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投稿者: tsubute

音楽はどうあるべきか?

近年 CD、レコード業界が衰退しているという。
少子化。若者がスマフォにお金を使ってしまい、CDにお金をかけられない。アーティストの多様化。ネットの普及による影響。理由はいろいろあると思う。
ただ私が思うのは。本来、音楽はフリーであるべきで、ビジネスのための道具でもなければ、ファッションでもない。
時に、音楽が芸術になり、エンターテイメント、ビジネスにもなりうるものだが、本来音楽は自由であるべきだ。
音楽に、色をつけたり、パッケージ化して、音楽を販売することが悪というわけではないが、
近年音楽は、ビジネス化に傾向しすぎたと思う。

話は少しそれるが、料理は著作物にならないのか?という問題がある。
コーラのレシピ、ケンタッキーフライドチキンのスパイス。
もし料理の世界も、著作権があれば、こういったものは著作権的な法律で保護されていただろうと思う。
なぜ料理は音楽と同様に法律で保護されるような、対象にならなかったのだろうか。
料理がこれまで、あまりイデオロギー的な方向へは走らなかったことや、
食が生に直結しているので、管理組織が入り込む余地が少なかったのかもしれない。

もしJASRACが、料理著作権を、管理していたらどうなってただろうか。
給食でカレーを出そうとしたら、味付けがボンカレーに似ていると、訴えられ、著作権料を徴収されているかもしれない。
少なくともセブンのポンデリングなど、訴えられている事だろう。
さらに、普通に近所の店で買った所持をしてたら、違法ダウンロードして作った料理だとガサ入れが入って逮捕されるなんて事もあるかもしれない。

そう考えると、料理のレシピが著作権的な物で保護されてなくてよかったのかと思う。
というわけで、パクリ食品はどうかと思うが、食べ物はフリーであるべきだし、音楽もフリーであるべきだと思う。

IS テロ 戦争 アメリカ フランス 中国

ISは、シリアなどの地域を武力により制圧し、国としての樹立を目指しているらしい。
(ISの目的が本当に国家の樹立なのかはよく分からない。)
一見、テロ集団が、イラク・シリアを含む各地で暴れていて、それを、アメリカが鎮圧しようという構図になっているが、火に油を注いで、戦争の種に水や栄養を与えているのは、アメリカだという見方もある。
よく言われる、アメリカの戦争ビジネス。
アメリカは軍事大国で、そこに大きな予算がついている。
武器は持っているだけで、使わなければ、その価値を国民に示す機会がなく、ともすれば、予算を削られてしまう。世界のどこかで、戦争や紛争があれば、そこに武器を輸出して、利益を得る。
ざっくり言うとそんな仕組みだ。
だがしかし、武器を作るのは、アメリカだけではない。
まずはロシアだが、これからは、中国の武器輸出も拡大していくだろう。
武器輸出国にしてみると、自分の土地から離れた場所で、できるだけたくさん武器を、
しかも自分の国には被害がないよう、消費してくれるのが良い。
そういう観点でいうと、フランスでのテロは、世界各地での、軍事需要の掘り起こしとなるきっかけとなりうる。もちろんその中には日本も含まれる。
国を守るというのは、国家にとって重要な要素だが、軍事ビジネスに参加して、軍事ニーズを活性化させるというのは、別問題である。
軍事産業を緩やかに縮小させるためには、国内を含め、世界中に存在する、火種を監視し、
武力以外の方法での解決策を提供すること。
そして、先進国が安易な武力ビジネスに手を染めないよう、世界の経済が安定して成長する方法を、
模索するしかないのだろう。できるならば、戦争をしない方が、富が回ってくるような世界にできれば、
もっと平和に近づくだろう。
だが現実はなかなか複雑だ、世界中に火種はあって、誰もがテロリストになったり、テロに加担する可能性を持っている。社会としては、テトリスト化の予防。早期発見。テロの防止。被害の最小限化。などが必要だ。そのためには、国民一人一人を監視し、不審者をピックアップする事が必要になる。
もし、公共設備のあらゆる場所に、防犯カメラと、マイクを付けて、国民一人一人の行動を評価、採点化し、集中管理すれば、飛躍的に公共の秩序は向上するだろう。
ただそれは、それで管理権を持った機関に、大きな力を与えることになり、公正な運用が行えるかは、甚だ疑問である。
現に、そのような準備は今着実に進められているように見える。
少なくともテクノロジーの方は、いつでも実現できる状態に進んでいくだろう。
人、通信、エネルギー、貨幣、食料、物流。
あらゆるものが、何気ない日常の中でつながっている。
社会や世界に関心を持つ。それこそが、今の市民一人一人に必要なの事なのではないだろうか。

