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カテゴリー: 未来

2020予測

ややマンネリ化しつつあるけど、今年も1年を予測。

まずは昨年の予測から振り返り


キャッシュレス
大方の予想通りキャッシュレスは一歩普及が進んだ。
個人的にも、身近に利用する多くの店舗が対応するようになったので、現金を利用する回数は月数回とめっきり減った。

とはいえ、歯医者の保険診療など、未対応な分野も多々ある。
ペーパレス、キャッシュレス、ハンコレスは、今年一年で一気にすすめるべき。
現金は災害時の非常手段ぐらいに早く持っていかないと、この国はいつまでたってもIT化すら進まず、労働生産性どころではないだろう。

また、パルプは多くが輸入に頼っており、災害とかちょっと事で急に品薄になる。環境破壊の抑止、ペーパーレスの一環としても、キャッシュレスは重要なステップだと思う。

人工知能
どのぐらいの人が実感しているかは別として、ディープラーニングは、いろいろ場面で活用されるようになってきたと思う。一方で、問題点も浮上してきており、その点は、一般の人の理解(技術理解)の向上が必要だし、開発者側の注意も必要である。
とはいえ、この分野は潜在的ニーズが高いので、安全を十分に確認しながらゆっくり進めていきましょう、なんてことにはならない。爆速で理解して、爆速で対策するぐらいの、スピード感を持った方が良いと思う。

・TPP、イギリスのEU離脱
EU離脱が延期となったのは予想外だったが、離脱するなら早いとこ離脱してよと思う。
TPP亡国論の人がどこへ行ったか気になる。

ということで、本題の2020

大地震
昨年末ごろから各地での地震活動が活発化している。
個人的には、東海から関東にかけてのあたりに大地震が来ても不思議はないかと思っている。

バブル崩壊
何バブルかはわからないが、オリンピックというプラス要因はあれども、それ以上に影響が大きいのは、アメリカ、中国の動向。
それに加えて、人口減少、災害、気候変動、などが不動産価値に影響を及ぼす事もありえるだろう。

エコロジー
この分野は、あまりに社会的な反応が鈍く、これまで大きなテーマになることもなかった。ただし、昨年書いたように、気候変動が一般の人でも、「あれ?もしかして?」と思う程度になってきたので、もう少し問題意識をもたないとやばいんじゃ?。と思いはじめている人が少しずつでてきたと思う。
水没する島や、砂漠化ぐらいだと、比較的安全地帯にいる人々は、のうのうとしてられると思うが、これが、テロや紛争レベルに発展してくると、やや風向きも変わってくるのではないだろうか。例えば軍事費に莫大な費用をかけるのは結構だが、むしろそっちをケアした方がよいのではないかという発想も必要だと思う。

サイバーセキュリティ
とかく近年、サイバーセキュリティに関連する問題は、潜在的にリスクが増している。
セブンペイとか、HDDの持ち出し転売事件などにみるように、まあ日本の自治体や、企業はそんなレベルなんだから、大きな問題が発生するのは、時間次第といった所だと思う。
国防という意味でも、政府ももう少し力を入れてもらいたいし、国民ももう少しITに明るい、候補者を選んだ方がよいと思う。

ネット上のクローズドコミュニティー
インターネット老人会ではしばし、昔のインターネットはよかったなあ。という話題がでる。
最初はアンテナの高い一部の人々が使用していたので、多少なり意識の高いコミュニティだった事が理由のひとつだったと思う。
閉じたコミュニティというのは、今後のインターネット上のコミュニティを活用する上で再度見直されるテーマだと思う。



少子化

20世紀の名残で、多くの人が、世界人口は今後も増え続けるようなイメージを、いまだに持っているかもしれない。しかし近年、世界人口増加はいずれ横ばいになると予想されている。

日本の出生率は現在1.4とのことなのだが、政府が子育て支援をうまいことすれば、これが3とか4になるかと考えると、そんなことはない。

少なくとも、自由意志で結婚したり、出産を抑制できるようになり、それでいて、さほど死が身近ではない、現在の日本の出生率は、多少の改善の余地はあるにせよ、著しく変わる事はないという事である。

