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東北地方太平洋沖地震

私の場合、これまでに経験した地震の中で最も大きなものであり、唯一避難を要した地震だったのでメモとして書いておく。
2011/3/11 14時46分頃 東北地方太平洋沖地震 発生 (気象庁発表M8.8)
都内の震度は震度5.4強との事
地震発生時は会社(薄いビルの11F)にいて、徐々にゆれが大きくなり、少し広い部屋に移動して
揺れがおさまるのを待った。
棚や植木鉢が倒れたりして、立っていられないぐらいの揺れだった。
おそらくビルの構造上の問題もあり、揺れが増幅されたのかもしれない、地上に出てみると一階の店舗等は通常通り営業を続けていた。
【棚や鉢が倒れていた。】
自分の背後には地震の事を考え、極力ものが飛んできたり倒れて来ないようにしている。
ただ、隣の席の人の後ろには棚があったし、もう少し配慮をしておけばよかったという後悔はある。
しかも揺れた時は、他人の事を考えている余裕などほとんどないというというのが実際だった。
【エレベーターが止まった&オートロックで閉め出された。】
以前から構造上の問題を感じてはいたが、外からは、エレベーターでしか入れないようになっていて、エレベータが止まったの避難した際、戻れれなくなった。
地震がおさまったらすぐ復旧するかと思ってしまったのが、判断があまかったと思う。
というか、そういう構造には問題があると思う。
【電話がつながらなくなった。】
携帯電話での通話ができなくなった、携帯メールはしばし使えたが後ほど遅延することになる。
携帯の通信回線を使った通話(Viber)はかろうじて使えた。
自分は別に大した電話もなかったので、使わなかったが公衆電話は相手によっては繋がったようだ。
しかも公衆電話の前には列ができた。
個人的には、Twitterでの情報がかなり役に立った。
今回の経験をもとに考えたインフラ的な強度で言うと、
固定回線のインターネット > ケータイの通信回線 > 固定電話 > ケータイメール > 携帯電話での通話
という順番になるのかと思うが、通話というのは通信リソースをかなり占有するので、災害時、通話は
極力控えるべきだと思う。
携帯メールも遅延しやすいから、情報収集はTwitter、少し必要な連絡は電子メールで、遅延が困る場合は、ViberやSkypeでという位置づけで行うのがよいのではないかと思った。
【交通】
電車が止まった、タクシーもまったくひろえない状態だった。
自分の場合は家まで徒歩でも帰れるので大した問題はなかったが、バス停に長蛇の列ができた。
あとからの情報ではJRも地下鉄も止まったが、夜から朝にかけ運転を行ったという。
JRはもうちょっとなんとか運行できなかったものか?と思った。
【コンビニ】
地震発生から数時間だが、パン類、弁当類はかなり無くなっていた。
飲料系は意外と在庫があった。
【帰宅】
家はマンションだが、とくにこれといって落ちて壊れているものもなく大した揺れではなかったようだ。
以前地震で棚の本が落ちていた事もあるので、そこから考えてもこの部屋での震度はそれより小さかったのだと思う。
エレベーターが止まっているので、階段を上るのがつらい。
【備蓄】
水と食料をある程度備蓄しているつもりだが、いざとなってみると大した備蓄ではない。
【報道】
映像としてみて思ったのは、地震のあとは津波が怖いという事である。
海岸に近い場所じゃなかった事もあったかもしれないが、地震がおきて津波という言葉が頭に入ってきたのは、Twitterの情報が入ってきてからであり、正直それまで津波という言葉は頭に思い浮かばなかった。
海外の映像として、津波の被害はたしかに見た事はあるけれど、国内で津波の被害というといまいちピンと来ないのだった。
NHKやフジがUSTREAMようにした事は良い事だと思う。
【Twitterなどのネットメディア】
ネットメディアはインターネットが利用できる環境にあればかなり有益なツールだと思う。
しかし、有益な情報は広げたい、誤った情報は拡散したくないという気持ちがあるが、正直難しい。
更に、徐々に長期戦になる今後、政府やその他の対応に不満がでてきた際、ネットメディアが
どう作用するのか不安もある。
詳しくは後日改めて考えたい。
【原子力発電所】
自分の中でほとんど答えはでているが、後日改めて考えたいと思う。
【募金】
思うにこういう災害に関しては、クリック募金とかは、折り鶴並みの意味しかないと思う。
信頼できる団体にまとまった金額を募金するのが一番だと思っている。
過去の募金で集まった金額を見て、この金額でなにができるんだろうと考えると少し少ない
印象もうけた。
もう少し募金の単価をあげたいものである。
もうひとつ、募金はそれが何に使われるか?どのようなメッセージを伴うか?という事も私は重視している。
だから既に募金はしているが、用途や目的が明らかになってきた所でもう一度募金しようと思っている。
【被害把握】
これも後日考えたいと思うが、どこで誰がどんな状況にあるか把握できないというのは
どうにかならないものかと思う。
 
【総括】
いざ地震に遭遇すると無力だなと思う。
落ち着いたら今回の教訓をふまえて今後に役立てたいと思う。 

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