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日: 2011年8月22日

フジテレビ・偏向報道抗議デモ

自分はナショナリストでもないし、反韓流とか興味ないが、
今回のデモに関して、
今回に至るまでのいくつかのデモ、尖閣諸島デモ、反原発デモ。
徐々に規模が大きくなりつつある事と、一般人が参加しやすくなってきているという点に注目したい。
この要因として大きく分けて2つの理由をあげるなら
・ネットの力の増大、そしてネットからリアルへ
・一向に日本が良くならないという不満(閉塞感、フラストレーション)
世界では毎日のように様々なデモが行われている。
2011エジプトでの大規模デモでは、政権崩壊させるまでに至った。
これには、ネットが大きく貢献したとされている。
現在、日本ではTwitterが人気だ。
さらに、東北地方太平洋沖地震でも活躍するという実績を積んだ。
テレビではあまり取り上げられなかったが、国内のデモはネット上ではそれなりに、取り上げられている。
これにより、これまで日本では特定の人々のものだったデモというものが、ネットを通じて徐々に一般人へと広がりつつあるのだと思う。
ただ、ネットはこれだけ普及してきたのに、そのわりに大した事ないなと思う部分もある。
そういう意味でも、ネットからリアルや既存メディアの影響力の見直しは一つの動きだと思う。
署名や、デモ、ビラまき、どれほどの効果があるかは疑問だが、無意味ではないと思う。
まずは、ちゃんと意見を持ってそれを視覚化することは大事だと思う。
相変わらず選挙の投票率は低いが、一般人が社会の問題に参加しようとする動きは良い事だ。
その一方で危険もある。
ネットで広まっている噂や思想は必ずしも正しくない。
誰かが意図を持ってしむければ、既存メディア同様に、民衆の過激な行動を煽る事も可能だ。
日本政府や特定の思想団体が、国が抱える不満を外に向けさせる為に、ネトウヨを煽る事も可能だし、
逆に隣国の政府などが日本との貿易や、ビジネス参入を阻害する目的でネトウヨを煽る事もあり得る。
インターネットは、世界の人々に少しずつ変化を与えている。
日本では、Twitterがはやり、地震や、原発の問題がネットでも多く議論された。
それでも日本は変化しないかのようにも見えたが、わずかではあるが、
変化しているのだと思う。
その変化が今後明るい方向へ繋がっていくかどうかはわからない。
Twitterも一時のブームでもう廃れ始めているのかもしれないし、
デモ拡大の動きの、たまたまなのかもしれない。
ただ今後、少しずつ様々な問題が共有化され、一般人がより手軽に参加できるような
環境が整っていくならば、今後日本でもデモという形で人々が問題意識を共有するという
動きが広がっていくだろう。
いつまでも日本がよくならないという問題に関しては、たまたま世界的にそういう流れだから
という面もあるだろうが、国民一人一人の問題意識にも原因がないわけではない。
国民一人一人が、私欲や自己の利益のみにとらわれず、社会の問題に関心を持ち、
解決に向けて努力が必要だと思う。
話は戻るが、
テレビが与える影響は過小評価してはならないし、公共の電波の利用方法は重要な問題だと思う。