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デフレの中で

ジーンズの値下げ合戦とか、牛丼の値下げ合戦とか、
減少しているパイをとり合っても、寿命を縮めるだけで、
不毛な争いに過ぎない。
消費者からしてみれば安い方がいいとか、そんな安直な考えは、
今時なら小学生でも間違いに気がつくんじゃないだろうか?
安くするために削られるのは、人件費であって、人件費を削るというのは、
まわりめぐって自分の労働の価値を削っているという事だ。
後から100円損するのに、今100円安く買えて喜んでいるのと同じぐらい馬鹿げている。
デフレの時にすべきことは値下げじゃなくて。
値段は据え置きで、品質、サービスを向上させる事だと思う。
逆に生活者には、より安いものを買うという発想から抜け出し、
同価格でより品質のよいもの、よりよいサービスを選ぶという努力が必要だと思う。

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