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俺らの世代

別に同世代がみんなそうだと思わないが、
俺らの世代は生まれたときから、
エンゲル係数30%を切っていて、
飢える心配より、デブになる事を心配するほうが現実的な世代だ。
そこそこうまい飯が500円未満で食べれる現在、
胃袋を満たす事だけでは満たされない。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機も三種の神器ではなくなっているし、
今欲しいものといっても、これといってうかばない。
大金持ちになって派手に遊ぶのはありだと思うが、
バブル後の俺らの世代には、
なぜかそれが本当に幸せだとは思えない。(人それぞれかもしれないが)
そうなってくると、阿漕な金儲けよりも、なんか社会の役に立つものとか、
そういったものに、価値を見いだしたくなるものである。
これから先、日本経済は人口の減少と伴に衰退していくだろうが、
自分が暗い生活を送るのか、楽しく生活するのかは、あまり関係のない事だと思う。
だってすぐそばには経済発展するであろう、アジアの市場がある。
それにある程度の生活水準以上では、お金と幸せとは比例しないと思う。
俺らの世代は、高度経済成長を終えた国が、
いかにして楽しい生活を送れる社会を構築するかという命題を背負わされた世代なんだと思う。
まあ、日本を抜け出して、新たな大波を掴みに行くのもよいし、日本に残って新しい社会の
新しい生き方を模索するでもよいのだと思う。

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