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カテゴリー: 政治

ガソリン税

税金を下げる事は基本的には賛成だが、今回問題なのは、さげるのではなく、下がってしまうことだろう。
例えて言うなら、「階段からおりる」と、「階段から落ちる」の違いだと思う。
税金が下がっても、在庫に反映されるまでには、時差が生じる。
4月1日急に需要が高まれば供給が追いつかなくなる可能性もある。
ガソリンがなくなったら、運送業に影響がでるしそれを利用する生活者にも影響を及ぼす可能性もある。
しかも、供給はそのままで、需要が高くなれば、値段は上昇するというのが市場の原理である。
投機目的で一時的にガソリンを大量に買い占めることができ、品薄状態を作り出し、再来月また値上げとなり売れれば、一儲けできるかもしれない。(法律的にそんなやくざな事が許されるのかどうかは知らんが。)
ともかく急激な需要の増加は、混乱を招くし、格差を助長する。
ガソリンスタンドは4/1から値下げをすべきでないし、需要が高いのなら逆に値上げすべきであって、税率の影響で安くなるなら、税金が少なくなった4/1以降の在庫分からにすべきだし、また増税があるなら、その増税分のガソリン代から反映すべきである。
値下げ前に値下げして損するということは、値上げ前にも値下げを維持して損をせざるを得ないってことだろ。馬鹿げている。
もちろん競合他社の動きもあるので、ある程度の未来予測に応じた価格設定は必要だが、混乱に乗ってしまうと、さらなる混乱を助長する。

日銀総裁不在

インド洋給油の空白に続き、今度は日銀総裁不在。
別にこれで一夜で経済ががひっくり返るような事はないのだが、問題なのは、世界に日本の低能っぷりをさらしているという事である。
次は、道路特定財源か。

1ドル100円

日本の未来はまだ霧の中だが、一方アメリカの景気も強気の買いに支えられてきたものであり、基軸通貨としてシフトが進みつつあるユーロ。人口の増加により、急成長を遂げるアジア、インド。
一ドル100円は妥当だと思う。ドル安なのに、石油高により日本にはまるで恩恵がないようだが、円、ドル同時安じゃないだけ、ましなんじゃないかと思う。
それはさておき昨日に続き、民主党ってどうなんだって話。
結局、民主党の行動というのは、はやく政権を取りたい→日本が危機的な状況になれば解散総選挙になるだろう。
って事なんだな。
ここで問題だと思うのは2つ。
解散に追い込めるなら、日本を危機的な状況に陥れる事もいとわない姿勢。
解散総選挙すれば民主党が政権を取れるという思い込み。
確かに、世論調査によると、次の選挙で民主党が取る可能性はあるだろう。
でもその先に何があるだろう?と私は有権者に問いたい。
選挙によって日本がよくなるなんて事がそもそも幻想である。
民主党が勝っても、自民党と民主党でそれぞれで分裂が発生し、国民はなんのメリットもなく、ただのドタバタを眺めて見ている事しかできないだろう。
ちょうど今がそうである様に。

衝突前の日本

現在不安定な世界市場を走るバスの運転席にて、一つのハンドルを2人が握っている。
自民党と、民主党である。
自民がこっちというと民主が反対にハンドルを切る。
現在目前に迫った電柱を前にそれでも、相手と逆のハンドルを切ろうとする民主党。
激突まで秒読みだろう。
日銀総裁など別に誰だっていい。
最も憂慮すべきなのは、判断が遅れる事である。
ほんとイタイ国だな。

ビジョン、問題、すべきこと

日本の現状・未来に対し、「ビジョン」「問題」「すべきこと」を思いつくままに1枚の図にしてみた。
それを元におぼえがき。
■ビジョン
・アジア成長に乗る
・外貨を稼ぐ
・自由競争(資本主義)
・社会が必要最低限の生活を担保する
・働かなくても豊かな生活
■問題
・人の問題
 -福祉
 -高齢化
 -少子化
 -生活者自身の問題
・メディアの問題
・環境問題
■すべきこと
優秀な人を増やす事、つぶさない事
ユビキタス
エコ(省エネ)
ロボット
医療システムの改善
生活者の向上(公共・経済に関心をもつ、学習)
■備考
最近、サブプライム問題によって、海外投資家が日本の市場から引き上げてしまったので、
内需拡大が必要だという声があがってるがそれはちょっと違うと思う。
たしかに日本人が、貯金ばかりで資産を運用をしないというのはよくないと思う。
だが、いらないものを買っても、消費はお金は生むが、お金があれば幸せかというとそうではない。
お金のために社会があるのか?
幸福が目的であれば、お金だけに頼らず幸せになる方法を考えるべきだと思う。
しかも少子高齢化が前提なら、市場が縮小していくのは必然である。
縮小する市場で、幸せになるためには、お金に依存しない幸せを増やす事が必要だと思う。
その一方で、アジアに目を向ければ市場が拡大しているのだから、それに乗っかればいいのだし、世界のマーケットに物を売って外貨を稼ぐのも重要だと思う。
お金がなくても幸せになるためには、働かなくても豊かな生活ができるというのが必要だと思う。
そのためには、生活者の価値観を変える事。
エコ、省エネなど、消費活動を減らす事。
などが必要だと思う。
生活者の価値観を決めているのは、生活者自身であるが、じゃあその価値観はどっからくるのかというと、メディアの影響力が強いと思う。
そこから考えるのは、生活者が変わる為にメディアを変えなくちゃいけないと思う。
■まとめ
「生活者自信が変るべき」
私の思うキーワード→「メディア」「公共・経済に関心を持つ」「教育」「消費にたよらない幸福」
「外貨をかせぐべき」
私の思うキーワード→「グローバル化」「ユビキタス」「エコ」「ロボット」
Do2008

