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日: 2006年10月10日

国産検索エンジンその2

気になる、「日の丸検索エンジン」だが、
国産検索エンジンの開発に対する一般の理解が足らないと思うので一言。
・サービスの停止などによる影響
・意図的に表示結果を操作された場合の影響
・検索技術は情報化社会の中核技術である
こういった事をふまえ、この情報戦争において今、敗北を認めてしまうのは早すぎる。
なんらかの理由でグーグル、ヤフーが、日本向けの検索サービスを停止したらどうなるか?
Google、Yahooの検索は便利である。それだけに経済的な損失は相当なものになるだろう。
例えば、選挙前にとある政党に有利なページを上位に持ってくる。
逆に別の政党に不利なページを下位もしくは、検索結果からはずす事も可能だ。
政治的にはその辺りの危惧があるのだろう。
しかも検索アルゴリズムがブラックボックスになっている以上情報が操作されていても
わからない。
Googleが世界中のWebページを読み込んで、瞬時に検索できる仕組みを提供した。
しかし、「増殖する地球上の情報をすべて整理し尽くす」道のりはまだまだ遠い。
検索技術の向上と、研究は今後継続的に必要だと考える。
グーグル覇権に挑む(2)フランスの国産検索エンジンプロジェクト「クエロ」の野望
http://it.nikkei.co.jp/internet/special/search.aspx?n=MMIT06000005062006
「日の丸検索エンジン」開発へ産官学コンソーシアム・7月設立
http://it.nikkei.co.jp/internet/special/search.aspx?n=MMITba003016062006