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日: 2017年10月1日

定額制

生産がオートメーション化されると、物の値段はコストがどんどん下り定額制化が可能になる。
もちろん、製造コストが極端に下がらなくても、一定期間の平均消費量を把握できれば、
それに見合った価格を設定すれば、定額制は可能である。
例えば、電車やバスなどの、定期券がそれである。
今後、自動車が自動化されることで、タクシーなんかもいずれ定額制も登場するかもしれない。
衣食住のうち、住は既に定額制だが、これはもっと低価格化させる必要があるし、
低価格化がいずれ進むだろう。
食に関してはどうだろう。
牛丼とか、ファーストフード店などでも徐々に定額制をうたうようなサービスが登場すると思っている。
コストコだったり、アマゾンプライムは、定額制ではないものの、月額や、年額というものにより
料金が下支えされている例と言えよう。
衣類はどうか。
意外とこの分野は、定額化は進んでないように見える。
靴下3足1000円みたい形で、もう少しアパレルも定額ラインナップをふやしても良いように思う。
通信サービスは、固定回線に関しては既に定額化されている。
無線通信に関しても条件付きながら、定額制のものも登場して来ている。
音楽配信や、映画配信は、テレビや、ラジオのような既存の無料放送に加え、
定額制サービスがスタートしているが、本質的には定額制が重要なのではなく、
様々なサービスが低価格化するなかで、定額制というものが成立しうるということは
一つの事象なのだろう。
AWSなんかは、逆に、秒単位の重量課金方式という定額制の反対ではあるが、
必要な分を、低価格で提供するという意味で、これはこれでよいのである。
最も重要なのは、一定の生活を維持するのに必要なコストを最小化することで、
生活費を稼ぐための労働を減らし、コスパの良い生活を実現させることだと思う。
そういう意味で、物流、通信、衣食住、医療、教育それぞれ、さらなる低価格化が
必要なんだと思う。