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軍艦島(端島)

先日、端島(はしま)に行って来た。
【交通】
東京からは、羽田-長崎空港を飛行機。
長崎空港から、長崎駅まではバス(高速バス)、
長崎駅から長崎港までは路面電車、
長崎港から端島まではツアー船で行った。
【宿泊】
軍艦島だけなら、日帰りでも行けると思うが、せっかく行ったのに天候不順で船がでない事もありえるので、
その場合は翌日に行こうと思い、長崎駅近くのビジネスホテルに1泊にした。
【軍艦島(端島)】
「元々は、南北約320メートル、東西約120メートル」(Wikipedia)の島だった。
炭鉱の開発により、埋め立てにより広げられ、コンクリートのアパートが建設され、多いときは島に5000人を超える人々が住んでいて、今から30年少し前に閉鎖された、現在は無人の島である。
天気もまあまあよく、波も静か、無事軍艦島に着く。
岸壁はコンクリートで固められていて島全体がちょっとした要塞のような感じだ。
陸に上がって、見学できる箇所はごく一部で、くずれかけの建物に入ったり、あまり近づけないのだが、
建物の多くが風化しているのがわかる。
30年と考えると、それほど長い歳月でもないが、雨風や、一部は波にさらされる事や、建築の問題で、
崩壊が進んでいるようだ。
建物の窓からは、植物が見えたりして、
無人となった建物にひっそり息づく植物の存在は、美しい。
廃墟と言えば、数年前に行ったカンボジアも
廃墟と言えば廃墟である。
カンボジアの場合は、寺院であったものが、自然倒壊したものや、
戦争により破壊されたものなどが見られる。
個人的に好きなのは、人工物が、長い時間をかけ、雨風により自然倒壊し、
尚かつ植物などが、新たな住人となっている姿。
(なので人工的に倒壊したものは、あまり関心が無い。)
簡単に言えば、盛者必衰、諸行無常 後の世界といったところであろうか。

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