ハリネズミの家

Hoji2house_4
たまに、過去のハリネズミの家のエントリーに来てくれる人がいるようなので、
現在のほじほじの家について書いてみようと思う。
1)空気清浄機
ダンボールで作った空気清浄機。
ホイールがケースからはみ出てる関係で、蓋として載せているのだが、ついでなので、空気清浄機
フィルター的なものをつけている。全面の青い部分がそれ。空気清浄効果はよく分からない。
2)2階部分
できればもっと透明度が高いケースの方が、良いのだが、予算的な都合もあり今の所これにしている。
蓋は、ハンダゴテなどを使いながら穴を開けている。
(できれば、ホットカッターなどを使って穴を開けた方が楽だと思う。)
伸和(SHINWA) タッグボックス 07(N)
3)ホイール
比較的音が静かなホイール。網目になっており、本来は糞などの掃除がしやすいようになっているのだが、
それだと足がひっかったりしそうだし、痛そうなので、使い捨てシーツを上から貼っている。
SANKO メタルサイレント 32
4)1階への通路
写真だと分かりにくいが、ここに穴を開けてあるので、1階と2階が行き来できるようになっている。
普段は1階で寝て、夜になると2階で走っている。
5)跳び箱
寝るときの家であるとともに、2階への通路になっている。
写真には写っていないが、反対側に跳び箱の上に上がりやすいよう、手製の階段を設けてある。
SANKO とびばこハウス
6)1階部分
伸和(SHINWA) タッグボックス 06(N)
SANKO とびばこハウス
7)ヒーター
昆虫用のヒーター。
箱の下に敷いてあり、少しだけ暖かい。
もっと寒くなったら、「マルカン 保温電球40W」を使用するが、そこまで寒くないけれど、20度以下になりそうな時につけている。暑い時は別の場所で寝ている。
8)地下
地下は、物置用(ハリネズミが行き来できるようにはしていない)
暖かくするので餌などは入れず、扇風機や、その他のハリネズミ用の小物などを収納している。
天馬 Fits フィッツケース クローゼット (幅39×奥行53×高さ18cm) カプチーノ S-53
過去記事
ハリネズミの飼い方

