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なぜこれからはロボットなのか?

日本がロボットに力を入れるべき理由

・ロボットが受け入れやすい文化的背景。
日本は、アニメや漫画等で多くのヒーローものロボットが登場し、ロボットが社会の中に受けられやすい文化的背景が 存在する。この点は欧米より有利な点だ。また海外にロボットを輸出するのにも、 日本が持つ、「安全」「高品質」「クールジャパン」のイメージはある程度活用できるだろう。

・高齢社会
世界に先駆けて日本はこの問題を解決しなくてはならない。
この問題は、将来全世界で抱える問題だし、医療、福祉におけるロボット活用は、 投資の価値がある領域だと考える。
高齢者だけではなく、逆に子育ての部分でもロボットが活用できる範囲はあると思う。
育児を支援する事で将来的には少子化に歯止めをかける事も重要なポイントだと思う。

日本が、ロボット開発でアメリカより不利な点。

・軍事産業
iRobotの掃除機がまさにそうだが、軍事産業は、それなりに大きな市場であり、そこで開発される技術は、 民生品にも利用可能なものも含まれる。
その点日本は別の分野での資本を元に開発を広げる必要がある。
宇宙産業、医療、福祉、子育て、サービス業、物流、その他何らかの領域でロボットの産業を広げる必要がある。

日本が、ロボット開発で中国などより不利な点。

・現在日本が電化製品等で、中国等にシェアを奪われている理由として、
アジア諸国も比較的精度の高い製品が安く作れるようになってきたという事がある。
携帯なんかをみると、OSの進化が端末の進化がなかなかついてこれず、一周遅れで、 国内メーカーが新しいOSに対応している状況だ。

あれはパクリだとか、うちのほうが高性能だといっても市場で評価されなければ負けである。
デザインと性能、使いやすさは従来通りでも、日本も安くする技術や、高速に変化する環境に 適応する力を磨く必要があると思う。