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バーチャル

リーマンブラザースの破綻のテレビの解説を見ていて、ねずみ講の話みたいだな、と思った。
より複雑な金融商品を次々にを作り、中身を理解せず売り続ける。
しかしひとたび信用が失われると価値は失われる。
別に株や、証券、にとどまらず現金だってバーチャルなものであって、
人々がそれに価値がないと思えば、それはただの紙くずでしかない。
そんな事は、誰でも知ってるはずだが、目の前にある物がリアルだと思い込む事でこの世界は成り立ってる。
何かが価値を失っても、また新たな何かが作られ、それが信用され、価値を持ち、それに依存するしかない。
多かれ少なかれ、経済とは泡を作っては消え、作っては消えるというシャボン玉のようなものだろう。

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