そういう点に於いて、高齢化問題を、少子化対策(多子化政策)で補おうと考えるのは、まったくの大間違いだと最初に言及しておこう。

やはり高齢化による社会負担は、いますぐ、同年代で調節するよう政策転換するべきだし、労働力不足の面では、海外人材やロボティクス、デジタル化をすすめるに尽きる。

国内政治はさておき。人類はこれから30年後より減少に転じ、2100年世界人口は60億人になってるかというと、個人的にはそうは思っていない。2100年の人類は90億人と予測する。

人口増の要因をSF的に考える

マンボウ人間
マンボウは1匹で数千万個の卵を産むという。
バイオテクノロジーの進化により、一気に多数の子供を産めるよう(というよりは培養?)になったら、一気に人口が増える可能性はあると思う。

養殖人間
映画マトリックスでは、電池として人間が培養されている。
人類とは別の意思によって、大量に養殖が行われれば、人口増となる可能性はある。

地球外進出
宇宙ステーションなり、月面基地、火星へと人類が進む事になった場合、やや強制的な人口増が必要とされるだろう。

人口減の要因をSF的に考える

一方、人口減はどうだろう、伝染病、隕石衝突、核戦争、まったくないとは言い切れないが、世界人口を2/3にさせるような、リスクというのは、かなり小さく、100年、200年で考えれば、極めて小さいと考える。

新知性による侵略
SF好きとしては、人工知能とかトランスヒューマン、宇宙人、その他、新知性が、旧人類を駆逐するという話は興味深い。

まあ、2100年の人口、かつて後進国とよばれた国も、経済水準がある程度になれば、出生率も2未満になるのだから、そこで頭打ちになればあとは、横ばいか減少という事になると予想するのが妥当な所だと思う。

とはいえ、地球上の動植物やペット、畜産などの個体数の増減を考えると、人類が介在によってその個体数を大幅に変化しているものもあれば、人間とは関係なく、大幅に増減しているものも多数ある。

ある程度テクノロジーが進化し、そろそろ予測可能とも思える人口増加。しかし、自然界を見渡して考えるならば、これは、まだまだ不確かな要素なのかもしれない。

2019年予測

すでに始まってしまったが、2019年についての予測。

キャッシュレス
やや目標的観測にはなるが、昨年末に続き、キャッシュレス化は一気に増えると思う。
現金主義も根強いのでどこまで進むかは不明だが、ここ数年でのキャッシュレス化の速度はあまりにゆっくりなので、今後1、2年は勝負だと思う。

ちなみに、暗号資産こと仮想通貨は、もう一段階縮小するだろう。
マイニングも失敗し、現状のハッキング耐性を見る限り、実用レベルには一歩及ばず、という事になりそうだ。
理論上のセキュリティが確保できていても、運用レベルでそれを確保するのが難しければ、実用レベルとは言えない。
匿名性はひとまず犠牲にして、利便性と、悪用防止対策を強化したものが現れたら、再度利用を検討しても
よいかなと思っている。

経済・政治
政治的に考えると、国内外の要素からして、今年はかなり、リスクの高い一年となりそうだ。
猪突猛進した場合は、確変でうまくいく場合と、大損をするパターンに分かれそうだ。
チャンスがきたら、すぐさま乗れる用意しておくと良いと思う。
ただし、2段階構えぐらいの慎重なスタンスでチャンスには挑みたい。

人工知能
すでにブームはピークを超えているが、今後人工知能は、より身近なものとなり、多くの人が仕事やプライベートで、利用する事になる。
少し先になるだろうが、いくつもの人工知能ブランドが登場し、人々はそれぞれを好みで組み合わせて利用することになる。
Siri、Alexa、Cortanaなどのように、実際には複数の技術やサービスを介して提供されるが、名前がつけられ、人々はそれらを、機能や性格にあわせて使い分けることになる。

個人的には、自分に代わって24時間何かを探索したり、集めた情報を自分用にアレンジしたり、自分が集めた情報を、ビッグデータの一部として提供する事で、社会の効率化を高めるような、使い方に特に関心がある。

災害
昨年は、大雨だったり、火山による津波(インドネシア)など、少し珍しい分類の災害を知る機会が多かった。
気象変動の増加度合いが、ついに一般の人々にも実感できるレベルに近づきつつある。
今年は例年に比べて災害が目立つ年ではないと思っているが、そんな時だからこそ備えは重要である。

