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日: 2008年2月3日

食の安全は誰が守る?

毒餃子の問題はまだ全容がわからない状態だが、もう一つ食に関して気になるニュースがあった。
豚の脳を吸い神経障害か、米の肉処理作業員が発症
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080202-OYT8T00415.htm
ソース(英語)
http://www.aan.com/globals/axon/assets/3459.pdf
豚もBSE?と思ってしまうが、現時点では、まだ何なのかわからないとしか言いようが無い。
それはともかく、mixiのニュースの日記とか見ると「なんで脳を吹き飛ばすのか?」というものが多い。
おそらく、脳は食べないから取り除く行程があるのだろうが、自分が食べているものが、どのような行程を経てやってくるのか、あまりに無知だと思う。
例えば、邦題:「いのちの食べかた 」なんかをみると、豚の解体のシーンなんかがあって、機械的に処理されていく様子がわかる。
自分も含め、食べ物の上流がどうなっているのか知るという事は重要だと思う。
毒餃子の問題にしても、中身(その流通や、生産方法)を知らずにまかせてしまっていることに疑問も持たずに、「中国が悪い」という決めつけはおかしい。
もっともそんな事を言っているのは一部だと思うが、食に関わらず安全というのは、口をあけてれば誰かが守ってくれるわけではないと思う。
まずは、自分の食の安全は自分で選ぶ気持ちが必要だと思う。
ただ、すべての食品を自分で確保するのは難しいし、輸入も必要だと思う。
社会として食の安全を確保することも重要である。
ただ、誰かにまかせる場合は、その中身を知ってそれを最終的には自己責任で選ぶ事が重要だと思う。
食に関して言うなら、もっと生産や流通の過程に関する知識を消費者一人一人が関心を持って知識を身につけるべきだと思う。