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日: 2014年12月7日

パリ旅行

9月にパリ旅行に行ってきた。
パリへは何度目かで、正確には不明なのだが5回以上は行っている。
個人的にフランスが好きなのは、気候、人、文化・歴史、名所などで気に入っているからだと思う。
パリというところは、歴史があり、都市でもある。
日本でいうと京都みたいな面もある。
フランス人は、ラテン系の人や、ラテン系ではなくてもラテン的な人も多く、
ドイツやイギリスほどかたくはないが、かといってスペインやイタリア人程、
軽い感じじゃないというのが個人的な印象である。
海外旅行が、国内旅行とやや違うのは、
周りの人の尺度が違うという事だと思う。
本当の旅の発見は新しい風景をみることではなく、新しい目をもつことにある。
マルセル・プルースト
別の価値観からみることで、それって意外と不要だったんじゃ?
とか、逆にここが良いとか、思うことができる。
ただ、価値観が違うというだけでは、心地よくないわけで、
フランスもしくは、パリの人々が持つ、尺度に共感できる部分があるという事だと思う。
そもそも、フランスにも日本かぶれ(ジャポニズム)という流行があったり、
フランスにも日本的な部分があったり、日本にもフランス的な所がある。
例えば、東京タワーは、フランスのエッフェル塔を意識した建築物である。
フランスも多くの原子力発電所を保有している。
具体的な例を色々出していくとキリがないので、とにかく
フランスには、日本の未来と過去があって、個人的にはそれが心地よいと感じるから、
フランスが好きなんだと思う。
9月のパリは少し観光シーズンからずれていて、混雑もそこそこで、暑くもなく、寒すぎず、なかなかよい時期だと思った。