予想の前に昨年の予想も振り返ってみる。
■2010年予想
http://tsubute.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/2010-dda1.html
・Android躍進
昨年の時点では、Androidが成長するかこけるかまだわからないような状態だったが、
今年登場した製品を見る限り今後数年のAndroid成長は確かなものとなりつつある。
・携帯の無線LAN搭載は、
スマートフォンなどの容量の大きいデータを3G回線以外で補強するのとともに、APモードのように
テザリングによって、通信を他の端末に分配させるという意味でも重要になりつつある。
・菅直人が総理大臣に
「総理大臣の交代」という意味では予想通り。
個人的には、小沢にならなくてよかったなと思ったが、一日も早く新自民党による
小さな政府&構造改革の路線に戻る日を切望している。
・2番底
2番底を予想したが、2番底という程の下げは無く、現在は回復傾向にあるといっていいのでは
ないだろうか。
ある意味はずれたが、はずれてよかった。
・LED電球
去年はまだ早いと思っていたが、思ったより早く価格が下がった。
昨年では4千円以上してたのが、今や千円台に突入しつつある。
少し負け惜しみで言うなら来年からが買いだと思う。
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では、本題の2011年予想
■2011年予想
【プチ贅沢】
私が今一押しのキーワード。
長引く節約疲れもあるだろうし、ちょっとした景気回復もあるだろうし、これはかなり重要なキーワードに
なるだろうと思う。
現在デフレのせいもあり、安売りチェーンが流行っている。
個人的にはこういう店が嫌いだ。
デフレを助長し、商品の質が悪く、店が汚く、店員も疲弊し、客もガラが悪い。
安売りチェーンでも、システムの自動化(ロボット活用)により効率化を図ったり、仕入れの工夫などで、
安さを実現する分には賛成だが、前者のような悪い安売りは長続きしないだろうし、社会にとっても良くないと思う。
【種から芽が出る】
抽象的ではあるがまいた種から芽がでつつある年だと思う。
「Android端末」「電子書籍」「LED電球」いずれも来年の成長分野だと思う。
【政治】
来年も首相の交代があるのだろうが、期待はしてない。
衆議院解散 総選挙以外はいらないよ。
【携帯】
来年は総スマートフォン化、NFC対応、LTEがキーワードになりそうだ。
Suica対応さえすれば、ガラケーにこだわる理由もないし、ガラケー向けサービスもスマートフォン対応に
動きつつある。
NFC対応は実際の所なににつかえるかはよくわからないが、個人的にAndroid+NFCはわくわくする。
現在、爆発的に増えつつあるケータイ経由の通信にどう対処するかは大きな問題だ。
そこで、登場するのがLTE、wimax そして、従来どおりの無線LAN(固定回線へ)である。
LTEはまだ利用できる範囲がせまく、本格的に利用できるようになるのがは2012年以降だ。
そうはいってもKDDIは指をくわえてみているわけにもいかないだろうし、wimax対応か3Gとのデュアル対応機を出してくるだろう。
【ポストiPad】
正直私でも
このまま来年もiPadがFLASH対応しないならAndroid端末に乗り換えると思う。
(iPhoneに関しても、来年もSBの回線しか使えないならAndroid端末に乗り換えると思う。)
iPadが意外と使える端末だということは今年よくわかった。
ただiPadを買ったのは比較対照となる端末が出てなかった時代のことである。
来年には、同じような端末が何社からもでるだろし、ビジネスユースも含めiPad系端末が
普及すると思う。
iPad系端末が売れる理由として、
Webを見るのにお手ごろ、手軽な端末というのもあるが、もうひとつ
「最近電子書籍が注目されているけれど、専用端末を買うのはリスクが大きい。
それならそれ以外にも使えるiPad系端末のほうが使い道がありそうだ。」
というニーズが出てくると思っている。
電子ペーパーは明るいところでも読みやすいので、電子書籍専用端末も
そのうち普及するだろうが、それにはまずコンテンツが揃わないと。
【2020年】
ついでだ、あまりあてにはならないが2020年を予測しておこう。
現在のASIMOと同程度のロボットなら200万円ぐらいで販売されるだろう。
ASIMOがなにが出来るかというと、それほど多くのことはできないが、買い物とか
留守番ぐらいならできると思う。
これが意味するのは、
一部の企業が、個人用汎用ロボットを利用できるするようになるだろうという事。
ロボット好きな個人か、富裕層が個人でロボットを利用できるようになる。
ということ。
その勢いでロボットの低価格化が進めば2030年までにはロボットも一人1台の時代となる。
街には様々な個人用汎用ロボットがあふれている事だろう。
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