一種であって、これであらゆる問題が解決するかというとまったくそんな事はないだろう。過大な期待は禁物だ。
私の考えはこうだ。
既に、食料を含め、大量生産、効率化により、働かなくても、楽しく暮らせる社会が実現可能な時代にある。
だから、今、ベーシックインカムを導入することで、以下の2つが実現に向かう事を望む
・低所得層でも飢えずに生きていける事
・不要な労働から人々を解放し、もっとやりがいのある仕事や趣味に時間を使えるように、ちょっとだけ社会が変わること
それだけである。
ベーシックインカムの実現は日本にとって必要なものだと思うが、それだけでなにもかもうまくいくというものではない。

Super Flat

東京に住んでいてこれは問題だなと思うのは、コンビニが多すぎる事である。
しかも今でもその数は増えている。
都市部の駅はどこを降りても同じ風景。
同じようなファーストフード店が並んでいる。
決ったメニューに想定内の味。
石田徹也 燃料補給のような食事
http://www.tetsuyaishida.jp/gallery/displayimage.php?album=2&pos=11
豊かさってなんなんだろう?
別に一人一人が個性的に生きるべきだとは全然思わないが、
あまりにも画一的だ。
とてもフラットな世界。
それについてはあまり不満はないが、すべて同じ型にはめるだけの社会が進行し続けるのなら、
我々はそれらと戦う必要がある。
人間が人間であるために。

安く作る技術

現在生産工場は人件費がより安い地域へと流れている。
でもそれも一巡してしまえば終わりだ。
次に必要なのは、安く作る技術という事になっていくだろう。
安く作る技術を持った場所に再び、優秀な技術者が集まるようになり
新しい技術が生まれるようになるんだと思う。
今や、工業製品だけでなく自分で食べるものすら自分では作れなくなってしまっている。
人件費の安いところで作ればいいという考えは現在であって未来ではない。
これからは安く作る技術だと思う。

ゲームの有料アイテム

最近ゲーム内での有料アイテムが増えてきたような気がする。
ゲーム自体は無料だけれど、有料のアイテムがあるというパターンだ。
ある意味えげつないとも言えるが、無料でゲームに参加できるという点ではよい。
バーチャルな部分とリアルな部分の境界があいまいになってきているという部分でも興味深い。
一つ問題なのは、子供がよくわからずゲーム内の有料アイテムを購入してしまう事は問題だと思う。
これには、なんらかのガイドラインも必要だと思う。
少し前だとセカンドライフか、最近ではmixiのサンシャイン牧場など。
リアルを巻き込んだゲームが広まりつつある。
あまりゲームには詳しくないしいわゆるオンラインゲームもほとんどやったことないので、
いまさらなのかもしれないが、ゲームとリアルの連携って面白いなと最近思う。

iPad

仕様だけで見ると、iPadは、よく肥えたiPod touchにすぎない。
しかしiBooksや、今後登場するであろうこの端末に向けたアプリケーションやサービスを含めて考えると、新たな潮流につながっていくだろう。
個人的にではあるが
以前からタブレット型のMacを望んでいた理由は、
マウスを使うより画面で直接操作できるほうが直感的で自然だと思っているからである。
AppleのNetbookを望んでいた理由は、
最近のMacのノートパソコンは大きすぎるからである。
そして値段的にもNetbook的な価格の商品がでたらいいなあと思っている。
そういう意味で考えると、iPadはある意味待ち望んできたものではあった。
しかしその一方で、パソコンとしてはいくつか物足らない部分がある。
OSがMacOS Xじゃない、CPUがインテルじゃない、USBポートがない、といった点がそれだ。
それでもiPadが日本で発売されたらすぐ買うつもりだ。
今後iPadは一人1台持っておく事をおすすめできるような端末に進化していくだろう。
現在のノートパソコンは使い方が難しすぎる。
みんなが使えるパソコンでなんだろう?
多くの人にとって家で使うパソコンは、ネットができ、ネットを通じたサービスが利用できれば、それでいいのではないだろうか。
iPadはだれでも使えるパソコンというものに少し近づきつつあるパソコンだと思う。
学校なども含め、この端末がどんどん活用され普及するといいなあと思う。