加工食品の原産地表示

加工食品の原産地表示、都は「全部」国は「困難」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080212-OYT1T00214.htm?from=any
別に全部パッケージに印刷する必要なんかなくて、QRコードでもつけて詳細はWebサイトにアップすればいいと思う。
どこの何が入っているのかわからないような加工食品が一般に流通しているというのは非常に問題だと思う。
ちゃんと世界に誇れるようなトレーサビリティーを確立すべきである。
話かわって、こりゃおかしいだろというニュースを一つ。
空港外資規制 安全保障上の歯止めが必要だ(2月9日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080208-OYT1T00965.htm
安全保障はいいけど、外資規制は変だろと思う。
国民の利益とかいって相変わらず私益の事しか考えない政治家どもが!

支持率、視聴率

内閣支持率なんてのがあるが、その調査方法はブラックボックスである。
そんななんだか分からん数字がメディアを踊っている事自体が不可解だが、元々根拠も無い支持率が下がったのでどうこういうのもおかしい。
日本は、支持率85%とかいうロシアのような社会を望んでいるのかというと全然そんな事はない。
国民一人一人の意見を聞いてそれらを明らかにした上で政策を進めるべきであって、数字に誰かが勝手に理由をつけて解とするなどちゃんちゃらおかしい。
それはさておき、テレビの視聴率。
今や、テレビはHDレコーダーなどで録画しておきみたりみなかったり、ワンセグや、家以外で観てたりする事もあるだろうがそれらはどうやって測定しているのだろうか?
これまたテレビがそんな視聴率に依存してるのも変な話である。
まあ所詮そんなもんだ、と言えばそれまでなのかもしれないが、政治も、メディアもあるべき姿を見直すべきだと思う。

次期衆院選挙

国民の選択肢としては、
・自民党が勝ってねじれ続ける
・民主党が勝って政策変更によって破滅に向かう
どちらかである。
これは政治家の問題じゃなくて民衆の問題である。
どちらも災難なのは、言うまでもないが、前回の参院選で、民主党を支持した人、投票に行かなかった人による結果であり、それが民衆の選択だったのだから仕方が無い。
よく考えて投票いただきたい。
個人的には、ねじれ続けて大連立を望むが、もし大連立が実現しそうもないなら、逆に民主党に票を投じざるを得ない。
政策が誤っていようと、民衆が誤りを頭で理解できないなら身をもって理解するしか無い。
社会的な混乱や格差の拡大は避けられないだろうが、それは個人の対策で乗り切るしかない。
いつまでもねじれ続けるよりましである。
そして結論からすると、自民党に戻るか、自民+民主 になるかしかない。
はじめから連立組めば良いのにと思うのだが。
Fj

死刑という人殺しを認める制度

死刑撤廃は、現在国際的な流れであり、国際的流れに逆らって、今後もこのシステムを継続させる必要性がどの程度あるかどうかは、検討の余地があると思う。
現に死刑制度があっても執行が行われず、死刑囚だけ増えているという事がこのシステムの問題を表している。
死刑制度はこうあるべきだというのを先に言ってしまうと
1)まず死刑を公開すべき
2)希望があれば死刑の執行を遺族にて行えるようにする
3)終身刑を導入すべき
4)死刑は減らすべき
である。
まず、死刑はなんのためにあるかというと、犯罪の抑止効果をあげる人もいるだろうが、実際抑止効果はないという。
まあ捕まる事を前提に犯罪をする人は少ないだろうというのは予想に容易い。
じゃあなんの為にあるのかというと、遺族の心情によるものだと思う。
でも遺族のために行う死刑なのに、非公開というのはおかしい、希望があれば遺族が執行すべきである。
社会にとっての死刑制度はどうだろうか?
社会からしてみると、そもそも凶悪犯罪を減らす事が大前提であって、死刑が犯罪を抑制する物でないなら意味が無い。少なくとも現在の様に死刑が公開されないのでは、インパクトも弱いだろう。
そもそも、死刑がどのようなものかを民衆が理解していないところで、死刑が良いか悪いか判断する事自体がおかしい。
冤罪の問題もあるし、人殺しは駄目だという社会が、人殺しをするのはおかしい。
逆に言えば、死刑というのは社会が人殺しを認めてしまう制度の事である。
少なくとも、安易な死刑執行が許容される社会というのは命の価値が希薄であり、それはすなわち安易に殺人が行われる社会だと思う。
社会としては、そもそも犯罪を減らす事が重要である。
現状結構重い罪であっても、最長30年となってしまう、つまり、死刑と懲役の中間となるべき罪人が、それぞれの中に含まれているはずである。
終身刑というのがかならずしも、死刑との中間にあるものとは限らないが、罰は、相応の罰であるべきであって、それ以上でもそれ以下でもあるべきではない。