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労働とは何か

資本主義が支配する社会において、賃金を得る為に行う行為。
それが労働である。
共産主義的な観点からすると、それと同じ行為を無報酬でやるべきなのだが、
それはあくまでも理想論だ。経済というのはお金というニンジン(馬人参)がある事で、
近年発展してきた事も事実である。
資本主義社会において、生きる為にはお金がいる、しかしお金の為に
生きているわけではない。
だから、お金を得る事を目的化してはならない。お金は手段であって、
目的ではないからである。
では生きる目的とは何だろうか?
イエスは「人はパンだけで生きるものではない。」と言った。
生きる為にはパンも必要だが、パンの為に生きているわけではない。
ミドリムシぐらいなら生きる事が当面の目標かもしれないが、人間は
「人間らしい生活」「豊かな生活」を目指して生きている。
「人間らしい生活」「豊かな生活」とは何か?を考える前に、
日本国憲法 健康で文化的な「最低限度の生活」とは何か考える。
「三度の飯」「風呂に入る(できれば毎日)」「ネットをする」この3つははずせないなと個人的には思う。その上で、文化的な生活として、音楽、美術、旅行、哲学、創作などを楽しんだりしつつ社会や人類の発展の為に働く事が人間らしい豊かな生活だと私は思う。
話は一歩戻るが、人が働ける期間は限られている、多くの場合生まれた頃(幼少期)と、老年期には
働く事は難しい。国は「労働に関わらず」 健康で文化的な最低限度の生活を保障すべきであり、労働というのは+αであるべきというのが私の持論である。

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