コモディティ化

日用品などの多くは、それらが家庭における支出のベースとなるため価格競争に陥りやすい。
豆腐、卵、もやし、トイレットペーパーのように、その低価格化は、大量生産と、高度に発達した物流システムのなせる技だと思う。
テレビなど、本来様々な部品と工程を経て作られたものが、コモディティ化により低価格が進み、
大手企業でさえも打撃を受けるといった問題も存在するが、消費者に取ってのコモディティ化は、必ずしも悪い事ではない。
大規模農場のように、低価格で、品質もそここそ良い食料を確保する事は、世界にまだ饑餓が存在する地球上において重要な事だと思う。
じゃあみんなが、コモディティー化の流れに乗るべきか?
量産化により、低価格が実現されるのは良いが、高品質なものはないがしろにされてしまう。
新しいもの、高品質なもの、ニッチなもの。文化的で創造的な社会には、コモディティー化の外を目指した商品も必要だ。
Amazon
あらゆるものが、一つのカートで購入出来る。
AmazonにはAmazon自体とは別に、多くの販売者が入っていることもあり、Amazonの品揃えは、他のECサイトと比べ、群を抜いている。
そして、様々な商品が、ネット上で1番とは行かずとも、それに近い価格で販売されている場合が多い。
もちろん、ECの場合送料という問題があるので、単価の小さいものを、バラで買うのには向かないが、家電などは近所で売られているものより安いものも多い。
コンビニ
コンビニは小さな店舗スペースで、必要なものをいつでもパッと買いに行けるのが魅力である。
小さい店舗におけるものに限られるので、商品点数は、大きな店舗に比べると限られるが、多くの人が必要とする商品は、ある程度限られており、日用品で切らしてしまった商品などを買うのには、なかなか重宝する。
フランチャイズ 飲食店
飲食店がフランチャイズ化させるメリットは、ブランドの確立により、均質なものを複数の地域に横展開させ、さらには材料の大量仕入れや、営業ノウハウの共有化や、宣伝により収益の向上を見込めることだと思う。
消費者の多くが、早い、安い、うまい+時々新しい を求めるのに対し、フランチャイズの多くは、
競合他社との競争により、価格競争に陥ったり、一時的には新メニューで売り上げを伸ばすことができても、他社にパクられたり、時々発生する、ブランドイメージと、消費者ニーズの乖離により衰退することになる。
規模を拡大せずに、淡々とヒットをうちつづけるか、波に乗って一気に広げて、ブームが過ぎることには、さっさと店じまいすることが必要となるが、拡大の中で、ブームの終了を的確に予測しうまいことは撤退することは、非常に難しい。
話を戻すと、コモディティー化は、安さ、手軽さという世界中に存在するニーズの上で必要とされる一方で、それが一旦広まってしまうと、薄利多売を要求される市場が形成されてしまう。
文化的で創造的な社会を実現するためには、独創的な新たな商品も重要だ。

TPP

TPPには賛成だ。
やってみないとよく分からないという点は否めないし、具体的な内容が、国民に知らされず、進められているという点は、あまり良いとは言えないが、遅れてやってきた欧米化の一つと考えれば、そんなに悪いことではないだろう。
中国が世界市場における発言力を強める中で、アメリカ、EU、ASEAN、インド、などなど各国との
協力強化は必要不可欠となる。
確かに、関税が、国内農業が守っていた部分もあると思うが、
その見えない税金によって、日本の農業は世界の変化に適応する努力を避け・競争力をつけずに来てしまったという問題もある。
別に安い輸入食品が入ってくると言っても、それを選ぶか否かは国民の自由だ。
特に生鮮食品は、地産地消の方が地理的には有利なんだし、品質が良ければ輸入より少しぐらい高くても、対して影響はないだろう。
いや逆に、経済成長の鈍化するこの国で生活するのにより安い食糧を必要としている人も増えていく中で、安価な食糧は重要だと思う。
TPPもまだ発効まで道のりがあるので、実現するかはまだ分からないが、
日本再成長の足がかりとして期待したい。

NEXT WAR

生物の世界では、単に食物連鎖でぐるぐる回っているだけではなく、種の存亡を賭けた戦いが、日夜繰り広げられている。
外来種に追いやられる種や、気候変動や、環境変化に伴い、絶滅へ追い込まれるものも存在する。
はたまた、ウイルスや、大量発生した種によって駆逐される事もある。
人類はどうだろう。
今後、核戦争があれば、世界人口の相当数が打撃を受け、いくつもの国が消滅する可能性がある。
あるいは、強力なウイルスの蔓延による、人口減や、巨大隕石の衝突による、地震、津波、寒冷化による、
影響により、恐竜絶滅クラスの天変地異が起きる可能性もある。
いや、近い未来もっと現実的な危機は、
人工知能、ロボット、アンドロイドにより、人類が駆逐される可能性についてなのかもしれない。
コンピューターが人間の処理能力を凌駕し、人類を支配しようとしたらどうなるだろうか?
ロボットが自らの意思でもって、同様の個体を増やしたいと思い、さらに人類が持つ資産や権利を獲得しようとしたらどうなるだろうか?
アンドロイドが人類を凌駕する能力を持ったら、人類は排除されるかもしれない。
いずれ誰かが、犬や、牛を遺伝子改良し、人間かそれ以上の脳を持ち、言語と、道具を使用する能力を
与えたらなにが起きるだろうか?
彼らはたちまち人権に類するものを主張するようになるかもしれない。
家畜としての飼育が禁止される可能性や、賠償にもなるかもしれない。
人並みの脳があれば、それで人並みの能力が獲得できるかはわからないが、
もし記憶を外部ストレージ化できるようになり、それが別の個体に継承できるとしたら、
数世代の記憶の継承により、人かそれ以上の能力の獲得が可能なのではないだろうか。
まあ何れにせよ、既存の人類が新しいタイプの生命体と、利権を争う事になり、権益を
受け渡す事になるのは時間の問題のように思う。
いや悪いことばかりじゃない。
犬猫に人権を与えたら、とりあえず一気に日本人人口がは1割ほど増加することになる。
なーんてね。

