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東京都知事選

東京都知事選を振り返って。
私の場合 渡邊氏→小池氏→石原氏→東氏 という位置づけだったので、東氏になるよりはよかったと思っている。
石原氏が問題だとおもうのは、すでに4期目だからである。
問題発言が多いのもあるが、現職が有利な状況で4期続けるのは問題だと思う。
東氏が問題だとおもうのは、知名度による支持が多い事だと思う。
もちろん宮崎県知事としての実績はあると思うが、
東京は別に宮崎のように知事に都の宣伝マンを求めているわけではないし、
本来必要としているタイプはちょっと違うと感じる。
(だから石原氏が当選したといえばそうなのかもしれない。)
今回の選挙で指摘されているのは、
・石原氏に入れたのは年配が多い。
・東氏に入れたのは若者が多い。
・若者の投票率が低い。
・そもそも投票率が低い。
ということである。
年配の人が問題なのは、
・保守的な傾向
・テレビ、新聞の情報に依存している
という事だと思う。
これだと、
・テレビで露出の多い候補者ばかりが当選しやすくなる
・現職が有利
ということになるし、現実にそうなっている。
じゃあ若者は正しいのかというと
・テレビの影響を受けやすい
・ネットからの情報も受けているがネットの情報も必ずしも正しいとは限らないし、
 情報リテラシーが十分でない若者も多い。
という面もある。
これを変えるにはどうするべきか?
・国民全体が政治にもっと関心を持つ事
・立候補者の考え方や実績をもっと有権者に届けられるようネットでの選挙活動を解禁する
・現職の立候補には制限を設ける
というのがまず重要だと思う。
しかし知名度が高い程有利というのは、あまり適当な対策がない。
これは、国民が知名度で選ばないようにするぐらいしかなさそうだ。
あと思うのは20歳未満の選挙参加についてである。
投票権というのは難しいかもしれないが、投票して得票にはしなくても
数字だけ公表するだけでも民意の一部として数字が公表される事に意味があると思う。
蛇足ではあるが、
原発の問題なんかも、国民が騙されていたんじゃなくて、
「保守派」「政治に無関心な若者」「テレビに影響される人々」がそれぞれ黙認してきた事で今につながっているように思う。

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