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日: 2014年4月13日

自然淘汰されない

都内の人通りの多い場所に立地している飲食店なのに、サービスの悪い店は多々ある。
都会の一等地に店を構えていると言う事は、一見すると、繁盛店→良い店のように思えるが、
実際にはそうでない事が多々ある。
簡単に言えば、人件費を削って、家賃の高さを補っているのと、サービスが悪かろうが、そこそこ人が入るという事なのだろう。
自然淘汰という言葉があるが、世の中には、悪くても自然淘汰されないものが、多からず存在する。
善し悪しというのは、繁栄とは必ずしも相関関係にない。
だから、自然淘汰されない悪いものは、淘汰しなければならないと思う。
そこで重要なのは、善し悪しを見極める個々の能力と、悪いものを排除する努力だと思う。
これを怠っていると、世の中は次第に悪い方向へ向かってしまう。
話は変わるが、東京オリンピックが決まった頃から
「おもてなし」とはなにか、親切とはなにかふと考える。困っていて助けてもらったら親切だ。
しかし困ってないけど、席を譲ってくれたり、頼んでいないのにティッシュをくれるのは親切だろうか?
これは時と場合による。助かるときもあれば、迷惑な事もある。
とかく海外から、来た人にとって、旅館や、ホテルのコンセプトは別として、
おもてなしのニーズって微妙だと思う。個人それぞれのニーズは色々なんだし、
困ったとき親切だったり、困らないよおうわかりやすい事は大事だけれど、
先に待ち構えていて、おもてなしというのはなんかちょっと違うよなあと思う。