日本経済崩壊とか、世界経済崩壊とかそういう話はオカルトも含めてたくさんある。
先進国はすでに衰え始めており、新興国が台頭してきている。
ただ新興国も成長一辺倒とはいかず、バブル崩壊や、食料不足、オイルショックのようないくつかの、
危機が待ち構えている事だろう。
で、日本は沈没するのだろうか?
今の政治情勢などを見ている限り、見通しは明るくはないだろう。
たしかに、物価が今の2倍になったりする事はあると思う。
たしかに大変ではあるが、その程度だ。
物価が数倍になったくらいで日本沈没と言っているのだったらそれは詐欺だと思う。
お札に6桁ぐらいの0がついている国に行った事もあるが、そんな中でも楽しそうに生活している人はいた。
今後、中期的に見て、日本はインフレの方向にすすむ可能性は高い。
しかし、インフレ一直線かというと、今みてわかるように、その前にデフレがどんどん進行する
可能性だってある。
インフレ時に貯金の価値は目減りするが、逆に円高時には価値があがる。
金(きん)は比較的強い資産だと思うが、世界経済が不安定な状況化においては、どうなるかは分からない。
もちろん出来る事はやっといた方がいいと思うし、必要だと思うが、実際どうなるかは分からない。
大手企業は、今、日本から出ていく事を本気で考えているだろうが、それは正しいと思う。
しかし、海外に安全地帯があるのか?というとそうではない、日本経済が傾いている時は、アメリカやアジアも大きなダメージを受けている事だろう。
逃げ場なんてないのだ。
国というレベルで経済を考えたら地球上に安全な逃げ場なんてないし、
日本は鎖国すればよいかというと、それもできないだろう。
世界は既に運命共同体なのだ。
じゃあどうしたらよいのだろうか?
個人レベル、企業レベルで危機に備える。
これは重要だと思う。
・経済を学び、経済危機や、世界情勢の変化にも素早く対応できる準備
ただしこれで慢心は禁物。本当の危機は想定を超えたものだから。
・非常時でもライフライン(衣食住、電気、通信)をできるだけ確保できる事
・体力、健康でいる事、知恵をつけておくこと
・信頼できる仲間を持っておくこと
・危機や変化に際しても楽しく生きる
いかなる場所や、いかなる状況でも楽しく生きていける力こそ、最高のサバイバル能力だと思う。
結局の所こういう事なんだと思う。
カテゴリー: 未来
過去のブログ投稿を読んでみると、俺、意外といいこと言ってるなと思う。
中には、「原子力を止めて、火力で石油をさっさと使い果たしたほうがよい」というものもあって、
おーこれはまさに今やるべきだよ。と思ったりする。
【エネルギー】
これは重要だ、日本が過去のオイルショック以降、省エネ化を行った事は、現在の日本製品の
大きな力となっている。
エネルギーはこれからもますます重要になっていくだろう。
しかし、地下資源は有限で、コストでもある。
原発問題を機に、新エネルギーに注力する事、省エネを更に進める事は日本の未来にとって、
世界の未来にとって非常に重要だ。
【移民の受け入れ、観光客の呼び込み、文化の輸出】
特に優秀な人材を世界中から集める事は重要だ。
また、海外に留学して世界中の技術や知識を集めて再び日本に戻って来てもらうような、
人材の輸出&逆輸入も重要だ。
日本全体じゃなくても、東京だけでもよい、とにかく外国から多くの優秀な人材を呼び込む必要がある。
観光や、文化の輸出が重要なのは、日本がなにか主張したい時、文化的な背景が既にあった場合と
なかった場合ではまったく理解されやすさが違うと思うからである。
一番いいのは日本に来て、日本文化を知ってもらい、日本を気に入って、国に戻ってもらう事だと思う。
そうすれば、日本製品や、日本のサービスを気に入ってもらいやすくなるし、継続的に日本経済にプラスの波及効果をもたらす事になると考えられる。
【ロボット技術・宇宙】
日本が成長を遂げるには、広大な空き地を耕す必要がある。
広大な空き地がどこにあるか考えると、
一つはまだまだ未発達なロボットの分野があると思う。
もうひとつは宇宙空間。
宇宙空間にいってしまうともはやそこは日本じゃないが、文化や思想の継承先、
拡散先として宇宙も一つの新天地だと思う。
【変化を受け入れよう】
世界は進化し、変化している。
