ホーム -> コラム

テレノイド(エルフォイド)

ついにあのヒト型ケータイ端末研究の全貌が明らかに! アンドロイドメディア「エルフォイド」の発表会に行ってきた(追記あり) : ギズモード・ジャパン
http://www.gizmodo.jp/2011/03/post_8629.html

コンピューターやロボットが今後進化するとどうなるだろう?
マトリックスのように、電脳空間に活動の場所を移すのだろうか?
あるいは、サロゲートのように物理的なアバターを使って活動するのだろうか?
あるいは、ARのように映像などは現実と電脳空間と合成されるけれど、
物理的なロボットのようなものをリモートで利用される事は当面ないのだろうか?


パソコン空間での活動としては、Second Lifeが一つの試みだったと思う。
人気は持続しなかったが、オンラインゲームや、アバターを使ったサービスは今でも
あるし、今後も登場するだろう。

一方サロゲートはどうだろうか?
Anybotのように、実体のあるロボットを通したチャットシステムは、
少しずつではあるが実用化に向けて動いているように見える。

きよぴー(テレノイド)はどうだろうか?
個人的には欲しいが、あまり使う機会はないだろう。
(もしきよぴーのケータイストラップが発売されたら欲しい。)
テレビ電話やSkypeなどは、リアルタイムで使うものなので、
限られた場面でしか使えないのである。

サロゲートの機能をおおまかに2つに分解してみると
・遠隔地に力と情報を送る(アウトプット)
・遠隔地の情報を映像や音だけでなく、その他の感覚を得て、体験する(インプット)
となる。
ロボットを通じてアウトプットできれば、
仕事場に自分が行かなくても作業ができるかもしれない。
ロボットを通じて体験できるのであれば、
例えば、ロボットが別の場所に行って、そのロボットを通じて体験するという使われ方も
ありだと思う。

少なくとも、サロゲートのように遠隔操作できるロボットが安価になれば、
少なくとも、身体的に外出が難しい人には利用するメリットがあると思うし、
精神的に外出が苦手な人にも利用されるかもしれない。
身体的、精神的にも、外出が可能な人でも、天候等の理由で、外出が難しい場合や、
遠くてなかなか行けない観光地をロボットで観光するなどの利用方法はあるだろう。

2011/08/07 01:41