電子決済取引の現状と試み

「現金支払いお断り」東京で実験店開店へ ロイヤルHD(2017/11/1)

中国でモバイル決済が普及した "本当" の理由(2017/08/30)

スマホ決済"日本6%中国98%"格差の理由(2017/06/23)

日本の電子決済の普及が遅れている理由を中国の例から考えると

・現金主義

・日本の場合はクレジットカードありきの電子マネー

・ハイスペック

・手数料

などが原因かと思う。

個人的にはようやく、8割ぐらいの買い物を、クレジットカード、モバイルSuicaで利用しているが、
まだ使えない場面が時々ある。
使用できない、もしくは個人的に使用しにくい例としては
・自動仕分けサービスを使っていて、タクシーが交通費として自動分類されないことがあるので、
1000円以下の場合あえて現金で払う場合がある。
・電子マネーに対応していない、床屋、東急ハンズ(店舗による)、100円ショップ、その他商店
・領収書(会社経費にする場合の)をもらうのに、カードだと微妙な場合がある
など、一筋縄ではいかない。

日本がよく一周遅れになる原因を作り出す、無駄にハイスペックな使用を求めてしまう。
導入する店舗は手数料や端末の導入コストを嫌がる。という障壁を越えるためには、
大手銀行か、通信会社が途中に銀行や、カード会社を挟まずに電子決済サービスを
提供するのが理想だが、これはなかなか難しい。

となると国が、電子決済を優遇する税政策にするとか、いつものように黒船待ちとなるのかもしれない。