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いじめ

メディアの影響
最近いじめによる自殺が増えているならそれは過剰な報道の影響だろう。
そして最近のいじめに関しては近年の低俗なテレビ番組の影響があると思う。
それはさておきいじめというのはどの程度の社会問題だろうか?
「いじめ自殺「ゼロ」統計、実際は少なくとも6件」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061020itw5.htm?from=top
こういう情報でみると、問題の大きさはいまいちわからない。
しかし年間数百件の青少年の自殺があるという事実と、いじめを受けたことがあるというアンケートなどの結果を照らし合わせるならば、自殺した青少年のうちいじめを受けていた人数はそれなりにいると考えるのが妥当だろう。
ただ、いじめの問題は自殺が問題なわけではなく、弱いものをいじめるという行為が卑劣だという事だろう。いじめによる自殺はひとつの結果に過ぎない。
生物の本能として、弱いものを蹴落として生きることは、水が高いところから低いところへ流れるように、ごく自然な事だと思う。
ただし人間というフレームワークとして、いじめは排除すべき行為である。
なぜなら、いじめは負の連鎖につながるからである。
いじめは、自然と発生するものと考えた場合、いじめを無くす方法は、まずいじめを発見する事だと思う。
いじめを見つけたら、いじめた側、いじめられた側双方を監視する。
基本的にはこれで多くのいじめは抑止できるだろう。
あと、いじめられる方も悪いというのは何が間違っているのか?
加害者と被害者という関係は、片方だけでは成立しえないというのは事実である。
仮に水槽に1匹のピラニアと99匹の金魚を入れる。
翌日金魚が10匹減ってるとする。
この10匹は弱いほうから10匹か、たまたま居合わせた場所が悪かった10匹かは
わからないが、ある部分いじめられる側である。
おそらくその時点で残り89匹が生きているのは、減った10匹がいたからである。
どうしたら、水槽の金魚は減らずに済むか?
・ピラニアを別の水槽に移す
これが妥当だが、どうしても同じ水槽に入れるという条件があるなら
・できるだけ金魚が逃げやすいようにする
・ピラニアが金魚を捕まえにくいようにする
・常に監視して金魚が襲われそうになったら制止する
という方法が考えられる。
いじめ問題の対策としてまず必要なのは、いじめを発見して、特にいじめた側監視する事だと思う。

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