TPP、iwc脱退、イギリスのEU離脱
アメリカ抜きのTPP発効と、IWC脱退。
これが5年後10年後どのような意味をもつかはわからない。
ただこれらに共通して言えるのは、共同体の再構築の始まりだという事である。
もはや最強ではなくなったアメリカを横目に、中国は成長のスピードを落としつつも、さらなる力の拡大を目論んでいる。
そんな中、日本としては、アジアの安定性を保つべく、アジア諸国とのバランスの取れた連携がますます重要となる。
ひきつづき、EU、アメリカとの連携も重要だと思う。

ポピュリズム
情報がSNSで拡散する現在、ポピュリズムは力を持っているが、ポピュリズムの中にそれを管理する機能はなく、時々暴走する。
ビッグデータや、AIなどを使ってそれらを管理するというのが当面の課題となっていくだろう。

人生100年時代

最近時々耳にする、人生100年。
既に日本人口の1.6% が90歳以上、別の言い方をすると60人に1人が90歳以上ということである。
平均寿命は87.26歳、男性が81.09歳と、全員がそこまで生きるわけではないが、ともかく寿命は伸びている。

社会保障の問題もあるが、人生70歳ぐらいで考えている人は、今一度人生設計を見直してみたほうが良いと思う。
年金も貯金も必要だと思うが、数十年のスパンで考えると、あまりあてにはならない。
まず、年金制度で思うのは、次の世代に負担を回すのではなく、同世代間で負担すれば良いと思う。

金銭だけでなく、社会的にも、同年代での連携を増やして、仕事はしなくても、最低限の生活が継続できるように、協力すべきだと思う。
それができず、いつまで生きるかわからないから、必要以上に貯蓄が必要になったり、活動が制限されることになる。

ロボット・人工知能

現在、ロボット関連で特に関心をもっているテーマは
・生活を豊かにするためのテクノロジー
・人類の進化として、人間自身のスペック(仕様)はどうあるべきか?
・人工知能、ハイブリッド人間、アンドロイド、拡張アニマルなど多様な知的存在が
登場し、そこで利害が対立した場合、どのように戦争を回避するか。
である。

1つめは普通なので解説は飛ばして
人間の仕様を今後どうするかというのは、大きな課題である。
・映画「チャッピー」のように機械に乗り換える
・映画 MATRIXのように、仮想空間で生活する
・現状維持
・ロボコップのように、脳以外を一部機械化する
・遺伝子操作などで、別の形態にする
これ以外にもいくつかの選択肢があり得る。

ほぼ確実なのは、ロボットは形が自由、ロボットの身体性はかなり多様な形に進化するだろうという事。
現在の住環境が維持されていれば、従来型の、人間を含めた動植物も生存し続けるだろうが、環境が変われば、我々も仕様変更を迫られることになる。
例えば月で生活するとしたら、防護服を着て、基地の外で活動するのは不便じゃないだろうか。
せめて遠隔操作でVR的に活動するか、頭脳主体の身体+ロボットで、サロゲート的に
生活したほうが、何かと都合が良いのではないか。
続いて、それぞれの種族の対立について考える。
ロボットが自我を持った時、人類のどのような点が不都合だろうか。
ロボットがどのような欲求や目的を持つかによるだろう。
自我を持つのはロボットだけとは限らない、既存の動物も遺伝子操作で脳を人間に近づければ、言語を習得し、人権のようなものを主張したり、国家を宣言するかもしれない。
自分の能力(CPU)を高めることに貪欲な人工知能であれば、自分自身の頭脳を改良し、それらを動かすための膨大な電力が必要になり、人々をその改良のために働かせようとする一方で、無駄な電力の使用を行う人々を排除しようとするかもしれない。
人間と同じような生活をしたいと思うロボットであれば、多くのロボット映画のように、
人権のようなものを獲得するために、対立する可能性がある。
目的の違うロボットが生まれる事で、ロボット同士にも利害関係が発生し対立する事もあり得る。

で、人間はロボットとどう戦うか。
おそらく味方になるロボットもいれば、敵になる人間もいるだろう。
やがて知的生命体にもカンブリア紀が訪れ、多種多様な、知的生命と、知的機械が登場する。
基本的には、ダイバーシティを尊重するが、利害のズレによっては、対立はさけて通れない。

