消費を考える

食品ロス / 命の消費

日本では、毎日大量の食品が廃棄されている。
鮮度の低下、消費期限が過ぎた。などの理由で毎日大量の食品が廃棄されている。
その一方で世界では飢餓で苦しんでいる人が多く存在し、1分間に17人が餓死しているという。
単純計算では、我々が食べないで捨てている食料分をもし回せる事ができれば、飢餓はなくなるという量の食品を我々は捨ててる。
我々は食べる前に命をいただくと言う「いただいます」という言葉を使っているが、食べもしない命を奪い、傍で失われている命を看過している。
安全でおいしいく便利な食品流通のためとは言え、これはおかしいという感覚を無くしてはいけないと思う。

捨てる

いらなくなったものは捨てられる。
リサイクルは使える物を捨てる事に対する罪悪感を和らげてくれるが、実際には多くのエネルギーを使ってリサイクルされている。
そもそゴミのうちリサイクルされているのは一部だ、実際には海外に不正に輸出され、環境破壊や、公害によって人々に健康被害を与えているケースが存在している。

買う

買い物は物欲を満たしてくれる。
消費は資本主義にとって重要な要素だ。
しかし、大量に生産される安価な製品は、現代の奴隷制度といわれる、労働の搾取によって成り立っている。
消費者は、少なくとも手にする商品がどこで誰が作っているのか関心をもつ必要がある。