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ユビキタス書店

現在大半の本はAmazonで買っているが、リアルの本屋にも時々利用している。
そこではAmazonで買おうと思っていた本を買う場合もあるし、本屋でみつけたけど、あとでアマゾンで買う場合がある。更に最近だと、これ電子ブックだったら買いたいなと思うものもある。
で思うのは、本屋が宣伝して売れたんだからAmazonは書店に広告料を払って、Amazonで買おうと思っていた本は、書店がAmazonに広告料を払ってもいいはずだし、電子書籍版がある本は、その情報を掲載してあったほうがユーザーにとってはいいと思うのだ。
そんなわけで、こんな書店はどうだろうというものを妄想してみる。
これは「ユビキタス書店」というリアル店舗を想定した話である。
1)欲しいものリストの表示
店に入ると
amazonの欲しいものリストが表示される。表示はiPhoneとか、店に備え付けの端末などを想定。
欲しいものリストは店内マップで確認できるとともに、ARを使った表示もできる。
2)お店のオススメ表示
お店に入ると
お店のオススメが表示される。
このオススメの表示は無差別のオススメと、
属性に応じたオススメが表示される。
3)書籍詳細情報の表示
本を手に取るとその本の詳細が表示される。
・コメント(コチコミレビュー)の表示
・お店からの解説
・その他書籍情報として関連した情報を表示
本当は棚から手に取った時点で表示されればよいが、ひとつの段階として
バーコード読み取りで表示する方法などが考えられる。
4)行動履歴
・入店した時間
・順路
・エリア別の滞在時間
・手に取った本とその時間(本を棚からぬいて戻した時間を計測)
これらを計測し、書店はレコメンドの参考にする。
5)電子書籍の立ち読み
・電子書籍を立ち読み用に印刷したものを用意
・電子書籍端末で読めるように電子書籍専用リーダーを用意
6)電子書籍の購入
・電子書籍をお店の端末から購入できるようにする。
・お店から購入した電子書籍の売上は一部お店に還元。
7)ネットで注文
・ネットでも購入可能なようにする。
・売上の一部は購入のきっかけになった本屋に還元。
8)相互の情報提供
リアルの店舗では、様々な本の組み合わせが考えられるので、
これとこれを一緒に置くと良く売れるとか、特定の分野に強い書店とか、解説が上手な書店など
色々あると思う。
またAmazonで見つけた本をみる場合と店舗で買う場合とでは印象が違う場合もある。
一方Amazonでは幅広い書籍を扱っているので、売れ筋の本や、ネットならではの情報を持っているだろうと思う。
ネットの書店と、リアルの書店がそれぞれのデーターを提供すれば、ユーザーが求める本にたどり着く確率をあげる事が可能だと思う。
今回は話を単純にする為に、本屋、Amazon、電子書籍という関係で妄想してみたが、
もっと言えば、図書館や、古本、漫画喫茶、個人、その他のブックレビューサイトなどが
総合して情報をユーザーに提供したり利益を享受していいはずだ。

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