ということで、まとめ
我々は新たなカンブリア紀を生き残るために、新たな進化が必要で、おそらく姿形も変更を迫られるだろう。
生物と、知的存在のダイバーシティを尊重しつつも、利害が対立した際、我々の種と哲学を
持続的に継続、繁栄できるようにする必要がある。
そのためには、良き人間と、良きロボットとは何かを問い続ける必要がある。

2018年予測

毎年恒例の年間予測だが、昨年を読み返すと
どうやら昨年は、ブログに予想を書いてなかったようだ。
今回は、
「バブル」「地震」「老朽化」「人工知能&ロボット」をキーワードに予測してみようと思う。
バブル
現在、不動産価格と株価が上昇している。
これは世界的な◯◯ショックから世界経済が一旦立ち直りつつあるということや、日本だとオリンピックまでの、
不動産需要の上昇が要因なんだろう。
不動産以外にも現在いくつかバブっているものがある。
「仮想通貨」これは、昨年10倍から100倍になったものまである。
本来仮想通貨も、通貨システムであり、等価交換でなければならないのだが、
未公開株のように、信用のないものを安く買って、信頼や期待が膨張するとそれが10倍100倍になるという、現象がおきている。
ビットコインより、スマートな仕組みの仮想通貨はどんどん登場していて、新たに利用する人々が先行者に、多額の費用を献金しなければならないという理由は本来存在しない。
仮想通貨をギャンブル的にちょびっと買って、あまり値動きに振り回されずしばらく寝かしておくぐらいならともかく、本来通貨は等価交換のツールであるべきで、この仮想通貨のバブル的価格上昇は、本質的なものではないという事を理解しておくべきだ。
(それに加え、新しい仮想通貨と称して、資金だけ集めて、逃げてしまう詐欺や、中身のないICOなども度々出現しているので、あまい話には注意が必要だ。)
現在の日本におけるバブル感はまだ始まったばかりだが、当面続きそうなんて楽観視はしないほうが良いと思う。
個人的な予想メモとしては今年〇〇ショック的な何かで、一気に株価が下がると予想している。
まあ今年じゃなくても、世界中に存在する火種は常にくすぶっているので、そういうものが時々出現するのは
想定の範囲と考えなければならない。
地震
「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」のように、地震というのは4年に一度比較的大きいもの、8年に一度ぐらい印象としても被害が大きいものが、国内で発生している。
地震はいつどこに来るかはわからないけれど、いずれはやってくるものだと思って、事前、事後の対策を整えておくべき事項だと思う。
少子高齢、設備の老朽化
これもほぼ毎度のキーワードだが、少子高齢という部分では、
18歳人口が大幅に減ってしまう2018年問題により、大学の経営が成り立たなくなるという予測が既にされている。統廃合は避けて通れないと思う。
今、インフラで気になるのは、鉄道関係。
最近ちょいちょい同じ路線で遅延トラブルが発生しているのをニュースで確認できる。
少し調べた感じだと、どうやら職員の高齢化と、設備の老朽化が背景にありそうだ。
・人工知能&ロボット
去年末に日本でも発売が開始されたAIスピーカー。
家電が連携して、音声コントロールできるというだけでなく。
LINEのClova Friendsなどをみると、従来の固定電話を再定義する可能性もありそうだ。
そういう点で、人工知能は我々の暮らしをより便利にしつつある。
一方で プレシンギュラリティが既にはじまっている。
知能と身体、人間の全部を、ロボットが上回るのは、もうしばらく先になるだろうが、
パーツ・パーツで捉えると、既にシンギュラリティは始まっている。
現在、既存の労働が、ロボットやコンピュータートに取って代わり、ロボットの面倒をみること(ロボット係)が、新たな仕事になりつつある。
株価はあがる一方で、それらの設備投資に、企業の内部留保が使われ、社員の給料アップには繋がらない。それが、今日の日本の姿である。
まとめ
高齢化、少子化、オリンピックや米国支持によるテロリスクの高まり。
これらの解決のため、我々は、人工知能や、ロボットの活用・開発を進めなければならい。
一方それは、人々がロボットの管理や、彼らの機能向上のために日々働くという事を意味するが、
彼らは、現状敵ではない、我々はロボットと日々コミニュケーションを続け、協力関係を向上させるべきである。
今年そして来年、日経平均として、上昇は続くだろうが、◯◯危機による◯◯バブルの崩壊についてはくれぐれも注意した方が良いだろう。