多数決が役に立つ条件

ある問題に対して答えを出すのにしばしば多数決という方法が用いられるが、多数決が有効なのは、
その問題に対して投票する側がある程度の知識を持ち合わせている事と、正しい判断ができる状況にあるかが、
重要である。
たとえば、赤と白どちらかがあたりで、それをどっちにするか多数決で決めても、だれも答えをしらなければ、意味がない。
選挙にしてもそうだが、何人投票に参加しようが、解決しようとしている問題に対し何の知識もない人が参加しても、正しい解は得られない。
特に専門知識を多く必要とする問題を、知識を持たない人の集団で多数決をとると間違った方向へ進む可能性が強いと思う。
答えが深いところにあるのに、表面的な部分でしか捉えられないからである。
厄介だと思うのは、このような専門知識を必要とする問題が、浅いところで議論され、答えが出され、それが既成事実として広く浸透してしまう事である。
いったん根付いてしまった結論というのはそれが誤りだとしても覆しにくいものである。
問題の全体が見えているようなものは、みんなで議論すれば正しい答えにつながると思うが、
内容をよく知らないで表面的な所でみんなが勝手に答えをだして、それがあたかも正しい判断だと思うのは危険だと思う。
ポピュリズムが有効な場合と、誤ったポピュリズムの差はその違いなんだろうな。

本の探し方

読んである程度気に入った本は、メモとしてmixiのレビューとして残すようにしている。
そこで、ふと同じ本のレビューを書いている人の他のレビューから面白そうな本を探してみることにした。
同じ本に関心を持っている人は、他の本に関しても自分が関心をもちやすい本を読んでいる傾向にある。
ただし、レビュー数が多いものは単に流行った本なので、あまり役には立たない。
レビュー数がそれほど多くなく、ある程度同じような感想を持ったユーザーのレビューを見て、気に入ったものをひとまずクリップに移動させる。
作業が一段落したら、もう一度クリップした本のリストを見て、特に読みたいものをピックアップ。
Amazonの評価なども少し参考にしながら、カートに追加していき、予算の範囲で購入。
結局やっていることは、これを買った人はこんな本も買っていますという事なのだろうが、
この方法だと、関連性の枠を越えやすい所に面白味がある。
レコメンドの場合関連性が高いものをレコメンドしてくるはずだが、この場合一人の人の中の多様性の中から面白そうなものを見つける事ができる。
ただやってみてわかったのだが、多くの人は、かなり傾向が存在していて、意外と狭いカテゴリーの中で生きているという事である。
自分としても、特定のカテゴリーにとどまらず、もうちょっと広い範囲に目を向けないといけないなあとちょっと反省。

本屋が危ない

今アメリカでは、電子書籍の市場が広がりつつあるという。
電子書籍が広まると、現在の本、雑誌、新聞の市場は縮小もしくは、形態を変える必要がでてくる。
本屋の未来について語る前に、
日本はなんで電子書籍で失敗したのかという事に触れておきたい。
かつて、ソニーや、パナソニックが電子書籍端末を出したが広まらなかった大きな理由は、
・コンテンツを揃えられなかった
・端末から直接購読する機能を当時はまだつけられなかった
こんなところだと思う。
まあ一言で言えば、日本ではまだ早すぎたというのが妥当な所だと思う。
今となっては、AppleのiTMSの例やゲーム機の例があるのでわかりやすい。
端末だけじゃだめだし、コンテンツも重要だ。
コンテンツを揃えるためには既存の出版業界を説得する必要があるだろうし、
そんなめんどくさいことに全力投球できる企業のトップが日本にどれだけいるか疑問だ。
アメリカの成功でもって、こりゃ大変だという状況になってくると日本でも
電子書籍が流通するようになるのだろう。
話を本題の本屋に移す。
音楽CDの売上の減少同様、書籍の販売減少は避けられないだろう。
すぐに全部の店舗がなくなるわけじゃないし、工夫して生き残りを選ぶというのもありだろうし、
さっさと見切りをつけて別のことを考えるのもありだと思う。
個人的に本は現状Amazonで買うことが多い。
本を探すのが容易な事と、書評なども多少参考にしたいからである。
一方、本屋で買う時もある。
雑誌なんかは、ちょっと暇つぶしに読みたいなとか、雑誌の表紙なんかでちょっと気になって買う事がある。
今よく売れている本なんかは、書店で買った方が早いので、本屋を使うことがある。
もうひとつは、レコメンドとしての書店の価値というのもある。
amazonの場合キーワードでの検索がメインになってしまうが、書店の場合ジャンル分けされた状態で、
大量の本のタイトルを一気に見ることができる。
売れ筋のものは平積みされていたり、おすすめの本が、表紙が見えるように陳列されていたりする。
これにより、キーワードではなくて、関連ジャンルの本を短時間に水平に検索できるのである。
つまり本屋が生き残るためにすべきだと思うのは
・売れ筋をちゃんと押さえる
・得意分野を持ち、レコメンドを強化する
まずはこの2つ
そして、電子書籍が広まってきた場合は、
・書店でも電子書籍端末を販売する。
・電子書籍を店頭やネットで販売し、そこでいくらかマージンを取る仕組み。
といったことも実際に必要なんじゃないだろうか。
電子書籍が一般化した際もうひとつ考えておきたいのが、
電子書籍には中古がないって事である。
著作権者からすると、中古がなくなることはある意味歓迎すべき点だと思うが、
逆にいままでの古本読者が減ってしまう事によるデメリットもでてくる可能性もあるだろう。
最後におまけ。
電子書籍がリアル書籍より有利と考えられる点をいくつか
・リアル本より安く買えるかも
・在庫切れがなくなる
・本の管理が楽(本棚不要、不要本の処分などがいらない)
・書籍データを大量に持ち運べる
・気になったところをクリップしやすくなるかも
・色、音や動きのあるコンテンツもでてくるかも(それって電子書籍?)
現状ではまだまだ、本は紙で読むからいいいんだよ。とか、わけのわからない既成概念に囚われている
人も少なくないだろうが、話題になるようなコンテンツが多数出てきて、しかも価格がリーズナブル、
いつでも簡単に買えるとなれば、結局多くの人が電子書籍を使うことになるのだろう。

