今後Android OSは、iOSより多くの電子機器に搭載されるだろう。
しかしそれは、iPhoneのの負けではない。
Mac とWindowsがそうであるように、多くのシェアを獲得したのはWindowsだが、
Mac OSは多くのファンによって今でも利用され続けている。
個人的には、iOSがオープンになり、メーカーや個人が洗濯機や冷蔵庫にまでiOSを搭載でき、
アプリも追加できるようになる事を望んでいる。
しかし、独自路線を開拓することが、Appleの生き方なのだろう。
よく言えば、Appleは、たくさん売れる事より、愛される製品であることを望んでいる。
誰もが使うコモディティな製品ではなく、ユーザーに愛される製品である事が重要なのだ。
礫
When supporting iPad only, the iPhone OS Deployment Target must be 3.2
iPad専用のアプリを作って、itunes connectのアプリのアップロードで上記のエラーがでてかなり悩んだので、メモ。
結論から言うと、Distribusion用のプロビジョニングが正しくできておらず、
Any iPhone OS Deviceの項目が、開発用の証明書になっていた為だった。
エラーメッセージの通り、
iPhone OS Deployment Targeはもとから iPhone OS 3.2にしていたので、それ以外の問題だという事は察しがついていたが、ここにたどり着くまでに結構時間がかかってしまった。
IPad専用アプリの「開発からApp Storeに登録までの道のり」
準備:
・Mac
・Appleのアカウント
・iPhone Developer Programのライセンス
・SDKのダウンロード
・実機確認用に実機の登録(たぶんなくても開発可能)
・参考書
Webにはあまり情報がないので、書籍が役に立った。
・iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩
・サンプルプログラムでマスターする iPhone SDKプログラミング実践ガイド
開発:
・XcodeとInterface Builderを使ってもごもご開発。
・アイコンの作成。iPad用は72px*72px
登録:
・iTunes Connectでアプリの登録
iPadを実際使ってみた感想。
・意外と重い。ごろねして持つにはもう少し軽くないと厳しい。
・充電に時間がかかる。
・Dockにつなぎにくい。(magsafe)みたいに簡単接続にしてほしいものである。
・エンターキーが検索時に「検索」という表示になったりするが、かえってわかりづらい。
・英字入力で単語の始めが大文字になったりする。(設定でなおせる。)
・まだiPad対応アプリが充実していない。
・USBメモリーとか、SDカードでテキストをコピーしたい。
(特に、Wifiにつなぐ前など、長いパスワードを入力しないといけない時など。)
・横置きしたい。
・Flashには対応して欲しい。
・ホームページを普通に表示させるとちょっと文字小さい。
・リモコンが欲しい。
・外部キーボードが意外と役に立たない。(コマンド操作とかが無い)
・ふとマウスが欲しくなる。
わかってはいたけれど、もう少しパソコン的じゃないと、パソコンの代わりでバリバリ使うのは難しい。
とくに入力系が。
iPadはまだ熟してないけれど、新しいユーザー体験と、生活に進化を求めている人には、おすすめの端末。
どちらかというと新製品などに保守的な人(レイトマジョリティ)は、世間的に評価が定まって、みんなが使うようになってから買えばいいと思う。
来年ぐらいには、アプリやコンテンツも増えているだろうし、ハードウェアの改善にももう少し改善があるだろう。
オーガニックにちょっと興味があって、
100%オーガニックフードを自分で育てる
http://www.freedom-univ.com/lecture/
とう講義を受講してみた。
最も興味深かったことは、単に化学肥料なし無農薬、だけじゃないという事である。
よく、生ごみを肥料にして、これでオーガニックです。的な野菜があるが、その生ごみの野菜や果物は、
無農薬なの?という問いかけがある。
そしてなんといっても自分でオーガニックフードを育てるのに壁となるのが、土の調達である。
普段食べている食品が、どこからどういう過程を経て生産された野菜かわからないのと同じで、
売られているような土は、何が入っているのかよくわからないのである。
オーガニックな野菜を育てたいのだから、人の手が入っていない、無添加な土が欲しいのだが、
これが意外とみつからない。
結局いきつくところは、自分でやるか、誰かを信じるか、という選択である。