日本が現状の社会水準を維持するためには、変化を受け入れないといけないと思う。
農業の保護政策をやめたり、移民の受け入れ、交通インフラの再整備、英語の公用語化などなど
負担や努力は必要になるが、必要な事だと思う。
「東京未来シナリオ2035/4つのシナリオと都市戦略提言」
を見に行って来たのでメモと思った事。
特に重要な対策は
・移民を含め海外からの優秀な人材を呼び込む
・海外留学を増やし国際競争力につながる人材呼び戻す
・エネルギー問題
・テクノロジー
・規制緩和、規制改革
このあたりだと思う。
それを実現する為には、現在の延長だけでは無理で、
なんらかのパラダイムシフトが必要だ。
問題は、どのようにしてそれを起こすかだが、
優れたリーダーが登場してうまいようにやってくれたらいいというのは一つある。
しかし私は改革をリーダーに求めるのは難しいと思う。
一つは、日本がリーダーを生む環境でない事がひとつ。
もう一つは日本の大衆がリーダーを見極める能力がないと思うからである。
つまり、優れたリーダーが生まれる可能性は低く、例え登場したとしても、
社会がそれを認められないのであれば、「強いリーダー待望論」は無意味だ。
そもそも強いリーダーが登場する瞬間というのは、社会が一様に共通した深刻な問題を抱え、
それをなんらかの強引な方法で押し進める必要性が出た時だと思う。
というわけで、私はリーダー登場によるパラダイムシフトには期待していない。
歴史的に東京をみると、水害、災害とか、空襲など外部の圧力による変化が、ターニングポイントに
なっている。他にオリンピックも東京が変化したポイントしてあげられていたが、
私は東京オリンピック推進派じゃないのでこれは忘れておく。
では東日本大震災はどうか?これは一つの外的な圧力だと思うが、
今の所大きな変化は見られない、
もっともエネルギーの分野では今後じんわり変化をもたらす事に
期待したいと思うが、あまり大きな期待はしていない。
前向きな希望もある、それは、テクノロジーによる変化である。
蒸気機関車、石油の登場は世界を大きく変化させた。
通信、インターネットもまたしかりである。
ということで一番健全な変革は、テクノロジーによる変革だというのが今回の私の中での結論。
その他、今回の話の中で面白いなと思ったのは
・コンピューターの分野
歴史からみて、未開の土地を開拓する事で、世界の覇者となるという現象は十分考えられる。
アメリカ大陸、中国、インド、アフリカといった具合である。
ではこれからの東京の場合どうかというと、それをコンピューター空間に求めてはどうかという
アイデア。SFチックではあるが私はありだと思う、マトリックスな世界か、サロゲートな世界かは
分からないが、開拓地としてはありだと思う。
・労働力の再構成
高齢者が増え生産力は低下する。
でもテクノロジーの進歩によって、それらをうまく組み合わせたり、再構成出来るんじゃないか?
というアイデア。これは興味深い。
・選択と集中
自分が選択と集中によって除外されるのは嫌だけれど、
自分が選択を行うのは好きな人は多い。
人々に選択をさせるようにしむければ、全体としても選択が進むのではないかというアイデア。
今の社会これで行こうというと、ここが問題、あれはどうするという堂々巡りになって
なかなか進まない問題が多い。いったん民衆に選択をさせるのがよいのではないかと思う。
フェルドマンさんメモ
・既得権益をやめる
・肉問題(人口の増加により肉が足らない、肉を育てる穀物)
・農業
・羽田空港(もう少し改善が必要)
・労働問題、終身雇用の維持は良くない(若い人いじめ)、移民を受け入れる
・ヘルスケア、日本の医療は割高
・エネルギー問題
・ニューヨークに近い原発 インディアンポイント
ともかくまあ、最も重要なのは人々が変化を受け入れる事だと思う。
変化を受け入れば、テクノロジーが東京の未来を活性化させる事だろう。
【国には頼らない】
よく、日本は駄目だという文脈から、「リーダーがビジョンを示すべきだ」という話を見聞きするが
私ははたして本当にそうなのだろうか?と思う。
個人の価値観が多様化している現在、総理大臣がこれはこうするべきだといきなり言い出したところで、民衆は同じ方向を向くだろうか?
