自殺をなくそう


諸外国と比べて、とりわけ日本は自殺の多い国である。
自殺の理由として健康上の理由が一つ挙げられる。
これを減らすためには、「健康を損なう事を防げば良い」のだろうが、人は老いいずれは死ぬ事が運命づけられている。
確かに、どうせ死ぬなら、病気で苦しむことなく、生きてるうちはQOLを維持していたいというのが本望だろう。

自殺の理由として、次いで多い、貧困、家庭問題、仕事・職場の人間関係、この辺りに関しては、日本の社会のあり方 も影響が大きいのではないだろうか。

自殺報道を減らそう

硫化水素自殺や、一酸化炭素中毒自殺など、具体的な自殺方法まで報道する事は、同様の自殺を誘導する。
報道は自殺の手口まで流す必要はないのだから、自粛すべきである。

地域コミニュケーションを増やそう

自殺のサインを察知する事が自殺を止める事に繋がる事は少なくない。
地域とのコミュニケーションに限らないが、コミュニケーションは大事だと思う。
例:ゲートキーパーコーナー 東京都福祉保健局

プライバシーの過剰配慮を減らす

プライバシーを配慮しすぎると、隣に誰が住んでいるか、どんな人がすんでいるか分からない社会になってしまう。
適度に外部から生活がうかがえるぐらいのほうが、双方安心できるというものである。

抗うつ薬の危険性

SSRIの安易な処方が、自殺の原因のひとつとして指摘されている。
正しい利用と、安易な処方が行われないようにすべきである。

適度なテキトーさ

自殺に至るまでの過程の一つに、うつ病がある。
うつ病になる原因としてストレスがあげられるが、そもそもうつ病になりやすいタイプとして、真面目、几帳面、仕事熱心などが言われている。
それぞれ別に悪いことではないが、解決できない問題は、どつぼにはまる前に、そもそも抱え込まない事が重要なのかと思う。
特によくないなと思うのは、他人からの評価を気にしすぎる事である。

失敗スキルと経験値

人が落ち込むのは、失敗だったり、他人になにか言われた時が多いと思う。
その点、失敗スキルや、経験値というのは人生にとって重要な要素だと思う。
にもかかわらず、現代の社会は人によってはセーフティーネットが過剰な道を歩んできたがゆえ、失敗の経験値が不足したまま、社会にいきなり踏み、コケてしまう人がいる。
やはり適度な失敗スキルや経験値は積んどいた方がよいと思う。