普段食べている食品が、どこからどういう過程を経て生産されたか我々は知らず、
ただそれらを受け入れるしかない。
せめてその工程が確認できれば良いと思うが、現状はそこがブラックボックスになっていて、
見えない。
ある意味哲学なのだが、安全でおいしければいいというだけでなく、育てる方法やプロセスを考える事は
重要な事なんだと思う。
日本はなんでガラパゴス化したのか、誰がガラパゴス化させたのかふと考えてみた。
結論から言えば、日本がガラパゴスだったからガラパゴス化したという事なのだが。
日本の人口は約1億2千万人。日本語を共通言語とし、比較的所得格差も少ない。
そしてこの集団は、「高品質」「高機能」の商品を好む集団だった。
つまり日本企業は、この集団をターゲットとした商品開発やサービスを提供してれば、成り立って、
そういう環境が日本にガラパゴス化を招いたと言える。
もし、日本の市場がもっと小さければ、企業は積極的に海外のユーザーも含めたユーザーをターゲットとした
商品開発を行って来ただろう。
もし、日本が英語を共通語とする国だったら、日本企業ももうちょっと海外展開しやすい状況だっただろう。
ある意味ガラパゴス化というのは、ガラパゴス化できる環境があったという事であって、あるいみシアワセな
事なのである。
しかしそれは長くは続かないだろう。
先に述べたようにガラパゴス化するためには、「高品質」「高機能」を求める比較的まとまった集団が、
いなければならない。
今後日本人は減少を続け、経済的にも縮小していく。
つまり企業は日本人を相手にしていてもだめな時代がやってくるだろう。
だからいつまでもガラパゴスしていてはだめなのである。
もっと日本がグローバルに適応していかなければならないし、企業もグローバルなニーズを捉えて
サービスや、開発を行っていくひつようがある。
そのためには、生活者や、企業だけじゃなく、政府もちゃんとガラパゴス化しない規制と規制緩和が
必要だ。
でも国はあんまり頼りにならないから、今はまず生活者がこれをどうにかしないといけないと考え、
グローバルなニーズに適応できる準備をしておく事が重要なんだと思う。
10年後Appleの最大の失敗は、iPod iPhone iPadの成功により、さらに大きな市場に気がつかなかった事。と言われるかもしれない。
Androidケータイは、現状、iPhone以上のユーザーエクスペリエンスをもたらす事は難しい。
ハードウェアが、サードパーティーによって提供されているので、端末によって差がある。
自由度が大きい反面、統一化されていないので、Androoidで動くアプリケーションに不便さや、
Androidは、いまいち使いにくいという感想をユーザーが持ってしまう可能性がある。
それでもAndroidの可能性は、ケータイにとどまらない。
むしろその可能性は家電や家庭用ロボットなどに広がっていくだろう。
今後あらゆる電化製品にAndroidが搭載されていくだろう。
しかしなぜWindowsでもMacでもなく、Androidなのか。
それは、オープンだからである。
TRONもあらゆる組み込み系の電子機器で利用されていると言われているが、
オープンだからである。
しかし、ただオープン、フリーというだけではだめである。
デベロッパー支援、ブランド力、信頼も必要である。
まだAndroidは、ブランド力も信頼度も確立されていないが、
今後多くのデベロッパーやユーザーの支持を獲得していけば、その普及は急速に進むだろう。
iPhoneアプリや、mixiアプリを見て思うのは、これからの電化製品に必要なのは、
・ネットワークに繋がる事
・ユーザーが好きなアプリケーションを追加できる事。
しかも有名な企業のものから、一般のユーザーが作成したような様々なアプリケーションから
好きなものを検索、選択できる事。
だと思う。
久々に酒鬼薔薇事件の話題がニュースにあがっていたので、この事件について考えてみた。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=神戸連続児童殺傷事件&oldid=31088118
>1997年に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生(以下「少年」と称す)による連続殺傷事件
当時思ったのは
・通り魔的な殺人事件は捕まりにくい(時間がかかる)
・中学生でも連続殺人事件を起こせるという事
・本当に全部一人でやったのだろうかという疑問
といった事で、これらは今でもそう思う。
実際、この事件の前と後とで変わったのは、
「なんでもないような中学生が連続殺人をおこす事がありえる。」
というのが、定説となったという点だろう。
それ以外は以前となんら変わりがない、
