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社会起業がITベンチャーに目の敵にされる理由(わけ)

東洋経済でサイバーエージェント社長らに社会起業家がおおいに叩かれている件について
http://komazaki.seesaa.net/article/135762282.html
面白そうなので、ITベンチャーに目の敵にされる理由(わけ)を考えてみた。
1)社会的評価の変遷に対する危機感
上場したITベンチャーは、ITブームに乗って一山当てた成功者。
勝ち組と称されもてはやされていたのが、社会起業と比べられ、社会にいかに貢献したか目線で
評価されてはたまったもんじゃない。
お金持ちが、年をとってから社会貢献などの活動を行う例は少なくない。
結局いくらお金があっても社会的に評価されないのは孤独なんだろうと思う。
2)資産価値が減る
ものの価値というのは、人々の中に存在する価値観によって変動する。
ITベンチャーも当然そうだ。ITバブルの時代は、多くの人が注目してたし、
株価もうなぎ登りだった。
しかし、人々の関心が他のものに移ってしまうと、評価も相対的に下がってしまうし、
人材なども人気のある分野に流動してしまう。
3)負担
彼らが言うように、慈善事業を主体で考えてしまうと、そこに逃げてしまい、
収益をあげられなくてもいいや、となってしまう部分はたしかにあると思う。
じゃあ、企業は美味しいところだけ持っていって、まずいところや、社会的リスクを、
外部におしつければいいかというとそんな事はない。
ともかくまあ、バブルはいずれはじけ、人は次のバブルに向かう。
一時の流行で脚光を浴びるだけの企業ではなく、企業活動が社会の発展と幸福につながるような企業がよいね。

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