原発の問題を例にあげるなら、政府が何か方向性を示したところでどれだけの人が賛同するだろうか?
重要なのは、国民一人一人が原子力、水力、火力、太陽光、地熱、風力それぞれについて学び、
リスクはなんなのか?何を増やして何を減らすべきなのか、そのためには何を犠牲にできるのか?
国民一人一人が意見を持つ事だと思う。
それを集約した上で、
それにそった政策を進めるか、あるいは国としてあえてその方向へは進まないという選択を行うかを
決めるのがこれからの政治のあるべき姿だと思う。
【豊かさ】
今の日本はある程度希望が満たされている国だと思う。
あるひとは、これを希望のない国だと言うけれど、欲求がある程度、しかもはじめから
満たされているため、その事実を強く感じる事が困難な状態にすぎないと思う。
戦争を知らない子供たちは、戦争を体験した子供たちより、豊かな生活に対する満足度は低いだろう。
だからといって、子供たちは戦争を体験したほうがいいのかというとそうは思わない。
戦争を知らない子供がそのまま何にも知らない大人になっちゃうのは問題だけど、
豊かさを認識しづらい境遇というのは、私はとりたてて悪い事だとは思わない。
【海外へ行こう】
世界のどこかでは今もテロや紛争があったり、貧困や、飢餓が存在する。
基本的人権が確立されている場所もあるし、公害や、病気が蔓延している土地もある。
そういった危険な場所に行く事はおすすめしないが、日本という国が、衛生的で、そこそこ安全で、
食料が溢れているとう状態を認識できる程度に海外へは行っておいたほうがよいと思う。
【仕事】
現在日本に溢れているビジネスの多くは、必ずしも生きる事と直結したものではない。
食べ物にしても、今日を生きる為だけのものではなく、味のこだわったり、
残して捨てられている食材や料理も多い。
たしかに広い意味で仕事というのは誰かの役にたっている。
でもそれは本当に必要な仕事なのだろうか?。
お金を得る為に仕事を作り出し、不要なものを人々が購入する事で経済が回っている。
より多くの脂肪をつける為にあの手この手で企業は商品を売り、お金を得る。
得たお金で自分の脂肪を増やしたり減らしたりする為にお金を使う。
世の中に必要とされている仕事がないとは思ってない。
だけどそれ(必要な仕事の数)は限られていると思う。
そしてこれから先、その仕事は減っていくと思う。
でも仕事がないと人々はお金に困り、仕事を奪い合わなければならないし、不要な仕事を
広く浸透させつづけならない。
だから私は、仕事をしなくても、そこそこの生活ができるような社会を目指すべきだと思う。
これからは各々の価値観でもって、必要だと思う事に時間を使えるような社会にするべきだ。
【土地の価格】
仕事がなくても、そこそこの暮らしをするために、ひとつ壁となるのが、地代・家賃だ。
なので、仕事をしなくてもよい社会を実現させるためには、社会が住居を提供するか、
地代を下げる必要がある。
逆に地代が安い所で、仕事がなくても生活でき永続的に活動できる環境を実現させるというのも
ありなのかも。
【多様性・永続性】
資本主義のように拡大し続ける事が必須である仕組みは永続的とは言えない。
膨張し破綻し、また膨張を繰り返すという意味では永続的なのかもしれない。
でもそれって無駄だと思う。
一方で昔のように、特定の価値観でもって、汗水して、肉体的、精神的に満足すれば
それでよいのかというとそうでもない。
この時代、幸福を感じる事は必ずしも容易ではないかもしれない。
それでも、それぞれの価値観でもって人類は異なるクラスタを進化させ、
永続的に発展していくことが、人類の進むべき方向だと私は思う。
ブログネタ: 原子力発電について、どう思う?
