他でも書いたが、Google Glassは単に
・スマートフォンをハンズフリーで使うためのもの
・ARを使った表示
という表面的な機能の目新しさより、社会的な影響を及ぼすかもしれないという事を、ここに書き記しておきたいと思う。
・人々のGoogleロボット化
現在Googleはインターネット上のあらゆるサイトをクローリングし情報を集め、検索結果を提供している。
そしてネットだけでなくストリートビューのように、リアルの世界も撮影機材を使ってクロールしている。
現在この作業は人の手によって行われているが、いずれはロボットが自動的に巡回撮影を行うようになるだろう。
それに加え、グーグルメガネを普及させたらどうだろう?
そこから収集できるデータを活用できれば、広範囲に細かくリアルの世界をクロールできる。
最も、Androidケータイがそうであるように、当面Googleが端末から、情報を収集する事はないだろう。
ただ、それが技術的には可能で、それを行う事で巨大な、ビッグデータを得る事ができ、おそらくそれはなんらかの価値を生み出す事が推測できる。
・監視社会(歩く防犯カメラ)
カメラ付きケータイやTwitterの普及は、事件が起こると撮影機材を持って、記者やカメラマンが向かい、それをマスメディアを通じ多くの人が情報を得るという、従来の情報の流れを変えつつある。
情報は瞬時に個人がネットに流し、それをネットメディア、マスメディアが拡散する。
録画や録音は現在の多くの人々にとって一時的な行為であるが、グーグルメガネが普及すれば、
それは、継続的に行われる可能性もある。
これにより今まで、見過ごされていた小さな問題も含めて、記録され、突如公開される可能性もある。
・ライフログ
自分が見たものを継続的に記録し、自動的にタグ付けされ容易に検索できるようになると、
トータルリコール(完全記憶)のような事が実現するかもしれない。
これは良い点もあるが悪い点もある。良い点は忘れなくなる事である。
悪い点は忘れなくなる事である。自分にとって不要な記録は削除すればいいわけだが、
他人にも同様に記録が残っているわけで、そこに不都合な記録が残り続ける事もありうる。
既に街は防犯カメラで溢れており、電子化された世界で、人々の活動は電子的に記録されている。
ただこれはまだほんの入り口である。
人々が好まざるとも、社会はあらゆるものを記録する方向へ向かうだろう。
たしかに始めは息苦しさを感じるかもしれなが、そのうち慣れるだろう。
そんなもんである。
もしそれがどうしても耐えられないなら、名前を捨て、社会を捨て、誰とも会わずひっそり森の奥深くで暮らす以外にそこから逃れる方法はない。
重要なのは人々が大きな心で現実を受け止める事である。
大きなフレームワークを作れば、多くの人々にとっては、別段不自由を感じない住み良い社会になるはずだ。
逆に、もし小さな嫉妬や、細かな規律で他人を縛ろうとするならば、人々はさなぎのように生きなくてはならなくなるだろう。
カテゴリー: テクノロジー
長らく使ってきた目覚まし時計がやや壊れてきたので新しい目覚まし時計を買う事にした。
今回の目覚ましの条件は
・小型であること
・アナログ式表示
・頭を押すとアラームが止まる事
・1000円前後
希望としては、
・前面からアラームがセットできる事
・時刻調整とアラーム調整を間違えにくい事
というのがあったのだが、これは該当する商品がお店では見当たらなかった。
さらに買って使ってみての不満は。
・アラームを設定もしくは止めるには背面のスイッチを操作しなければならない。
・時刻をあわせるのに、時計の時刻合わせと間違える。
・アラームの時刻の針が、一方向にしか回転しない。
・今アラームが設定しているのか、設定してないのか前面では判断できない。
目覚まし時計てのは、寝ながらセットしたり、オフにするようなもんなのに、
なんでいちいち背面にアクセスしなきゃならんのだ。
たしかに1回のアラームじゃ起きれないひとのためにそうなってるのかもしれないが、
普段アラーム1回で起きれる自分にとっては、面倒以外の何者でもない。
特に今セットされているか前面で判断できないというのは痛い。
とにかく、21世紀だというのに、なんでこんな使い勝手の悪い目覚まし時計が普通に流通しているのかがよくわからん。
こういう機能に表されない使い勝手の悪さを客観的に判断できる仕組み(ユビキタスサービス)が欲しいなと思った。
PanasonicのLEDランプなのだが接触が悪くてちかちかする。
LEDなのでライトの部分は外れない仕様になっているのだが、頭に来たので分解してみた。
※分解できる仕様にはなってないので、分解はおすすめしない。
マイナスドライバー(細め)を、「本体と銀色の隙間の部分に、差し込んで少し隙間が空いたところでグッっと更に差し込んで」を一周するとなんとかあく。
接合部分には、透明の輪がついているが面倒なので気にせず引きちぎる。
開けてみると3カ所爪があった。(画像最下部、白いキャップのような形の内側3カ所)
次に画像で言うと中央茶色の丸いのが、白いキャップのような形のに○と□の穴で繋がっているので、それもマイナスドライバーではずす。
茶色の丸いのは、LEDが取り付けられている基盤で裏返すと2個目の画像のようになっていた。
中央の四角い部分が光る。
LEDって発光ダイオードのようにまるっこいのがついてると思ったらこんな形だったんだな。
金属の部分を掃除して再度元に戻したら、正常に点灯するようになった。
LEDは確かに長寿命かもしれないが、接触が悪くなって掃除しないといけない場合とかもあるんだから、分解できる仕様にしておいてほしいものである。まったく。
ちなみに分解中マイナスドライバーが手に突き刺さって負傷した。
ということで悪い子は真似しないように。
土曜日にテレビが届き、今日は操作方法を覚える事にする。
まず、テレビとレコーダーのリモコンは酷い。
ボタン多すぎ、必要なボタンがどれかわからない、押し間違える、テレビとの連携が十分じゃない。
あとレコーダーは起動に時間かかり過ぎ。
スリープモードとかあったほうがいんじゃないか?。
こう見ると、家電というのは、高機能化はどんどん進んできたけど、操作性の改善とか、別メーカー製品との共通化とかはあんまり進んでないのだろう。
Appleの襲撃に期待したい。