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カテゴリー: 日本

めざすべき未来

二極化する社会の中で思うのは、地域とか、思想によって、資本主義型と公共主義どちらかのプランをを選択
できるようにすればいいと思う。
現在の技術水準であれば、そこその生活を無償で提供できるはずである。
【公共主義プラン】
◎良い点
 バリバリ働かなくても、誰でもある程度の生活が約束される。
 環境にやさしい。
 税金がほとんどない。
△問題点
 生産性はあまり高くない。
【資本主義プラン】
◎良い点
 努力と運で金持ちになれる
生産性が高い
△問題点
下流組が生まれる
 税金が高い
 環境にやさしくない
なんで「公共主義」が必要か?それは資本主義の問題点にある。
例えば、豊作で作物が出来すぎる、公共主義ならみんなに安く提供でき良い事だが、資本主義的には、
みんなの幸せより自分の利益を守らなくちゃならない。となれば、価格を維持する為に廃棄するのである。
他にも、環境問題で重要なのはリデュース(使用を減らす事)だが、資本主義においては、人々により多くを消費させる事で成り立っているのだから、相反する部分があって当然である。
一方、公共主義であれば、生産者は自分の利益でなく、社会の幸福のために供給を行えばいいのであって、
生活者がいらない物を無理に押し売りする必要もない。
現在、人が生きていく上で本当に必要なものを得る為の労働力はかなり減ってきており、結局、現在の大くの仕事が押し売りになってきている。更にそういった押し売りの商品でさえ供給過剰になっていき、残るは詐欺みたいな仕事ばかりになってしまう。ある意味で、ニートはそれよりましだと思う。
みんなでだまし合って私益を増やす事を幸せとするより、無職がのびのび生活できる社会を目指すべきだと俺は思う。

個人主義

最近、個人主義化する社会の風潮にやや危機感をおぼえる。
祭りを行おうと、村人1人1杯ずつ酒を樽に入れたがあけてみたら水だった。
(自分一人ぐらいは水でもわからないだろうと思ってみんな水を入れた。)
という昔話があるが、現在の個人主義化は、そういう問題につながっていると思う。
例のひとつとして、環境問題があげられるが、他にも、NHK受信料不払い、年金不払い、給食費不払いなんかも自分はいいや。という事が少なからず影響している問題だと思う。
現代の人間は人間関係は希薄だと言われるが、関係範囲は非常に広くなっている。
例えば、なにげに食べている魚が、はるか遠方の海でとれたものなら、関心はなくとも、
関係しているのは事実である。
社会に関係せず、生きてるならいいが、現代人は細かい部分で広く影響を与えており、
それらに対し関心を持ち、責任を持って利用すべきだろう。

教育改革

行き過ぎた受験戦争の対応策としてゆとり教育が導入された。
でも学力が低下し日本の未来が危ぶまれている。
必要な学習内容とは何か、再度洗い直してそれらはきっちり詰め込まないと。
最近教師の威厳がなくなっていると言われる。
・教師の不祥事が頻繁に報道されている。
・親があまり教師を信頼してない。
・近年、給与で人間を量るような風潮があるが基本的には教師の給与はそれほど高くない。
このあたりが、その理由なのかと思う。
学校選択制とかなかなか難しいと思うけど、ある程度学校や教師は選べた方がいいなあと思う。
また、幼稚な親も増えているという。
とりあえずは、お金あるのに、給食費払わない親とかは、逮捕でいんじゃ?と思う。
相変わらず、官僚の考える教育改革と、現場の考える教育のあり方にはずれがあるようだが、
教育は日本の未来なので、なんとかしないとね。
二極化という意味では裕福な家の家庭は私立に通わせてよい教育を受けるのでいいと思うけど、
一般層の教育を底上げしないと、日本のレベルが・・・。

今年を振り返って

一年のふりかえりつ問題と対応策を
温暖化
今年の暖冬や、梅雨のおくれは地球の温暖化によるものか不明だが、その可能性もありそうだ。
自分の世代はまだ大丈夫と思ってたら、数十年後にはつけがまわってくるかもしれない・・・。
とにもかくにも今は石油の使用を極力減らして、その上で「リユース」「リサイクル」を進めないと。
いじめ
悪いのは、いじめる側で、いじめるものがいじめをやめればその時点でいじめはなくなる。
またいじめを周りがみつけ、止めれば深刻ないじめはとめられる。
中・長期的には、いじめられる側も、いじめられにくいように変わっていくことも必要だが、今、必要なのは、いじめる側がいじめをやめる事と、周囲がいじめをみつけて止める事である。
飲酒運転
法律による厳罰化(飲酒運転の厳罰化、種類提供者、同乗者の責任の明確化、ひき逃げの厳罰化)はもちろん、
やはり自動車の機能として飲酒したら動作しないなど技術的な対応策もすすめて欲しいものである。
集合知
Wikiとかみんなで少しずつ力を出して大きな事を実現するというプロジェクトが今後増えていくと考えられる。
その一方、みんなが少しずつ悪い事に加担してしまうという事も起こりえる。
そのときの問題解決方法として誰かに責任を押し付けて、全体はなんの責任もとらないというのは問題だと思う。
環境問題とか、巨大化した企業の不祥事なんかもそうだと思う。
巨大化した問題はトップが責任をとればそれで解決するなんて事はなくて、そのような偽りの解決手段はむしろ社会のあり様を悪化させる。
だれもリスクなんてとりたくないし、トップ以外が無責任でいられるなら、内部で問題をあってもみてみぬふりするだろう。
いじめにしても、環境問題にしてもそうで、形式上その組織にはトップが存在する。しかしそれらの問題を後押ししているのは、全体なのである。

日本のモノづくり

近年不良製品などの回収が増えてきているという。
システムでもリニューアルや新サービスの開始となれば、トラブルがつきものである。
主な要因は
・開発時間が短い
・技術者の経験が浅い
・予算が少ない
このあたりからきてるのではないだろうか。
開発時間が短くなるのは次々新しい製品をださないと競争に勝てないという事だと思う。
どんどん便利になる事は大切だが、もっと製品の寿命を延ばす事が重要だと思う。
技術者の経験が浅いというのは、団塊の世代の退職の問題もあるし、
若者が減っている問題と、転職が増えているというのも大きな要因だと思う。
予算が少ないのは、長い競争によりそれぞれの製品に差が少なくなり、
値段でしか差別化できなくなってしまった。
その結果低予算での開発、製造が求められる現在に至る。
どうすればいいのか?
「日本全体で、子供・若者を育てる事に取り組むべき」
「生活者は目新しいもの、安いものより、高品質、安全で、長く使える製品選びを重視すべき」
「生産者は、価格や付加機能より、高品質、安全性、長く使える製品を開発すべき」
ってことだと思う。
資本主義の功罪
競争が働いて新しいものが生まれてくるのは良い事だ。
でも製品は消費されつづけなければ、お金にならない。
壊れなければ、消耗しなければ売れない。
もし地球上の人々が皆、先進国のようにものを消費したら地球の資源は瞬く間に消費されてしまう。