未来に進むためにやっている事

些細な事が大半だが、理想とする未来の実現のために自分が心がけていること、やってる事を考えてみる
・新しいことに関心をもつ
未来のタネをできるだけ多く確保するためには、まずは新しいことに関心を持つことだと思う。
テクノロジーがわかりやすい例だが、新しい哲学について学ぶ事も重要だと思う。

・資源の有効活用。例えば、食べ物を残さない

植物とか野菜を育てて思うのは、れらが育つのには膨大な時間と手間がかかっているという事である。
たしかに我々は、農業技術の向上により、食料を大量に生産するようになってきた。
とはいえ、地球上の資源は有限である。
・哲学で商品を選ぶ、お金を使う、商品の背景を知る
安いだけで選ぶと、低品質の、粗悪品が蔓延る事になる。
そこで人々は安くても、良質なものを求めるようになった。
しかし商品の質だけ良くても、それを作る工程や、そこで得られた資金がどのように使われるかによっては、
社会に悪い影響を及ぼす事に気がつき始めている。
最近の言葉で言うと「エシカル消費」という事なんだろう。
・レガシーなものを捨てる
紙、現金、和暦、FAX、CD、DVD、印鑑などなどレガシーなもので使わなくて良いものは極力使わないようにする。

未来の企業

現在、政府では、
労働賃金をあげよう
労働時間を減らそう
非正規雇用をなくそう(正規・非正規格差の是正)
という事をすすめようとしている。

労働賃金をあげる
たしかにそれは悪いことではない。
企業が利益をあげ労働者に還元されるのは結構な話である。
ただし、実際のところ、現代社会の多くの仕事はそんなに重要度が高くない。
みんなの金儲けのために、より多く浪費する社会を目指すより、
少ない賃金で、より豊かな生活を送れる社会を実現させたほうが、良いと私は思う。

労働時間を減らそう
これはその通りである。
今の日本の企業は、他者との小さな差別化のために時間を費やしすぎであり、
生活者自体も、コスパの悪い製品やサービスにどっぷり浸かりすぎである。

非正規雇用をなくそう
正規雇用の位下げと、非正規雇用の位あげどちらも必要だが、これは法律もあるし、
企業の取り組みもあるし、労働者側の意識も変える必要があるだろう。
企業が労働生産性をあげるためには、極端な話、無人で、利益が生まれるように
目指すことであり、そういう意味でいうと、未来の企業は雇用を生まないのである。
従来の企業であれば、企業は、労働者に報酬を出すことができたが、未来の企業は、
労働者に報酬を出すことができない。
なぜなら、労働は不要なのだから。

じゃあどうすればよいかというと、
企業は労働者をもっと自由にすべきだし
一方で社会は、生存に必要な企業は社会システムの中に取り込み
テクノロジーの進歩に重要な企業は、資本主義システムで残すという、
使い分けが必要だと思う。

生活者も企業が利益を得るための仕組みではなく、
社会の進歩に貢献するための場となる事が理想だと思う。
雇用の創出装置としての企業の役目はすでに限界に達しつつあり、
そこに国民を割り当てる事で、国家を維持するというシステムの継続には問題があると思う。
我々は価値観を共有できる利害の共有グループに対し無報酬もしくは、低報酬で生活できるための
モノ、サービスを提供すべきだ。

一方で、より高度化するテクノロジーの管理と、進化も支える必要があり、そこには貢献度合いに応じた
報酬という、資本主義的な要素も残すという2本立ての社会構造が当面の理想形なんだと思う。

