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カテゴリー: マネー

バーチャル

リーマンブラザースの破綻のテレビの解説を見ていて、ねずみ講の話みたいだな、と思った。
より複雑な金融商品を次々にを作り、中身を理解せず売り続ける。
しかしひとたび信用が失われると価値は失われる。
別に株や、証券、にとどまらず現金だってバーチャルなものであって、
人々がそれに価値がないと思えば、それはただの紙くずでしかない。
そんな事は、誰でも知ってるはずだが、目の前にある物がリアルだと思い込む事でこの世界は成り立ってる。
何かが価値を失っても、また新たな何かが作られ、それが信用され、価値を持ち、それに依存するしかない。
多かれ少なかれ、経済とは泡を作っては消え、作っては消えるというシャボン玉のようなものだろう。

ドル安問題

もうめんどくさいから、ドルを廃止してユーロに統合しちゃえばいんじゃないか?
日本もアメリカも成長期は終わったのだから、老後のあり方を考えるべきだと思う。
原油高の大きな原因に、石油依存、世界人口の増加、衰えるドル(アメリカ)などがあげられる。
ドルの価値が下がると、投資家のマネーが、ドル以外に流れる。
そうすると、必要な物が色々値上がりする。
世界はドルにどっぷり浸かっていて、このドル中毒から抜け出すのは難しい、
同じく世界は石油にどっぷり浸かっていて、この石油依存から抜け出すのは難しい、
それでもこれからすべき事はあきらかである。
ドル中毒から抜け出し、石油依存をやめ、食品・エネルギーの自給率を高める。
そうしなければ、今後もドルが安くなる度に、石油や、食料品が値上がりし生活に影響を及ぼすだろう。

会社は誰の物か

会社は誰の物か?
株主の物という考え方は正しいと思うが、株主だけの物ではないと思う。
まず、「所有する」という事は、持ち主がその物をコントロールできなければ、それは持ち物と呼べないだろう。
株主は発言権を持つが、発言によってコントロールできるのは大株主に限られるし、細部に至るコントロールは大株主であっても難しい部分があるかと思う。
会社を実際運営しているのは、社長や、社員であり、彼らがコントロールしている部分も大きいだろうし、さらに言うと、顧客が会社の動きに影響力を持っている場合もある。
つまり場合によっては、顧客もその会社を一部シェアしていると言えるのではないだろうか。
少し視点を変えて、法人というのは法的に認められた一種の人だという考え方がある。
人にお金をあげたり、貸したりする事はできても基本的には人を買う事はできない。
それと同じ様に考えるならば、会社は会社であり、誰の物でもないという考え方もできるのかもしれない。
じゃあ株主は何なのかというと、会社が持つ、思想や、将来性、収益性、安定性などを見てお金を出す人という事になる。
金額によっては、発言権を持ち会社をある程度コントロールできるかもしれないが、すべての会社に当てはまる事ではなく、場合によりけりである。
そもそも会社は儲ける為の物として考えられる場合が多いが、
本当は、人々の理想とか幸せを実現する為にあって、利益というのは、それを実現する際の副産物的な要素であるべきなのだろう。

Jパワー株

このインチキ資本主義国が!どあほー。
買っちゃいけない株なら公開されてること自体がおかしいだろゴラっ。
・海外の投資家が納得のいく説明をする。
・今の二倍、国内の投資家が日本の株を買うようにする。
どっちかにしてくれ。

1ドル100円

日本の未来はまだ霧の中だが、一方アメリカの景気も強気の買いに支えられてきたものであり、基軸通貨としてシフトが進みつつあるユーロ。人口の増加により、急成長を遂げるアジア、インド。
一ドル100円は妥当だと思う。ドル安なのに、石油高により日本にはまるで恩恵がないようだが、円、ドル同時安じゃないだけ、ましなんじゃないかと思う。
それはさておき昨日に続き、民主党ってどうなんだって話。
結局、民主党の行動というのは、はやく政権を取りたい→日本が危機的な状況になれば解散総選挙になるだろう。
って事なんだな。
ここで問題だと思うのは2つ。
解散に追い込めるなら、日本を危機的な状況に陥れる事もいとわない姿勢。
解散総選挙すれば民主党が政権を取れるという思い込み。
確かに、世論調査によると、次の選挙で民主党が取る可能性はあるだろう。
でもその先に何があるだろう?と私は有権者に問いたい。
選挙によって日本がよくなるなんて事がそもそも幻想である。
民主党が勝っても、自民党と民主党でそれぞれで分裂が発生し、国民はなんのメリットもなく、ただのドタバタを眺めて見ている事しかできないだろう。
ちょうど今がそうである様に。

株を辞めてしばらくだが、ひさびさに株を買う。
予想としては、今年後半まで株が低下し続けると思っているので、今が買いなのかはかなり微妙だ。
ただ、まあ安いので、ちょっとした衝動買いである。
少し話は変わって最近の株安で意外だったのは円高である。
有事の円高とまで言われているようだ。
たしかに、ドル安と、ユーロがなぜか連動する。
でなぜか円が高くなるようなのだ。
まあ一時的なものなのかもしれないが、これはちょっと面白い傾向だと思う。
現在米国の力の衰とともに、脱ドルが進んでいる。
個人的にはやはりユーロにシフトしていくべきだと思うが、ロシア、インド、中国の動きもあるし、ドルがそのままユーロにシフトするという事もでもなさそうである。
日本は日本でアジアには日本円を広めるべきだし、それとともにアジア共通通貨を作る必要もあると思う。
WBSで伊藤洋一がバーチャルなお金が基軸通貨になるのではというような事を言っていた。
私は、この話はまったくもって意味不明だが、他にも同じような話は聞いたことがあり、もしかするとそういう構想が密かに進行しているのかもしれない。
でどの部分が意味不明かというと、「バーチャルなお金」という言葉である。
電子的な通貨という事だろうか?
仮にそうだとして、そもそも通貨というのは、国家などにより価値を保証された貨幣の事であって、誰かがその価値を保証しなければ成立しない。
例え、世界銀行な所が発行するにしても、それはバーチャルなお金じゃなくて、その他の通貨と同様にその価値を保証したものでなくてはならない。
少なくともそれを保証するものが、紙なのか、電子的なものかどうかは重要ではない。
あるいはそれ以外の意味でのバーチャルなお金とは一体なんだろうか?
逆にバーチャルじゃないお金ってなんだ?という話である。
思うに今、世界中でドルの売り逃げが必要になってきている。
しかし、みんながドルを売り始めると、最後までドルを持っていた人は大損をする。
下手すれば国家的な大損失を招くことになる。
つまりドルは他人に悟られない様に、こっそり売らなければならない。
偉い人が公の場で我が国はドルにシフトさせますなんぞ、言った日にはドルは暴落し、損するのは自分である。
他国に悟られない様にこっそり、着実に行う必要がある。
全面的にドル売りを仕掛けて、その上で「基軸をドルにすると発表する」という方法はあるかもしれないが、そんなことしたらさすがに殺されそうだ。(笑)