Press "Enter" to skip to content

コモディティ化

日用品などの多くは、それらが家庭における支出のベースとなるため価格競争に陥りやすい。
豆腐、卵、もやし、トイレットペーパーのように、その低価格化は、大量生産と、高度に発達した物流システムのなせる技だと思う。
テレビなど、本来様々な部品と工程を経て作られたものが、コモディティ化により低価格が進み、
大手企業でさえも打撃を受けるといった問題も存在するが、消費者に取ってのコモディティ化は、必ずしも悪い事ではない。
大規模農場のように、低価格で、品質もそここそ良い食料を確保する事は、世界にまだ饑餓が存在する地球上において重要な事だと思う。
じゃあみんなが、コモディティー化の流れに乗るべきか?
量産化により、低価格が実現されるのは良いが、高品質なものはないがしろにされてしまう。
新しいもの、高品質なもの、ニッチなもの。文化的で創造的な社会には、コモディティー化の外を目指した商品も必要だ。
Amazon
あらゆるものが、一つのカートで購入出来る。
AmazonにはAmazon自体とは別に、多くの販売者が入っていることもあり、Amazonの品揃えは、他のECサイトと比べ、群を抜いている。
そして、様々な商品が、ネット上で1番とは行かずとも、それに近い価格で販売されている場合が多い。
もちろん、ECの場合送料という問題があるので、単価の小さいものを、バラで買うのには向かないが、家電などは近所で売られているものより安いものも多い。
コンビニ
コンビニは小さな店舗スペースで、必要なものをいつでもパッと買いに行けるのが魅力である。
小さい店舗におけるものに限られるので、商品点数は、大きな店舗に比べると限られるが、多くの人が必要とする商品は、ある程度限られており、日用品で切らしてしまった商品などを買うのには、なかなか重宝する。
フランチャイズ 飲食店
飲食店がフランチャイズ化させるメリットは、ブランドの確立により、均質なものを複数の地域に横展開させ、さらには材料の大量仕入れや、営業ノウハウの共有化や、宣伝により収益の向上を見込めることだと思う。
消費者の多くが、早い、安い、うまい+時々新しい を求めるのに対し、フランチャイズの多くは、
競合他社との競争により、価格競争に陥ったり、一時的には新メニューで売り上げを伸ばすことができても、他社にパクられたり、時々発生する、ブランドイメージと、消費者ニーズの乖離により衰退することになる。
規模を拡大せずに、淡々とヒットをうちつづけるか、波に乗って一気に広げて、ブームが過ぎることには、さっさと店じまいすることが必要となるが、拡大の中で、ブームの終了を的確に予測しうまいことは撤退することは、非常に難しい。
話を戻すと、コモディティー化は、安さ、手軽さという世界中に存在するニーズの上で必要とされる一方で、それが一旦広まってしまうと、薄利多売を要求される市場が形成されてしまう。
文化的で創造的な社会を実現するためには、独創的な新たな商品も重要だ。

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です