フクシマの原発事故前と後、原発の何が変わったのかというと、原発の安全性が変わったわけではない。
以前から原発は100%安全ではないし、これらかもそうである。
今回の事故は原発の価値に変化をもたらしたという点が重要なんだと思う。
(放射能汚染による直接的な被害やそれに伴う風評被害を含め。)
今後の電力をどうするべきかは、国民で考えるべきだと思うが、
私としては
・現状の原子力発電所は当面維持(ただし安全対策は強化や設備更新は必要)
・電力料金を3〜4倍にアップして自然エネルギーへのシフトに割り当てる。
・個人や企業が売電をしやすいように法整備を行う。
短期的に見れば電気代のアップは経済的なマイナス効果があるだろうが、
省エネ技術やスマートグリッドについてもっと本気で取り組むだろうし、
これまで採算が合わなかった発電方法なども採算があうようになると、
新エネルギー分野が発展するだろうと思う。
来年になれば、電力需要の問題(東京電力の電気供給不足の問題)はいくらか
解消されている事だろう。
じゃあそれでこのまま以前の状態に戻ればいいかというとそうは思はない。
これを機に、
・電力料金に負荷をかけてでも、新エネルギーの普及と開発に力を入れるべき。
・生活基盤である電力が東京電力に依存している事、電気の使い方を自らもふくめ反省し見直す。
というのは必要だと思う。
1)今後原子力発電所を増やすのは難しい
多くの人がそう思っているように、当面の間、原子力発電所を新たに作る事は難しいだろう。
ただしこれまでがそうであったように、それ以外に決定的な代替手段がない場合は、
いずれまた新たな原子力発電所を作る時がくるだろう。
それは20年後かもしれないし、もっと先の未来かもしれない。
例えば、自動車にしても、飛行機にしても、列車にしても事故は起きるがそれ自体はなくならない。
土砂災害があっても人は山に住むし、津波があっても人は海辺に住む。
火災があっても人は火を使うし、水害があっても人は水を使い続ける。
原子力発電も同じだと思う、100%の安全はないし事故も起きる。
それに代わる決定的なシステムができればそれに移行するだろうが、それにはまだ時間はかかりそうだ。
ひとまず、新たな原子力発電所が作れない事で、我々が覚悟しておかなければならないのは、
電気料金の負担増だと思う。
2)既存の原子力発電は安全対策&もっと安全な原子力発電システムに
飛行機事故が起こったとき人々はどうするだろうか?
ひとつは、乗らないという選択肢がある。
そしてもうひとつは問題点をあらい改善するという選択肢だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の原子力発電所
日本には稼働中の原子炉が55基あるという事なのだが、これらを停止するという考えは、
現実的ではない。言うまでもなく電力は現在の社会の原動力だからである。
電力の供給不足は、経済のみならず、生活に大きく影響し、ともすれば命に関わる影響さえある。
信号機が消える事で、事故が増えたり、電気のかわりに火を使う事で火災に繋がる事もある。
事故がおきるまでは、それが安全だったのかというとそうではなくて、危険性は既に昔から
存在していて事故によってそれが可視化されたに過ぎない。
裏を返せば安全性は以前と変わっていない。
だから、原子力発電はより安全対策を行う事と、より安全性の高いシステムに移行して
使い続けるというのが妥当だと思う。
3)自然エネルギーの活用+化石燃料類
自然エネルギーと聞いてすぐに思い浮かぶのが、太陽光、水力、風力、地熱である。
ただし太陽光発電は夜間や、雨の日など天候次第、風力は風まかせで頼りない。
他にも太陽光発電は設置環境や、コスト、耐用年数、風力も設置場所の問題に加え、騒音問題や、強風での破損などが指摘されている。
ダムを用いた水力発電は、ダムの問題(ダムはムダだと騒がれた)がある。
地熱はもっと利用されて良いと思うが、温泉地などと近いと温泉との兼ね合い(掘ると既存の温泉に影響がでるかもしれないのでやだ)があるのでこれも一筋縄ではいかないようだ。
地下熱利用は地味ではあるが、冷暖房の消費エネルギーの削減効果を期待できそうだ。
他にも潮力とか波力とかいろいろあるわけですが、結局それらをいろいろ活用しつつ、火力を使うというのが当面現実的な発電方法なんだと思う。
4)発電の未来
今回東京電力の電力共有不足で思ったのは、非常時であっても電気、ガス、水道、通信というインフラをどう確保するかという事である。
電気はとても大切だ。そんな電気を一企業に依存してしまっていいものなのだろうか?