たしかに少年法は改正されたが、同様の事件が起こらないようになったわけではない。
最も重要なのは、そのような事件を未然に防ぐ事だと思うが、
現状決定的な対策は見つかっていない。
ただそういった現状で、ひとつ言えるのは、
なんでもないような中学生が連続殺人をおこす事がありえる。
という事を覚えておく事かもしれない。
同じく過去の事件で覚えておきたいのは、地下鉄サリン事件
これにより日本でもテロは起こるという事が確かになった。
事件当時はテロという言葉すらなかったような平和な日本だったので、
日本でテロといってもあまりピンと来ない人もいるだろう。
しかも、もっと言えば、
数年前におきた、秋葉原無差別殺傷事件もある意味自爆テロだろう。
思うのは、誰でも殺人を犯す可能性はあるし、被害者になる可能性もあるという事。
ただ多くの場合は、殺人に至るまでの過程というものがありその過程のどこかでストップを
かける事ができれば、事件は減らせるかもしれない。
そういう点からすると、重要なのは犯罪の成長を察知して途中で犯罪の芽を摘む事なんだと思う。
世間に無関心でいながら、犯罪が起きてから、被害者に同情して、加害者を非難するだけという
現代の犯罪と大衆との関わり方は、問題だと思う。
まだ買ってないけど、iPhone派なので、ケータイとしてのAndroidには、実はあまり興味がない。
ただ、Androidは今後、ケータイだけじゃなく様々な家電や専用端末に搭載されると思っている。
家電アプリの開発には興味があって、いずれ何かアプリを作ってみたいと思っていて、
とりあえず安く使えるAndroid端末、Smart Q5を買ってみた。
Covia SmartQ5 (Android 日本語版)
amazonで19,800円
まず電源を入れてみる。
アプリが全然入ってないし、肝心の、Android Marketが入ってないのでこれじゃなにもできない。
なるほど、Coviaのサイトからファームウェアをダウンロードしてアップデートしたらいいのか。
というわけで、SDカードを買ってきて、アップグレード。
まだ使いこなせてないが、感想
・タッチパネルの性能が悪いのかペンでないと使いにくい。
・しかもペンを使っても、誤操作が発生する。
・サイドキーを使う操作とタッチパネル上で操作しないといけない場合があり、
両方の指での操作を必要とするので大変。
・SDカードが深くて、出し入れしにくい。
とはいうものの値段も値段だしまあしょうがない。
Androidの部分については制限の無さが、使いにくさに繋がっているという感じがする。
追記:
その後、Android marketも使えなくなってしまい、ほとんど使い道がなくなってしまった。
開発用とはいえ、もう少しちゃんとした端末を買ったほうがよいかなと最近思っています。
テレビは、次は3Dだとか言ってるが本当は、電波による放送なんかさっさとやめて、インターネットテレビにシフトさせるべきなんだと思う。
テレビは見たいときに見れるようにすべきだ。
でも現在それを実現しようとすると、チューナーを複数搭載して力技で全チャンネル録画をしようという事になってしまう。これは馬鹿げている。
そもそも生じゃない番組をなんで全国同時に放送してみんなリアルタイムで見るのか意味不明だ。
見たい時間に見れればいいじゃないか。
それに映像にもっと付加情報がついててもいいはずだ。ニコニコ動画じゃないが、コメント欄があったり、関連情報から直接amazonに行って商品が買えてもいいはずだ。
CS放送にしても録画機とテレビ両方で視聴ライセンスが必要なんておかしい。
家電メーカーは今でもテレビを作ろうとしているが、パソコンメーカーは、パソコンでテレビを作ろうとしている。
そうするとケータイ電話と同じような事がおこる。
パソコンメーカーは家電メーカーが苦労して追加してきた機能を、パソコン文化の発想でそれを意図も簡単に実装してしまうのだ。
その結果家電メーカの製品が淘汰されてしまう。
音楽業界に起こった変化はテレビにもやってくる。
CDが売れなくなり、少数のアーティストが爆発的に売れる時代ではなくなり、レーベルの収益が減るという流れ。
いままで音楽を独占し、その利権で潤ってきた音楽レーベルに、インターネットが変化をもたらしたのだ。
出版も、テレビ業界もいずれはそうなる。
テレビ局は今すぐネット時代のテレビ番組のあり方をすぐに考え直すべきだ。
(たぶんソニーはわかっているのだろうが。)
家電メーカーは、パソコンベースでテレビを作るべきだ。パソコンベースでテレビの再定義が必要だ。
生活者は、テレビ利権による社会のゆがみを理解し、テレビの見方を変えるべきだ。
過去に囚われ続ける、テレビ局、家電メーカー、消費者は淘汰されるべき対象なのである。