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2022年予測

SDGs

温暖化対策とか、エコロジーとか、昔から言われているけど、形だけのスローガン止まりという部分も多々あった。ただある程度のムーブメントとなれば、そこにメーカーが参戦することで、さらに大きなうねりとなる可能性はある。

資本主義と理想主義の合体は、それなりに大きな変化ももたらすが、一方で戦いとしての敗者も生み出す事になる。

給与や生産性の部分で、世界経済からは取り残されている日本だが、今後のトレンドを読み取って、変化に対応すれば、チャンスはあると思う。

氷河期

たまに長期トレンドの気候変動と、人間の活動由来の気候変動をごっちゃに解釈している人がいるが、それは、今日スーパーで、白菜が100円だったらから、物価は上がってないよと言うのと大して変わらない。

急速な変化が、農作物にグローバルに与える影響を及ぼし、貧困や、戦争、生態系の破壊をもたらすという話であって、今年は暑いとか、昨日はすごく寒かったとかそいう話ではないのである。

アフターコロナ

国内でもまた徐々に感染者が増えつつあり、多かれ少なかれ今年も何回か波が来るのだろう。

とはいえ今年は、公共の場でもマスクなしで過ごせるような月があると良いと思う。

希望的な観測ではあるが、世界的な感染が、昨年の半分以下に抑えられれば、海外旅行もいくらか可能な範囲になってくるのかと思っている。

今はまだ希望的な観測に過ぎないが、今から、マスクが不要になった時に社会がどうなっているかを考えておく事も重要だと思う。

飲食店の業態転換はもとより、コロナの変化を受けて新しい取り組みを始めている企業は多い。

これらの準備が、世の中に変化をもたらすのは、人々が再びマスクなしで生活するようになってから一気に拡大すると思っている。

アフターコロナでの人出を単純に期待しているだけの企業と、コロナによってもたらされたユーザーの新たなニーズを理解し、今準備をすすめている企業とでは、大きな差が現れるだろう。

アフターコロナとの副作用として、やはりおかしな人が出てきて暴走するというのは、去年のトレンドの延長としてありそうだ。

家にこもって、妄想が膨らんで、現実がよく把握できていない人々の存在には、多少なり配慮が必要になるだろう。

脱中国とチャイナリスクの拡大

民主主義に、中国の牙城を崩す力はないと理解したなら、残された選択は、中国化か、脱中国という二択になる。中国の覇権主義などを考えると、交渉にはあまり意味がないだろう。

協力できる国々と守りを固める以外に、脱中国による、影響を最小化する方法はないだろう。

有名人の自殺

芸能人の自殺を防ぐには、そもそも耐性が低そうな人は、出演などから外しておくのが良いのか、もう少し見守りシステム的な部分を充実させるのと、どっちがよいのだろうか。

SNSやネットの書き込みによる、誹謗中傷はたしかに、ネット側の仕組みである程度抑制できると思うが、どの程度の有効性があるかはわからない。

それならば、そろそろ前者のアプローチについても、もう少し進めるべき時に来ているのではないだろうか。

自殺要素というのは特殊な体質ではなく、多くの人が、きっかけあれば、その罠に陥ってしまう可能性はある。とはいえ多くの場合は、本人のパーソナリティだったり、自殺に至るまでに、いくつかのステップがあると思う。

そうならば、テクノロジーによる介入も一つの策かもしれない。