たしかにこんな事は滅多にないだろうが、現実に起こった事であり今後もしばらく続くだろう。
そう考えると、自家発電や、狭い地域での発電システムを持ち、発電システムを二重化したほうがよいのではないだろうか。
今は電力が不足してもガソリン自動車で移動もできるが、今後電気自動車が普及したら、電力不足はもっと大きな問題となるかもしれない。
発電方法や利用できるエネルギーは先にあげた方法以外にも、水素だったり、温度差とか、振動とか色々あるけれど、発電方法自体だけではなく、(一企業だけに依存しない)電力供給という事も課題だと思った。
最後に蛇足ではあるが、未来の原子力発電として 核融合炉の実現にも期待している。
まあ相当先の話なのだろうけど。
スマートフォン→インターネットケータイ
スマートテレビ→インターネットテレビ
スマートグリッド→スマートな電力使用
そんなわけで色々スマートにしてみよう。
スマートカー→ ぶつからない自動車、全自動運転
スマートメガネ→電脳メガネ
スマート自転車→アシスト付き自転車、ネット自転車、高速自転車
スマートトイレ→ウォッシュレット&健康管理システム
スマート照明→自動調光照明
スマート農業→野菜工場
スマート物流→高速、全自動物流
スマート掃除機→全自動掃除機
スマート衣料品店→オンデマンド衣類
スマート目覚まし時計→chumby
スマート歯ブラシ→全自動歯ブラシ
スマートベビーカー→走行アシスト、安全設計
スマートトランク→走行アシスト
スマート本→電子書籍
昨日の分析の結果、自分は水に結構関心があるらしいという事がわかったので、水について少し。
以前水について書いた、
水(2008/08/25)
当時、個人的に、かなり漠然とした危機感しかなかったが、
外国資本による、水源の買収が指摘されるようになった現在、それは現実味を増しつつある問題となっている。
どうせ40年もすれば、日本の人口は1億を割っているんだし、地方の土地も維持できなくなるんだから、不要な土地なら外国資本に渡るのは構わないが、そこに住む人が生きていく上で欠かす事のできない要素。ライフラインに影響を及ぼす可能性のある、事柄には一定の制限が必要だろう。
水は生活に重要な要素であり、カリフォルニア電力危機のように、投機目的でライフラインが人質に取られるのはさけなければならない。
予想の前に昨年の予想も振り返ってみる。
■2010年予想
http://tsubute.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/2010-dda1.html
・Android躍進
昨年の時点では、Androidが成長するかこけるかまだわからないような状態だったが、
今年登場した製品を見る限り今後数年のAndroid成長は確かなものとなりつつある。
・携帯の無線LAN搭載は、
スマートフォンなどの容量の大きいデータを3G回線以外で補強するのとともに、APモードのように
テザリングによって、通信を他の端末に分配させるという意味でも重要になりつつある。
・菅直人が総理大臣に
「総理大臣の交代」という意味では予想通り。
個人的には、小沢にならなくてよかったなと思ったが、一日も早く新自民党による
小さな政府&構造改革の路線に戻る日を切望している。
・2番底
2番底を予想したが、2番底という程の下げは無く、現在は回復傾向にあるといっていいのでは
ないだろうか。
ある意味はずれたが、はずれてよかった。
・LED電球
去年はまだ早いと思っていたが、思ったより早く価格が下がった。
昨年では4千円以上してたのが、今や千円台に突入しつつある。
少し負け惜しみで言うなら来年からが買いだと思う。
——————————————-
では、本題の2011年予想
■2011年予想
【プチ贅沢】
私が今一押しのキーワード。
長引く節約疲れもあるだろうし、ちょっとした景気回復もあるだろうし、これはかなり重要なキーワードに