国内動向

・選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に
良いことだと思う。生物的に考えて、誰でも20歳過ぎたら、蛹(さなぎ)が蝶になるようにいきなり大人になるわけではない。
実際には徐々に大人になったり、ならなかったりするわけだが、法律としては20歳の成人という
ボーダーがあったり、18歳というボーダーがあったりして権利や責任の所在を区分するというものである。
選挙というものがいまいちわからないという若者に選挙を簡単に説明するなら、「法律を変える人・もしくは変えないようにする人を選ぶ」事だと言っておきたい。
直接民主主義ではないので、民意が直接反映されるような政治運営にはなっていないが、
それでも非民主主義国家と比較するならば、一票は重要で、価値のあるものである。
現在日本にはおかしな政治団体がいて、彼らが政治的な力をもつとおかしな法律を作ってしまう事になる。
選挙の投票率が低い事が、おかしな政治団体の拡大にも貢献しているように見える昨今、
選挙に行かない事は犯罪的だと思う。
・日経平均株価15年ぶりに2万円台を回復
ようやくあの時代までかえってきたんだな。
インフレ傾向だし、所得が増えたりしているわけでもないので、特に実感はないが、失われた時間を考えるとようやくここまでという所だと思う。
・マイナンバー
住基ネットの時のように、情報漏洩云々でまた導入が遅れそうな気もするが、
重要なのは、導入するかどうかではなく、導入の際いかに利便性と、セキュリティを両立させるかという事だと思う。すでに住基ネットははじまってるし、個人情報はすでに様々な場所に吸い上げられているのだから。
・日本は戦争に向かってるか
日本が世界とつながっている限り、常に世界のどこかで起こっているテロや戦争に全く関わらずにやり過ごすという事は不可能だろう。
世界が常に戦争を望んでいるわけではないが、格差や、思想の対立、不公平や、既得権者の権利の保護や拡大のため、火種は数多く存在しており、ともすれはそれは戦争へと繋がるものである。
国という単位が希薄になる現在、国同士の戦い=戦争という意味で言えば、従来に比べて戦争リスクは
下がっているという捉え方もできるが、武力を用いた、団体での対立という意味での戦争(紛争)に
関して言うなら、戦争がなくなる気配はない。
安倍首相が日本の軍事大国化を目論んでいるなどという記事があるが、
そんなナンセンスな事を目論んでいるとは到底思えない。
軍事力強化は、国の財政負担が増すばかりで、意味がない。
各国が軍事力を高めた結果、各国の核兵器の保有状況はこのようになっている。
国における軍事としてもっとも大事な事をは国民の人命と、国の財産を守る事だと思う。
今の日本のセキュリティ状況はどうだろう?
憲法や自衛隊という組織を見直す事は、脆弱性を持った軍事組織に対して必要なセキュリティアップデートだと私は思う。
ただし、そもそも人間同士の対立なんてしている場合じゃなくて、これからの時代、ロボットやら、
動物人間との対立や主権争いなども起こり得るわけで、守るべきものは、人類の存亡だったり、文化や、思想・哲学なんだと思う。
あなたが守るべきと思うものはなんですか?資産?領土?文化?見栄?哲学?健康?