2010年予想

2010予想の前に、昨年の予想を振り返ってみる。
http://tsubute.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/2009-ee59.html
景気の悪化はある程度予想通り。
1年前の時点では、後半には少しあかるい兆しが見えるかと思ったが、今は既に2番底に向かっていると
思っている。
環境ビジネスも、エコブームというかまあ予想通り。
選挙は予想より早い政権交代で、それが円高&日経平均株価の回復を遅らせている気がする。
無職の犯罪というのもニュースでよく目にしたけれど、具体的な数値はないので、あくまでも気分的な範囲と考えよう。
そんなわけで、去年は無難な予想という事もあり、だいたい的中ということにしたいと思います。
別に予言とかじゃなくて予想だし。
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では本題「2010年の予想」
【電子デバイス】
Android携帯が来年流行るんじゃやないかと言われている。
日本の流行はアメリカからワンテンポ遅れて来る事がよくあるので、そういう意味ではもうちょっとアメリカで流行ってから日本に上陸するという考えもできる。
いずれにせよ今年か来年ぐらいには日本でもそれなりに流行るんじゃないだろうか。
携帯電話ではiPhoneが流行った、これが流行った理由はいくつかあるが、ブラウジングとアプリという部分が強いと思う。その点、Androidも同様の事が言える。
しかもAndroidのほうがiPhoneより開発環境がオープンだし、Suica付Android携帯や、ワンセグ付きなんかも、iPhoneより早く登場しても不思議はない。
確かに、iPhoneの方が総合的にコントロールされた製品なので、スマートで、美しいと思うが、機能勝負となると、Androidのほうが優位だ。
Andoroidでもう一つ注目したい点がある。
Andoroid搭載のフォトフレームが既に登場しているが、その他の電子機器にもAndroidが搭載されるんじゃないかという事である。少なくとも電子書籍端末ぐらいはAndoroid搭載のものが登場すると思う。
組み込みOSには詳しくないので、実際どうなのかわからないが、家電なんかにAndoroidなんかが搭載されるようになると、さまざまな家電にアプリケーションが追加できるようになるだろう。
携帯やパソコンなんかとの連携も高くなるだろう。
【携帯電話】
これは予想というか予定でといったほうが正しいのかもしれないが、ケータイの無線LAN搭載が進みそうだ。
次は3.9Gに一直線と思いきや、ケータイもハイブリッドの時代がくるんだな。
PHSのハイブリッド端末とかも可能性はあるだろうけど、そんな面倒な仕組みを作るのかはわからない。
【政治】
総理大臣の交代。
個人的には、小沢になるよりは鳩山の方がいくぶんかましだと思っているし、今回はある意味民衆が選んだ総理大臣なわけで、民衆はその責任の重さを身を持って受け止めるべきだと思う。
だめでも、はい、交代というのは無責任だ。
さらに無責任なマスコミは、とりあえず総理の頭を取り替えることで、民主党の支持を回復させようとしているようだが、その作戦に民衆がのってしまうことも問題だと思う。
【経済】
まずは2番底。ただ、不動産関連は、部分的に回復するんじゃないだろうか。
日経平均は円高になれば下がるだろうし、そこは中国景気+アメリカの持ち直し次第だ。
あとデフレ容認政策は今すぐやめて欲しい。
消費者は値下げ製品を買わない事を心がけるべきだ。
安売りは敵だ!
せめて同価格。できれば少し高くてもより良い商品をよく調べて買うよう心がけるべき。
日本経済全体としては横ばいか、部分的に上向くと予想。
世界の景気は回復に向かうだろうが、日本に関して安易な景気回復期待は禁物だ。
どうせ今年も大手企業がいくつか倒産するのだろう。
【まだちょっと早い】
・LED照明(電球)
エコブームで、既に電球ソケット用のLED照明がでてきて、省エネでお得なんて言っているひともいるけれど。
まだちょっと早いと思う。
今慌てて買わなくても、もう数年で、もっと安くなるだろうし、機能や性能にも変化がありそうだ。
機能としては、色や明るさを変えられるなどがあるだろう。
性能としてはもう少し安定した品質、高寿命などの進化がありうると思う。
LED照明にはLED照明の特徴がありそれを必要としているのであれば、ちょっと高いけれど使ってみるのもよいかしれないが、一般的にはまだちょっとだ思う。
