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日: 2020年5月11日

緊急事態宣言解除後の世界

新型コロナウイルス。終息に向かいつつある国や、終息しているかどうか怪しいが、経済に余裕がなく、活動せざるをえない地域ではロックダウンが解除されつつある。

現在、コロナウイルス は、南米・アフリカなどに広がりつつあり、それがまた第2波をもたらすとも指摘されている。

段階的解除

個人的には、当初、素早く強力に封鎖、消えたら解除、また増えたら封鎖というイメージをしていたが、ややゆるやかな封鎖、緩やかな減少。という状況なので、段階的に解除し、度合いに応じて、段階的に制限のほうが、効率がよさそうだ。

とはいえ、過度な様子見は禁物である。世界で景気が悪化すれば、それはまた紛争の火種にもなりうる。

世界は元には戻らない

正確に言えば、大半のニーズは、そのうち戻っていくだろう。
とはいえ、例えばレストラン、居酒屋は、来月には客足が戻るかと言うと、そうはならない。既に持ち帰りや、家で食べると言うトレンドの変化により、失われた1、2割(正確でな数値ではない。)は、たとえコロナが終息しても戻らないかもしれない。
もちろん、その中でも伸びていく店舗もあるだろう。それでも、以前から限られていたパイを奪い合ってきた飲食業が、さらに縮小したニーズを奪い合うのは賢明ではない。

クラブ、スポーツジムなんかも、クラスタを発生させない仕組みづくりをうまく整えないと、パチンコ屋のようにある一定のニーズはあるものの、封鎖を余儀なくされてしまうだろう。


失敗もあるかもしれないが、新たに必要とされているニーズに向けて、チャレンジする企業や、個人を応援したいと思う。

コロナ以外にも、社会には様々な問題がある。中には、ビフォアコロナのように、我々はまだ十分な準備ができていない問題も複数抱えている。

我々が目先のことを考えずに、行ってきた多くの経済活動、先送りしてきた課題解決。一度立ち止まり、これから再度動き出そうとしている今、改めて考えてみたいと思う。