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バイオエタノール

最近、食べ物を燃料として使うのは違和感を感じるという意見を聞くが、私はむしろ「食べ物を燃料として使うのは違和感を感じる」という意見に違和感を感じる。
例えば、我々は毎日飲み水を風呂や、トイレなどで使用している。
木や植物にしたってそうである。人間が直接木を丸かじりする事はないにしても、それを餌とする虫や、動物、その他の食物連鎖を通して、生態系が成り立っているが、ヒトはそれを燃やして燃料にしたり、更地にしてビルを建設してきた。
石油にしたって、直接口に入れないにしても、現代の生命を支えてている要素である。
食べ物を燃料に使うのはもったいないと考えるなら、むしろこれまでのエネルギーをためらいもなく使用してきた事が誤りだったことに気がつくべきだと思う。
それともう一つ、我慢しないエコロジー、楽してエコロジーというのがあるが、それもちょっと違うと思う。
確かに、我慢するばっかりのエコロジーだと全体に広まるのは困難だし、そういうのも必要だと思う。
これはダイエットと同じで、我慢しないダイエット、楽してダイエットというのが間違っているというのと同じである。
もしかしたら、この先の未来、そんなダイエットが実現するかもしれない。
でも今はまだそうじゃないというのは、周りを見渡せばわかる事だ。
・環境を破壊しない生活習慣を身につける事
・環境を破壊した分を補う事
が、個人と社会に求められている。

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