2015予想

毎年やっている恒例の予想。予想といっても一般的に言われている事と大差はないだろうが
【花粉 / PM2.5】
今年の花粉はやや多めという予想がされている。
わかっているのだから、社会的にも対策を進めてもよいのにと思うのだが、意外と進んでいないように思う。
加えてPM2.5など大気汚染の問題もある。周知の通り、大気汚染は国境を越えてやってくる。
日本の場合、抜本的には、中国での大気汚染対策がどこまで進むかが重要だと思うが、
国産のPM2.5もあるし、中国製品を輸入していて、中国の工場の稼動に影響を及ぼしている
のだから、原因の一部としての自覚と今後の対応が必要だと思う。
【バブル】
アメリカの好景気、オリンピックまでの東京を中心とする不動産価格の上昇など
バブル要素は存在する。ただ、以前のように日本全体的にバブル化する可能性は低く、
人によってはあまり影響を受けない可能性もある。
ただバブルが弾ければ、影響は広範囲に及ぶだろうから注意が必要だと思う。
【地震】
日本にいる限り、どこにいてもある程度の地震被害に遭う可能性がある。
予知はあてにはならないが、それでも地震が起こり得ることがわかっているのだから、
被害を最小限化すべく対策を行っておくべきだと思う。
【テクノロジー】
・ウェアラブルコンピューター
未だ、日本で正式発売されない、Google Glassだが、Apple Watchなど、ウェアラブルな端末が
徐々に広まりそう。
・ロボット
ロボットもpepperが2月に一般販売。手足をもつロボットが数年で一気に普及することは
考えにくいが、それでも今後少しずつ普及していくだろう。
加えて「人工知能」「ビッグデーター活用」「システム セキュリティ」これらはかなり密につながっているキーワードで、それぞれが進化することで、目に見える部分や目に見えない部分で、社会に
変化をもたらすことになるだろう。
法整備も必要でまだ時間がかかるだろうが、小型ドローンを使ったサービスにも注目したい。

パリ旅行

9月にパリ旅行に行ってきた。
パリへは何度目かで、正確には不明なのだが5回以上は行っている。
個人的にフランスが好きなのは、気候、人、文化・歴史、名所などで気に入っているからだと思う。
パリというところは、歴史があり、都市でもある。
日本でいうと京都みたいな面もある。
フランス人は、ラテン系の人や、ラテン系ではなくてもラテン的な人も多く、
ドイツやイギリスほどかたくはないが、かといってスペインやイタリア人程、
軽い感じじゃないというのが個人的な印象である。
海外旅行が、国内旅行とやや違うのは、
周りの人の尺度が違うという事だと思う。
本当の旅の発見は新しい風景をみることではなく、新しい目をもつことにある。
マルセル・プルースト
別の価値観からみることで、それって意外と不要だったんじゃ?
とか、逆にここが良いとか、思うことができる。
ただ、価値観が違うというだけでは、心地よくないわけで、
フランスもしくは、パリの人々が持つ、尺度に共感できる部分があるという事だと思う。
そもそも、フランスにも日本かぶれ(ジャポニズム)という流行があったり、
フランスにも日本的な部分があったり、日本にもフランス的な所がある。
例えば、東京タワーは、フランスのエッフェル塔を意識した建築物である。
フランスも多くの原子力発電所を保有している。
具体的な例を色々出していくとキリがないので、とにかく
フランスには、日本の未来と過去があって、個人的にはそれが心地よいと感じるから、
フランスが好きなんだと思う。
9月のパリは少し観光シーズンからずれていて、混雑もそこそこで、暑くもなく、寒すぎず、なかなかよい時期だと思った。

おっさんとはなにか

自分もそろそろおっさんを自覚しないといけない年頃なんかなと思う事案が発生し、
「オッサンになる人、ならない人」という本を読んでみた。
この本自体は大した内容もなく、末尾の若者へのアンケートをベースに、哲学めいた事をぐだぐだ書いているという印象なのだが、同感する箇所も多かった。
そこで、おっさんとは何かについて考えてみる。
人は年齢によって生き方や生活スタイルを変える必要に迫られる。
赤ちゃん→幼児期→子供→若者→おっさん(中年)→シニアといったように年齢によって、
生き方や生活スタイルが変化する。
例えば20歳を越えると、選挙権や、タバコや酒、といったように法的にも大人としての扱いとなる。
本質的に20歳になれば誰でも瞬時に大人になるというものではないが、便宜上設けられている境界線の
一つだと言えるだろう。
なぜ生活スタイルの変化が必要になるかというと、芋虫が蝶になるように、生物的な変化により、
できる事や、役目が変わってくるからである。
単純に加齢による生物的な変化で追っていくと
【歩行】
赤ちゃん:おんぶ、だっこ、ベビーカー