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今年は2010という区切りのよい年なので、今後数年の予想もつけくわえておこう
【数年後の未来】
テレビ番組で見た様々な予想の中でこれはありそうだと思ったのをまずは4つ。
・日本の不動産が中国人に買われる
 中国から近いし、投機目的としても、日本のマンションとかはありだと思う。
・冷凍食品とか海産物が高騰する
 あんまり意識はないけれど、日本はかなり海産物を食べているらしい。
 流通の発達もあり内陸の人が海産物を欲しがると、需要が追いつかない。
 気候の変動は海流の変化をもたらすとも言われており、需要増+気候変動で海産物が高騰する可能性がある。
 冷凍食品は中国産などが多いが、これも中国の人の需要が高まれば価格上昇に繋がるだろう。
 国産+新たなる生産地での安定生産が重要な課題だ。
・東京都内の小中学校の学力低下
 モンスターペアレントの問題や、学級崩壊など、教員をとりまく環境は悪化しており、都内の教員がなかなか集まらないのだという。
 これは、国が薬害問題の訴訟などで敗訴してその後、新薬承認の遅れの要因になったという話を彷彿させる。
 教員は「聖人でなければならない」という理想を押し付けることで、教員が身動きがとれなくなり、教員の負担が増え、やがては、生徒が犠牲になるという流れ。
 いうまでもないが、
 親+教育委員会+学校(教員)がそれぞれの責任を擦り付け合い対立する構造と、その外で苦しめられる子供という現状から、それぞれ(社会全体)が協力し子供の成長を支える構造に変えていく必要があるのだろう。
・性風俗税
 楽して簡単に儲けられる風俗というイメージが一般的だろうが実際はそうでもないという。
 まあそりゃそうだ。それを改善するために、税金を設けるという案。
 まあすぐには実現しそうもないけれど。
 派遣切り問題もそうだが、労働環境の問題は、幅広くもれなく考慮する必要がある。
 ついでにソープだけじゃなくて、風俗店全般に関して、制度の改正、を再考してもいんじゃないだろうか?とは思う。
【2012年】
1999年の教訓として思うのは、べつになんという事はない。
ただ、なんだかんだいって怖いのは人災、特にテロだと思う。
地震、津波、伝染病、自然の脅威は小さくないがそれでも人類はこれまで生き延びてきた。
テクノロジーの発展に伴ない急速にリスクが大きくなってきているのが人災なんだと思う。
【宇宙生命・UFO】
個人的に宇宙人映画が好きだというだけだが、近年徐々に発表されている火星や、月などの調査に関する発表は、宇宙生命体に徐々に近づいている。
それが今後数年で、宇宙人までたどり着くのかは分からないが、そうだったらいいなとは思う。
【ケータイ】
これ以上携帯電話に何を求めるのか?という人がいるが、その人はまだケータイを電話だと思っているのだろう。
個人的にはケータイじゃなくて一昔の言葉で「ユビキタス」と呼びたいくらいである。
これからのケータイに欲しい機能1つ目は、RFIDのリーダーライター機能。
どう使えるのかはまだ十分に考え尽くしていないが、ともかくユビキタスコンピューターの一つであるRFIDと通信できるデバイスをみんなが持っているという事が重要なのだ。
家電と通信するぐらいなら、無線LANやブルートゥースでもよいと思うが、壁、床、小物、照明などともいつでもどこでも管理したくなると、RFIDを読み書きできる機能が欲しい。
あとこの機能があれば、紙に印刷する代わりにRFIDにデータを書き込んで渡すなんていう使いかともありなんじゃないかと思う。
SDカードじゃ抜き差し面倒だし、値段も高い。
RFIDだったらちょっとした紙のような感覚で、電子データーを手渡しできると思う。
もう一つ目は、連携機能。
ケータイを2台使って片方でメモをとりながら通話とか、電話中なんだけどモバイルSuicaを使いたい時とか、ワンセグを見ながら、メールも打ちたいときとか、ともかくケータイを切り離したくなる瞬間が存在する。
それを追求すると、複数のデバイスを1つとして使える機能があると便利だという事になる。
コンセプトモデルとしては切り離しが可能なケータイというもがすでにあるので、かならすしも突拍子もない事ではないだろう。
少し意味は異なるが連携という意味で、携帯電話以外の電子機器との連携も考えられる。
音楽プレイヤーとの連携とか、パソコンとの連携とか。
いつ実現するかはわからないが、この2つの機能は重要だと思う。