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日: 2008年8月25日

近い未来、世界中で水が不足すると言われている。
でも海に囲まれた日本ではピンとこないのである。
たしかに、食料の大半を海外に依存していて、海外の水が枯渇すればそれらは生産できない。
それらを日本で生産しようとすると日本の水は不足する。
たしかにそうなんだろうが、それでもやっぱり水不足ってどうも理解できないのである。
とはいうものの、石油や、とうもろこしじゃないが水が高騰するなんてことも十分にあり得る訳で、
なんとか考えとかないとね。

高齢社会のあるべき姿

まあ実際にはいくつか考え方があるだろうが、どうせ長生きするなら、楽しい老後を暮らせるほうが
いい。
しかも、より多くの高齢者が楽しい老後を送る為にはお金がなくても楽しめる高齢社会が必要だと思う。
そして逆に、高齢者はお金を貯蓄してはいけない。お金を儲けるのはOKだが貯めてはいけない。
お金がなくても、楽しい老後をおくれるなら、無駄に貯蓄する必要はなくなる。
高齢化社会が今問題なのは、貯金や医療保険をどんどん消費してしまう事である。
不死の医療には莫大な費用が必要だからである。
しかも、不死を目指した延命の医療は社会を幸せにしない。
世界人口の総数は増えていて、一方国内総生産は下がる。
世界が資源を奪い合う時代に、大量消費を軸とする豊かな社会は困難である。
まあ若いうちはそれでも世界と戦い、資本の奪いあうのもよいだろう。
でもそこには永続性がない。
てなわけで、高齢者はお金がなくても楽しめる生き方を選ぶ必要がある。
社会は高齢者を楽しく過ごせる生活を保障する代わりに、高齢者の貯蓄を回収する。
若者が高齢者を支える社会を望むなら、それもいいが、ベビーブームはやってこない。
やってくるのは高齢化ブームである。
変えられない未来の中で変えるべきなのは、高齢者自身の考え方であり、社会である。
限られた資源を限られた予算で楽しくすごせる社会。高齢者が高齢者を支え、若者のパワーに依存しない社会。それがこれからの高齢社会のあるべき姿だと思う。
問題はそれをどう実現するかだが、この考え方をまずはパッケージ化して、それが必要になったタイミングで社会全体に一気にインストールする。というのが作戦です。