なるだろうと思う。
現在デフレのせいもあり、安売りチェーンが流行っている。
個人的にはこういう店が嫌いだ。
デフレを助長し、商品の質が悪く、店が汚く、店員も疲弊し、客もガラが悪い。
安売りチェーンでも、システムの自動化(ロボット活用)により効率化を図ったり、仕入れの工夫などで、
安さを実現する分には賛成だが、前者のような悪い安売りは長続きしないだろうし、社会にとっても良くないと思う。
【種から芽が出る】
抽象的ではあるがまいた種から芽がでつつある年だと思う。
「Android端末」「電子書籍」「LED電球」いずれも来年の成長分野だと思う。
【政治】
来年も首相の交代があるのだろうが、期待はしてない。
衆議院解散 総選挙以外はいらないよ。
【携帯】
来年は総スマートフォン化、NFC対応、LTEがキーワードになりそうだ。
Suica対応さえすれば、ガラケーにこだわる理由もないし、ガラケー向けサービスもスマートフォン対応に
動きつつある。
NFC対応は実際の所なににつかえるかはよくわからないが、個人的にAndroid+NFCはわくわくする。
現在、爆発的に増えつつあるケータイ経由の通信にどう対処するかは大きな問題だ。
そこで、登場するのがLTE、wimax そして、従来どおりの無線LAN(固定回線へ)である。
LTEはまだ利用できる範囲がせまく、本格的に利用できるようになるのがは2012年以降だ。
そうはいってもKDDIは指をくわえてみているわけにもいかないだろうし、wimax対応か3Gとのデュアル対応機を出してくるだろう。
【ポストiPad】
正直私でも
このまま来年もiPadがFLASH対応しないならAndroid端末に乗り換えると思う。
(iPhoneに関しても、来年もSBの回線しか使えないならAndroid端末に乗り換えると思う。)
iPadが意外と使える端末だということは今年よくわかった。
ただiPadを買ったのは比較対照となる端末が出てなかった時代のことである。
来年には、同じような端末が何社からもでるだろし、ビジネスユースも含めiPad系端末が
普及すると思う。
iPad系端末が売れる理由として、
Webを見るのにお手ごろ、手軽な端末というのもあるが、もうひとつ
「最近電子書籍が注目されているけれど、専用端末を買うのはリスクが大きい。
それならそれ以外にも使えるiPad系端末のほうが使い道がありそうだ。」
というニーズが出てくると思っている。
電子ペーパーは明るいところでも読みやすいので、電子書籍専用端末も
そのうち普及するだろうが、それにはまずコンテンツが揃わないと。
【2020年】
ついでだ、あまりあてにはならないが2020年を予測しておこう。
現在のASIMOと同程度のロボットなら200万円ぐらいで販売されるだろう。
ASIMOがなにが出来るかというと、それほど多くのことはできないが、買い物とか
留守番ぐらいならできると思う。
これが意味するのは、
一部の企業が、個人用汎用ロボットを利用できるするようになるだろうという事。
ロボット好きな個人か、富裕層が個人でロボットを利用できるようになる。
ということ。
その勢いでロボットの低価格化が進めば2030年までにはロボットも一人1台の時代となる。
街には様々な個人用汎用ロボットがあふれている事だろう。
今後ロボットは急速に進化を遂げるであろうが、それらが人間の能力を超えたとき、人間はどうあるべきかという問題を再度考える。
人間を超えたロボットからしてみれば人間は下等生物である。
その時、人はロボットがもつ優位性を拡張することで、ロボット人間になることを選ぶのか、下等生物として存続することを選ぶのかの選択を迫られる。
人間の能力を超えるロボットは、社会を作り、宇宙空間を開拓するだろう。
もし人が、進化を選ばなければ、ロボットが作る社会の外で活動する必要がある。
それはちょうど森の中で暮らす生き物たちのようなものである。