目指すべき日本の未来

一般的にGDPを成長させるためには、
・人口を増やす
・労働生産性を向上させる
のどちらかが必要になる。
人口に関しては、「移民を増やす」「出産率を高める」のどちらかとなる。
アメリカは移民による人口増
中国は国内の人口増
それぞれ今後もGDPの増加が期待出来る
一方、日本では、どちらもできていない。
結論を先に急ぐと、
・移民をある程度受け入れ、優秀な海外人材を増やすこと
・産みやすい、育てやすい環境を改善して出生率を増やすこと
がまず必要だと思う。
労働生産性については、
・遅れている行政のIT化、
・企業の労働生産性の向上
-無駄の多い日本式の働き方の改善
 -性能向上、やサービス向上のための労働のうち費用対効果の悪い部分を省力化
・人工知能、ロボットの導入
といったことで改善、もしくは向上させる必要がある。
もっとも、そのほか、老若男女問わず、もっと働けば、現在の人口でも理屈の上では
GDPを増やせる。
しかしそれらは、移民活用問題、出生率の改善がそれぞれ進められていない現状の
GDP落ち込みをゆるめるぐらいにしかならないだろう。
だから日本としてやるべきことは、上記の事となる。
国にとっての富は、GDPなのだから、GDPを向上させるのは当然なのだが、
国民にとっては、必ずしも、GDPの向上は必須ではない。
一人当たりGDPが向上できれば、国全体の富は減少しても個人の生活水準はしばらく維持できる。
しかしそうはいっても、子供、若者の少ない社会というのは、新しいものをどんどん生み出す力が
衰えていく。
理屈上は出生率の低下の中でも一人当たりGDPを増やす手段もあるけれど、やはり注力すべき点は、
出生率の改善と、教育の向上だと思う。
現在は世界の仕組みが変わろうとしている。
GDPを改善することは別に、日本がめざすべき事。
それは、働かなくても生活出来る仕組み作りと、普通の生活をするのに必要なお金をもっと少なくする事。
簡単に言うと、所得を増やそうというのではなく、生活に必要なコストを減らそうという発想である。
最低賃金がアップしても雇用がなければ、収入が得られないし、収入がなければ生活ができない。
現在多くの仕事が徐々に効率化、ロボット化が進み、徐々に減っていく。
今ある仕事の多くが何十年か後にはなくなっていると言われる。
要は従来の生存に必要な仕事はどんどん機械が代替する事で、なくなっており、
その分、それ以外の部分での仕事が増えているのであり、単純に仕事を増やすという観点とは別に
金儲けをしなくても、豊かな生活をおくれる社会へと、仕組みをかえていく必要がある。
具体的にどうすればいいかというと、
社会が必要最低限のインフラを無償、もしくは定額制で提供すれば良い。
社会の中には個人も含まれており、もっと地域で衣食住のシェアリングを行えば良いのかと思う。

21世紀らしからぬ風景

選挙 電子投票が進んでいない
機械化といえば、せいぜい投票用紙を機械で読み取っているぐらい。
新幹線のチケットをネットから取るのが難しい、複雑
国内なのに、「東日本」「東海」「西日本」などサービスが分断されていてネットでの予約が面倒。
なんだったら窓口で買ったほうが楽なんじゃないかというぐらい、使いにくい。
電子機器、家電が連動しない
そろそろスマホ一つで、全家電を、操作・管理できてよいと思うのだが、メーカーの足並みはバラバラなので、
なかなかうまいように連動しない。
防災無線・広報 スピーカー
家によっては、よく聞こえない、場所によってはうるさい。地域の広報スピーカー。
地域によってはメールで通知してくれるサービスがあるようだ。
今後は、防災アプリ、LINEなどといった、幅広く利用できるように連携できると良いと思う。
自動運転
毎日多数の自動車事故が発生しているが、自動運転になったら、事故はだいぶ減らせると言われている。
パスワード
あらゆるサービスがパスワードをいちいち要求してくる。
認証端末と連動して、もう少し認証を簡易化すべき。
ポイントカード
無駄に増えるポイントカードこれはなんとかしがたい。
Tポイント・Pontaポイントあたりに多少は集約されてはいるものまだまだである。
モバイルSuica
さすがにそろそろ、iPhoneにモバイルSuica搭載搭載してくれよと思うのだが、
実現するには、iPhoneも改札側も今後も対応を進めない限りは実現できないわけで、
実現する頃にはiPhoneが下火になっていても不思議はない。
モバイルSuicaの何が便利かというと、オートチャージはカード型でもできるとして、家計簿連携ができて便利なのである。
クレジットカード
クレジットカードもいつまで16桁の数字にたよっているのだろう。
若干は進んでいるようだが、2段階認証あたりで、リアルもネットもセキュリティを強化してほしいものである。
SPAMメール
なんだかんだいって増える一方である。