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電車でどの車両に乗るかという選択

通勤電車の場合に顕著なのだが、電車は時刻や車両によってお客の層や、混雑具合などに傾向が存在する。
私の場合、だいたいいつも同じ車両に乗るのだが、たまに別の車両に変えると、1、2車両違うだけなのにやはり混雑してたりする。
車両の選択は単に、乗り継ぎのしやすさや、混雑の具合だけでなく、他に乗っている人の属性傾向もいくらか考慮して選ぶ事にしている。
もう少し属性の違いがわかりやすいのは、路線の違いだと思う。
若者の多い路線とか、お年寄りの多い路線とがビジネスマンの多い路線とか、路線により傾向がある。
どの車両に乗るかという選択は小さな違いではあるが、積み重なると時に意味を持つのではないだろうか。
例えばよっぱらいとか、マナーの悪そうな集団とか、浮浪者ぽい人とかが同じ車両にいると、
不快な思いをする確率が高いので、別車両に移動しておいた方が安全だと思う。
話はそれるが、変な人はなぜ見た目で変とわかるのかふと考えた。
まずは外見。服装、髪型、容姿、姿勢。浮浪者っぽい人はこれだけでも十分分かる。
次に。動き、しゃべり方、いる場所、臭い。これも見分ける要因である。
分かりやすそうな例として浮浪者っぽい人を取り上げたが、これに限らず、
人々は自分の属性を服装や動きで表現しているし、逆に属性や服装は当人の行動に影響を受けていると思う。
人は他人に影響を及ぼし、他人の影響を受ける存在として、何処に位置し、どう影響を受けるか。
そして自分はどのような影響を及ぼしているのか、ふと考える。
そういえば、少し前の土曜日。
始発近い電車に乗る事があった。プラットフォームには朝帰りの人々が多くいた。
ホームの隅に座っている人、頭を垂れている人、膝をかかえて寝ている人、その光景は駅のプラットフォームにあふれるゾンビ、といった光景でなんとなく面白かった。

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