幼児期:自分で歩く
【成長】
子供:身長が伸びる

若者:身長がとまる
【出産(女性の場合)】
子供:NG

若者:出産適齢期

中年:NG
【基礎代謝】
女性10代前半ピーク
男性10代後半ピーク
(同じ量の食事や、運動では太りやすくなる。)
【加齢臭】
30代後半
【老眼】
早い人は30代後半から
40代から
といったような変化が訪れる。
それに伴い、おっさんになるという事は、若さが失われつつある中で、何に自分の役割を見いだすかが
重要になってくるのだろう。
ついでなので、若者の役割というかポジションについても書いておくと、
自分の可能性に挑戦する事と、家庭を持つ(生物学的には家庭である必要はないと思うのだがその話はまた別でするとして)事だと思う。
はなしをおっさんにもどす。
単純に年齢が中年になった時、すべての人間がおっさんになるかというとそうでもないのである。
おっさんというものは、単純に年齢による区分ではなく「おっさんくさい行動」「オバサンくさい行動」による分類を含んだ概念。であれば、気をつけることである程度回避可能とも言える。
では具体的にどんな事を気をつけたらよいか調べてみる
女子が思うおっさん行動ランキング
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20140814-00037318-r25
「おしぼりで顔を拭く」
いきなりだが、これは、かなり難易度が高い。
気をつけようとは思っているのだが、ネコがネコジャラシを前にした時のように、
おしぼりで顔をふくというのは、ある種のおっさんの条件反射(無条件反射?)なのだ。
オッサンたちが嫌われる理由。
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n202755
周囲に「おばさんっぽい」と思われる人の特徴
http://matome.naver.jp/odai/2139236072783196201
「声が大きい」「外見に無頓着」
続オバタリアンあるあるを挙げてみよう!
オバタリアンとか最近は言わないのかもしれないが要はそういう事かと思う。
おっさん、おばさんに限らず、周囲への配慮がない行動は迷惑には違いないのだが、
一つ目のポイントはそれが、加齢によって生じやすくなる問題であること。
そしてもう一つ。おっさんになる時は、必ずしも成人のように節目が無い。
自覚のないままオッサン化が進行する可能性がある。
さらに、こういったおっさん化は周りが指摘しにくいというのもあるだろうし、
そもそも周りが同じ世代だと、まわりもおっさん、というのもあるのかもしれない。
子供の頃は親が注意するとか、外圧があって、自然と修正されていくものだが、歳をとるとそういう
事を注意する人もめっきり減り、ともすれば、無自覚でオッサン化してしまう。
しばらく以前よりくしゃみがおっさんくさいと言われるのだが、いつからそうなったか、
昔からそうだったのかいまいち分からない。
無自覚におっさん化が進んでいるのだとしたら恐ろしい事である。
なぜ恐ろしいか?自分の事はよくわかっているつもりになっていて自分自身に起こってる変化に、
気がついていないというのは、恐ろしい事である。
まあそもそもヒトというのは、自分のことはよく見えない生き物なのだが…。
冒頭の本でひとつ発見だったのは、おやじ化は必ずしも変化によって起こることではなく、
変化しない事でもおこりえる事象だという事について。
その例として「若者が下ネタをいうのと、おっさんが下ねたをいうのは違う」というもの。
内容よりも『誰が語っているか』という主体に影響を受けるから。
というもので、若い時の感じで、いつまでも下ねたを言ってると、単に下品な人と見られてしまうわけである。
良いおじさんと、迷惑なおっさん。別々の生き方があるとしたら、
私は良いおじさんを選択したいと思う。